園芸学専攻
園芸・造園・環境に関する知識や技術を教育・研究することにより,社会や文化の発展に寄与できる教養,人間力,社会性および国際性を兼ね備えた高度専門職業人の育成を目的とする。
園芸生産科学分野および園芸資源科学分野では,園芸植物の生理・生態・栽培法,栽培環境の保全,品質など園芸産物の生産に関する教育・研究や遺伝・育種,病害虫の同定および発生生態など園芸資源の効率的利用に関する教育・研究を行うことにより,園芸に関する高度専門職業人として地域から全世界まで活躍できる幅広い人材の育成を目的とする。
環境保全分野では,地域生態系の構造に係わる植物的自然,有機的自然,生産的自然の性質について学ぶと同時に,それらを分析するための理論と実践的な技術を修得することにより,地域生態系についての理解と認識を深め,人間が自然と調和を保ちながら生きていくための方策を模索することを目的とする。
造園学分野では,居住域から健康・福祉・環境に配慮した造園空間の計画,設計ならびにランドスケープデザインを教育研究の対象とすることにより,学生が専門性と汎用性,更に自己発展性を獲得することを目的とする。
食品科学専攻
食を通して生命科学を探究し,食品の安全および食品による健康維持と疾病予防に関する基礎的・応用的な研究を行うことにより,食品化学,食品微生物学,栄養化学,食品機能学などに精通し,会得した知識・技術を社会において有効に活用できる教養,人間力,社会性および国際性を兼ね備えた高度専門職業人を育成することを目的とする。