学問的に深く掘り下げることができるように研究指導をしています。
経営学研究科では、2001年度から博士前期課程に「昼夜開講制」を導入しています。青山キャンパスの立地特性を活用した夜間・土曜日の開講を通じて、社会人の皆さんの間での研究ニーズに積極的にお応えできるような取り組みをおこなっています。時間割の面では、平日夜間の第6時限が午後6時30分から午後8時までと、勤務終了後に通学する社会人学生の皆さんも受講しやすいタイムテーブルを用意しています。
専門分野が合致すれば、指導教員に英語で研究指導・論文指導を受け、体系的に設置された英語による科目群を履修し、英語による授業だけでも学位を修得できるようにしています。
目的
経営学研究科は、キリスト教の信仰にもとづき、国際的な視野、優れた知性、創造的な感性、そして高い倫理観と寛容の精神を持つ研究者ならびに社会人を育成すること、ならびに経営諸科学の先端的な研究を行うセンターとして、その研究成果を社会に情報発信し還元することを目的としています。また、地域社会との相互交流、そしてグローバルな相互交流を行うなかで、教育と研究の一層の充実を図り、さまざまな経営イノベーションを実現できる研究者ならびに社会人を育成します。
3つの方針
アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)
博士前期課程は、大学、研究機関や産業界で、経営学、会計学、マーケティングならびに戦略経営・知的財産権の各分野の発展に寄与する潜在能力と意欲とを持つ入学者を求める。よって、以下のような能力と意欲を持つ入学者を求める。
1. 経営学の基本知識に精通している者。
2. 社会人にあっては経営学に関する高度研究能力をもとに実務において活躍する意思と基礎的能力のある者。
3. 経営学研究科で修得したものを、すべての人と社会のために役立てる意欲がある者。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)
カリキュラム体系
カリキュラムの基本構造は、経営学部門、会計学部門、IMC統合マーケティング部門、戦略経営・知的財産権プログラムの4つの専門分野に分類している。このようにすることで、一つの専門分野に偏ることなく知識を習得できるようにする。
特色
講義と演習の組み合わせによる知識の修得だけではなく、論文の作成過程で研究上のアドバイスや論文作成のトレーニングをおこなうことで、分析能力や問題解決能力を向上させる。
英語のみにより修士の学位を取得できる教育プログラムとして、戦略経営・知的財産権プログラムを設けている。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
経営学研究科は、以下の要件を満たす学生に対し、「修士(経営学)」を授与する。
1. 経営学、会計学、マーケティングもしくは戦略経営・知的財産権の分野において、専門知識に精通している。
2. コミュニケーションを円滑に行い得る能力を身につけている。