●取り組みの内容
学生寮(女子寮)
全室個室(定員170人)で冷暖房が完備されており、各棟のラウンジには大型テレビが設置されています。浴室には、大浴場と個室のシャワーブースがあり、洗濯機・乾燥機も完備されています。寮内には寮母さんが、土・日・祝日の昼間には、外部警備員が常駐しています。深夜も警備員が巡回し、防犯対策も万全です。
国際寮
平成29年3月に完成した国際寮は、外国人留学生と日本人学生とが共同生活を通じて、国籍を超えたつながりをもち、様々な価値観に触れて多文化を学び、国際感覚を育む場となっています。全室個室(定員60人)に、バス・トイレが完備され、共用のキッチンで自炊も可能です。
入寮費(共通):50,000円
寮費(女子寮): 【洋室6畳】1ヶ月27,000円 【洋室4.5畳】1ヶ月22,000円(光熱水費含む。)
(国際寮):1ヶ月32,000円(別途、自室の光熱水費が毎月必要です。)
食事(共通):学生食堂(予約制)朝・夕セット700円
●取り組みの目標
女子寮では、快適な寮生活が送れるよう、門限を21時(事情により22時まで延長可)とし、毎日点呼を行っています。また、防災訓練や徳島県警を迎えて防犯教室を行うなど、常に寮生の安心・安全を最優先にすることを目標としています。
国際寮においても、門限を22時に設定し、夜間は寮務職員が常駐し、防犯対策に努めています。
●取り組みについての検証と評価
「学生寮運営協議会」において、寮生活の規律保持に関すること、寮生の健康管理・生活指導に関すること、学生寮の環境整備に関すること、その他、学生寮の運営に関し必要なことを協議しています。協議会には各学生寮から1名ずつ寮生を委員に選出し、学生がよりよい寮生活を送れるよう協議を行っています。また、学生寮への入寮を希望する男子学生のニーズに応え、国際寮には、外国人留学生・日本人学生ともに男女の入寮を可能としました。
●取り組みを通した学生の成績評価
[寮生の意見]
(女子寮)
・寮生活では、他の学部、学年、出身地、留学生と深く交流ができます。また、バランスのよい食事を自分で作ることが難しいので、寮食があってよかったです。また、華道や茶道も教えてもらえるので、女子力アップに繋がります。
・県外から来て、地域に慣れていなくても安心できます。寮母さんはもちろんのこと、先輩は優しく、いつでも相談にのってくれるアットホームな雰囲気の中で生活することができます。
・共同生活を送るには、協調性が必要になってくるので、社会へ出ても寮生活の経験やつながりが生かされると思います。
(国際寮)
・寮には外国人だけでなく、日本人学生もいるので友達ができ談話室で一緒におしゃべりをしたり楽しい時間を過ごしています。
・完成したばかりの国際寮は、キャンパス内にあり近くて通学にとても便利です。
・国際課の職員の方が、学習面や生活面での支援をはじめ、なんでも相談に乗ってくれるのですぐに新しい生活に溶け込むことができました。
●取り組みの内容
(1)授業料の引き下げ
大学院生の経済的負担を軽減するため年間授業料を12万円引き下げ、54万円としました。
(2)大学院奨学金
本学大学院で学ぶ学生で、成績・人物ともに優秀で修学に熱意のある者に対して研究を支援することによって高度な専門知識や技術を備えた人材を育成することを目的に授業料の半額に相当する奨学金(年間27万円)を給付します。この奨学金は、返還の義務はありません。
(3)地方公共団体等職域推薦制度による助成
本学と連携交流に関する包括連携協定を締結している徳島県の地方公共団体や経済団体、看護学科の隣地実習施設として協定を締結している病院等の職員で「職域推薦」を受けて入学した者のうち、成績・人物ともに優秀で経済的支援が必要な者の研究を支援することを目的に、地方公共団体等職域推薦制度を設けています。免除対象費用は、入学金の全額及び授業料の半額とします。免除期間は、在学期間です。
●取り組みの内容
臨床心理士資格をもつカウンセラーがいる学生相談室では、心身の健康に関すること、進級・編入学などの就学上のこと、将来のこと、クラブ活動上のこと、対人関係の悩みなど個人的な相談にも、グループでの相談にも応じてくれます。匿名での相談も可能で、プライバシーも守られています。また、性格検査などの心理テストやカウンセリングをうけることもできます。
学生支援センターでは、学修相談や学習支援だけでなく学生生活についての相談もできるようになっています。また、「静かな環境で学習したい」「一人で勉強に集中したい」学生のみなさんのための場としてスタディルームも設置されています。
●取り組みの内容
文学研究科では、学生が所属しているゼミの担当教員が研究指導をする傍ら、生活・交友・就職などの相談にも応じてくれます。心配事がある場合は、遠慮なく相談できる環境です。学部生と同じように奨学金制度も整っていますので、経済面での不安がある場合も大学事務職員が相談にのってくれます。
●取り組みの内容
年間の最後に受講者にアンケートを実施し、その内容を指導者が共有し、以後の授業運営に役立てます。
本学では、現在52の部活動と6つの同好会(体育系29クラブ・2同好会、文化系23クラブ・4同好会)が活動をしています。
学生ボランティア部による献血啓発活動や学内クリーン作戦、阿波踊り部やジャグリング部等によるイベントへの参加や施設訪問なども行い地域貢献活動にも積極的に参加しています。
部活動において一年間を通じて優秀な成績をおさめた学生や団体には、父母会・後援会・同窓会からの支援のもと、「研修活動奨励金制度」を設け、表彰も行っています。