現代社会研究科公共圏創成専攻では、独自の入学者受入れの方針を掲げ、主体的に学ぶ意欲のある人材を求めています。
公共圏創成専攻は、社会規範・文化、国際コミュニティ、地域コミュニティを研究領域として、現代社会の諸問題の解決に向けて、主体的に公共圏を創成していくための高度な専門的研究能力と実務能力を開発し、高度の専門性と実践性を兼ね備えた専門的職業人、市民活動家、地域リーダー、教育者、研究者などを育成することを目的としています。そのために、地域から、日常生活から、世界と地域の将来を女性の視点に立って見通し、現代社会における幾多の課題を克服するための分析力、地域の力を積極的に活かす組織力、そして政策提言能力の獲得を目指す意欲ある人材を、面接による志望動機・目的意識などの審査を中心とする大学院入学者選抜試験において求めます。
博士後期課程の科目履修に関しては、3研究領域(社会規範・文化、国際コミュニティ、地域コミュニティ)の中から一つを選択し、当該領域に所属する指導教員もしくは指導補助教員による研究指導を受け、専門分野の授業単位を体系的に修得することを要件としています。修得すべき授業科目のなかには、指導教員もしくは指導補助教員が担当する特殊研究とプロジェクト演習を含まなければなりません。プロジェクト演習は指導教員もしくは指導補助教員による、事前・中間・事後の指導と実習からなっています。実習先は,指導教員もしくは指導補助教員の指導の下に学外の研究機関などから、学位論文のテーマに即した機関を選定します。指導教員もしくは指導補助教員による研究指導では博士論文提出資格の取得のための論文の執筆・公刊を指導するとともに、研究の成果を博士の学位論文として作成し、主体的に公共圏を創成する高度な専門的研究能力と実務能力の確立を目指します。あわせて、大学院設置基準第14条特例(昼夜開講)により、社会人等に配慮した研究指導体制も備えています。
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