工学研究科博士後期課程では、高度な専門知識および高度な研究開発能力を養成するため、「機械システム分野」、「バイオロボティクス分野」、「電気情報技術分野」、「物質生命化学分野」、「土木デザイン分野」、「建築デザイン分野」を一つの専攻に統合し、柔軟な教育・研究指導ができる組織を構成しています。
産業技術デザイン専攻
工学研究科博士後期課程の基盤となる研究分野すなわち「機械システム分野」、「バイオロボティクス分野」、「電気情報技術分野」、「物質生命化学分野」、「土木デザイン分野」、「建築デザイン分野」を一つの産業技術デザイン専攻に統合することにより、専門分野が同一の教員だけでなく、他分野にまたがる複数教員による教育・研究指導を可能にしています。また、昼夜開講制をとり、社会人に配慮した教育研究指導を行っています。
目的
工学研究科博士後期課程では、工学の専門分野における高度の研究開発能力を備え、各種研究機関において先端的な役割を果たせる研究者と大学および大学院を含む教育課程の専門教育を担える研究・教育者の養成を目的としています。
設置専攻の目的
産業技術デザイン専攻
工学研究科博士後期課程の基盤となる研究分野すなわち「機械システム分野」、「バイオロボティクス分野」、「電気情報技術分野」、「物質生命化学分野」、「土木デザイン分野」、「建築デザイン分野」を一つの産業技術デザイン専攻に統合することにより、専門分野の縦割り組織の弊害を軽減し、高度な専門知識および高度な研究開発能力を備えた研究・教育者を養成することを目的としています。
社会開発・環境システム工学専攻
社会開発・環境システム工学専攻では、自然・人工の災害防止を考慮した社会開発に関する教育と研究、生活環境保全を考慮した社会開発に関する教育と研究を行う2つの専修コースを設置して、活力あるアジア・太平洋地域の拠点都市建設のための研究・開発と高度技術者の育成を目指しています。
3つの方針
先駆的かつ高度で専門的な工学の研究者を目指すにふさわしい基礎的な研究能力を持ち、研究対象に対する旺盛な探求心と研究遂行に強い意志を有する者、社会および産業界における実践的な活動の経験に立ち、真理を探求する強い意志を有する者を受け入れます。
高度な専門知識および高度な研究開発能力を養成するため、前期課程を構成する6研究分野を統合した産業技術デザイン分野を設置しています。段階的に知識および能力を養成するため、1年次および2年次に各研究指導教員が担当する「特別演習」を配当し、3年次に研究成果をまとめて博士学位論文を作成するための「特別研究」を配当しています。なお、本課程は昼夜開講制をとり、社会人に配慮した教育研究指導を行っています。
工学の専門分野における高度な研究開発能力もしくは大学(大学院を含む)の教育課程において専門教育を担う能力を身につけ、本課程修了に必要な10単位以上を取得し、かつ博士学位論文を作成し審査および試験に合格した者に博士(工学)の学位を授与しています。