外国人教員
●取り組みの内容
本学には、平成28年5月1日現在、専任教員31名、非常勤講師71名、合計102名の外国人教員が所属しています。
外国人教員は、主に英語を中心とする外国語科目においてそれぞれの母国語に関する授業を担当し、学生のヒアリング・スピーキング力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力等の向上を目指しています。
また、本学と海外の大学等学術研究機関研究者との交流を推進するため、外国人招へい教員、協定校からの研究者受入制度があります。さらに、国際共同研究事業を実施し活発に研究交流を行っています。
本学教員には、日本学術振興会において実施している外国人特別研究員制度への申請を推奨しており、外国人若手研究者が本制度を利用して本学において研究活動を行っています。
その他、海外からの教員使節団も積極的に受入れており、平成25年度はコンケン大学(タイ)やカセサート大学(タイ)の教職員が本学を訪問し、今後の交流についての意見交換を行いました。
外国人留学生受入
●取り組みの内容
本学では、海外協定校からの短期受入、IAESTEを通じた学生の受入、短期相互交流プログラムなどにより、多様な留学生の受け入れを行っています。
また留学生が学びやすくなるように以下の支援を行っています。
- 留学生アドバイザー制度 入学時から半年間、大学院生がマンツーマンで履修や大学生活について相談に応じています。
- 留学生対象行事 新入生ガイダンス、旅行会、年度末交流パーティー等の行事を企画開催しています。
- 留学生住宅総合補償 日本国際教育支援協会(JEES)の補償制度に加入した留学生がアパート等の賃貸借契約をする際の保証人となり、加入の際の保険料を半額補助しています。
- 授業料一部不徴収制度 経済的に就学困難な私費外国人留学生のうち、成績優秀者の授業料を一部不徴収としています。
- 教科書補助 教科書の購入代金に対し、学部生・研究生は年間1万円、大学院生は年間2万円までを上限として補助しています。
留学支援
●取り組みの内容
本研究科では、学生に以下の留学プログラムを提供しています。
1.語学研修プログラム
春・夏休みに海外の大学で英語を学ぶプログラムです。教室だけでなく現地の生活を体験し、生の英語に触れながらその国の文化を感じることができます
2.インターンシッププログラム
春休みに米国シリコンバレーで、在住の起業家や研究者による講演、企業への訪問、現地大学の学生との交流会を実施し、国際感覚の獲得や理工系のキャリアパス、語学力について学ぶプログラムです
3.協定校等への派遣
指導教員の同意により海外協定校等への派遣が可能なプログラムです
外国人教員・留学生データ集
大学院の教員数は、調査を行っていないため表示されません。(大学院大学を除く)
外国人留学生
学年別
|
男 |
女 |
計 |
1年 |
9 |
0 |
9 |
2年 |
5 |
2 |
7 |
計 |
14
|
2
|
16
|
修業期間の多様化
●取り組みの内容
修士課程において特に優れた業績を上げた者については、本学大学院に1年以上の在学期間において修了することができます。
連携活動
●取り組みの内容
【国内の大学】 9大学と締結
女子美術大学、順天堂大学、信州大学、東京慈恵会医科大学、筑波大学、日本医科大学、福島県立医科大学、山陽小野田市立山口東京理科大学、大阪大学
【海外の大学】 67大学6機関と締結
アジア:バンドン工科大学(インドネシア)、上海交通大学(中国)、チェンマイ大学(タイ) 等 34大学1機関
北中南米:カリフォルニア大学デイビス校(アメリカ)、ウォータルー大学(カナダ) 等 9大学2機関
ヨーロッパ:オストバイエルン・レーゲンスブルク工科大学(ドイツ)、ストラスブール大学(フランス)、アンジェ大学(フランス) 等 22大学3機関
アフリカ:ダマンフール大学(エジプト)等 2大学
●取り組みの内容
本学の建学の精神である「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」の実現の一助のため「高大連携教育」は非常に有意義な機会であると捉え、積極的な活動を推進しています。
また、本学は理工系総合大学として私学随一の規模を誇る学部学科(7学部31学科)を擁しており、これにより様々な分野を専門とする教員が在籍し、最先端の実験装置等を設置しています。
本学の設備を利用した実験授業や、本学教員による最先端の科学技術の公開講義・出前授業等による高大連携教育によって、高等学校における数学・理科教育の高度化・多様化に寄与するとともに、将来を見据えた進路選択の一端となることを望んでいます。
平成26年度現在、首都圏の高等学校2校と高大連携教育の実施に係る協定書を締結しています。
その他にも、教員が全国の高等学校等に赴き出前授業や実験授業等を実施しており、また、本学に高等学校等を招いての授業や実験等も積極的に実施しています。
●取り組みの内容
本学は研究戦略・産学連携センターを設置し、基礎研究から応用研究までの研究支援と産学連携による研究成果の社会還元を一体的に推進しています。
具体的には、教員のシーズを広く産業界に紹介し、受託研究・共同研究に繋げていく活動、技術相談活動及び特許ライセンスをはじめとする技術移転活動等を進めています。
また、文部科学省や経済産業省等の産学官連携に係る支援事業に複数採択され、公的機関と連携した活動を進めています。さらに、各キャンパスが立地する企業との連携も深めています。
●取り組みの内容
2014年に開設した葛飾キャンパスは「地域に開かれたオープンな大学」をコンセプトにしており、地域連携に特に力を入れて取り組んでいます。子どもたちを対象にした科学教室「オドロキ科学箱」の実施や、区内の小中学生の施設見学受け入れ、区民も参加できるコンサートの開催、区の産業フェアへの参加、学食の一般開放、災害時協力に関する協定の締結などがその例です。
他にも、本学の研修センターがある茨城県大子町や各キャンパスの学園祭でも科学教室を行い、地域の子どもたちが多く参加しています。
生涯教育
●取り組みの内容
科目等履修生制度は、社会人に対する学習機会を拡充し、その学習成果に適切な評価を与える制度です。
本研究科では、社会人の学習意欲、知的好奇心に適切に応え、勉学の機会を拡充するために、自己啓発、業務上の知識修得、学位取得、資格取得等の目的をもつ社会人の受け入れを行っており、本学学生の学修に支障がないと認めた場合に限り、選考のうえ年間32単位以内の履修を許可しています。修得した単位は大学の正規の単位と同等に取り扱われます。
●取り組みの内容
本研究科では、高度な専門知識を身に着けることを目的に、勉学に対する強い意欲を持つ社会人に対して教育の門戸を開くため、修士課程及び博士課程で社会人特別選抜試験を実施しています。
●取り組みの内容
本学では、生涯学習センターで一般の方々や社会人、本学学生を対象とした様々な公開講座を開講しています。
生涯学習センターは、創立130年以上に及ぶ長い歴史と伝統の下に蓄積してきた学内の研究成果、教育機能及び人材を活用して、本学の知的財産を社会に還元することを目的に、平成13年10月に前身の生涯教育センターから名称変更しました。
学童から熟年までの幅広い年齢層の方々を対象に、科学講座、一般講座、資格取得試験対策講座、語学講座等、幅広い分野の講座を開講して、延べ約63,000人が受講しました。平成27年度は約110講座を開講し、約3,600人が講座を受講しました。
各種講座のうち、本学の特色を活かした科学・技術講座には特に力を入れており、近年では、小中学生向けの講座を多数開講しています。さらに、小中学生向けの講座を一緒に受講した保護者から大人向けの科学・技術講座を増やして欲しいとの要望があったため、平成24年度からは大人向けの講座も開講し、大人から子供まで広く科学の楽しさを再認識する機会を作っています。
社会貢献
●取り組みの内容
本学では社会貢献の一環として、本学への依頼等を学生へ周知し、さまざまな行事・依頼への参加を呼び掛けています。例えば、地域高校の学園祭へのステージ出演・地域イベントへの参加等の地域活動の他、文部科学省や地方自治体からくるキャンプリーダー・海外ボランティア派遣等、地域にとらわれずに行っています。
また、本学ではごみゼロ運動というイベントを行っており、神楽坂キャンパスにおいては、新宿区との協力を、野田キャンパスにおいては流山市との協力を、葛飾キャンパスにおいては大学独自に大学周囲のゴミ拾いを行っています。
その他にもボランティア活動を行っている学生団体があり、例として毎年本学にて日本赤十字社による献血運動に協力している団体や、地域の子供たちへのイベント企画等を行っている団体があります。
研究活動
●取り組みの内容
工学研究科には、建築学、電気工学、経営工学、機械工学の4専攻に55研究室があり、基礎研究から応用研究まで幅広い分野の研究が行われています。
各専攻の研究分野は、以下の詳細リンクをご参照ください。
建築学専攻
詳細リンク(外部サイトへ)
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/grad/ko/arc.html
工業化学専攻
詳細リンク(外部サイトへ)
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/grad/ko/ind.html
電気工学専攻
詳細リンク(外部サイトへ)
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/grad/ko/ele.html
経営工学専攻
詳細リンク(外部サイトへ)
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/grad/ko/man.html
機械工学専攻
詳細リンク(外部サイトへ)
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/grad/ko/mec.html
●取り組みの内容
本学では先端研究を強力に推進するため、学内の予算だけではなく、外部研究費を活用した研究施設や先端の機器・装置などの設備の充実を図っています。
2013年4月に開設した「光触媒国際研究センター」には、先端の機器・装置を設置するとともに学外の研究者が本学の研究者と共同研究が可能な体制を整えています。当該センターが光触媒のメッカとなり、世界中に光触媒技術を発展普及させていくことを目指しています。
また、大学に付属する火災科学研究専用施設の中で世界トップレベルの規模と機能を持つ「火災科学研究センター」においては、大型耐火炉(壁炉)等の設備を活用した、国内外の機関との共同研究等を行っています。
さらに「赤外自由電子レーザー装置」については学外機関に開放し、積極的に共同研究を推進しています。
上記の他に学内に設置されている機器・装置については、「研究機器センター」が一元的に整備・保守・管理を行い、学内で共通に利用できるようにすることで、先端機器の確保と効率的運用を行っています。
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『外国人教員雇用・派遣受入』とは?
外国人教員を雇用したり、外国の学校と協定などを結んで派遣してもらった外国人教員を受け入れて、教育や研究活動をさせる取り組み。
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『外国人留学生受入』とは?
国際交流の活性化や教育の活性化を図ることを目的として、制度的に海外からの留学生を日本の大学・短期大学等に受け入れる取り組み。
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『海外留学、スタディ・アブロード』とは?
日本の学生が海外の学校で学ぶときに、短期間のプログラムから1学期や1年間以上の長期プログラムの留学制度を設定するなどして、大学等として留学を支援する取り組み。
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『飛び入学・早期卒業・長期履修』とは?
より効果的な教育を行うことなどを目的として、通常よりも早い大学への入学や卒業を許可したり、通常の修業期間(大学であれば4年)よりも長い修業期間の制度を作る取り組み。
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『学校間連携』とは?
主に高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校、専門学校など)同士がより良い教育や充実した研究活動をすることを目的に連携協力する取り組み。
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『高大連携プログラム』とは?
高校と大学の協力により、高校生が大学の学びを体感し、学びに対する意欲を向上させるため、大学の授業への参加や、大学教員の高校での出張講義などの教育プログラムを行う取り組み。
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『産官学連携』とは?
大学や短期大学が、産(産業界・民間企業等)、官(政府・地方公共団体等)、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。
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『地域連携』とは?
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。
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『科目等履修制度』とは?
社会人などのその学校や学部などには在籍していない者に対し、特定の授業科目の履修を認め、正規の学生と同様に授業や試験を行い、単位を授与する制度。
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『社会人教育』とは?
社会人を対象とした新たな知識や技術の修得や学び直しに対して、カリキュラムや授業の配慮をするなど学びを支援し、推進することで大学を活性化させることを目的とした取り組み。
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『生涯学習』とは?
人が生涯にわたり学びや学習の活動を続けていく生涯学習について、大学や短期大学が学びの場や機会を提供するなどの取り組み。
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『ボランティア活動』とは?
学生が自発的に行うボランティア活動に対して、大学や短期大学が活動の支援や単位認定などをすることにより、学生生活が活性化することを目的とした取り組み。
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『多様な研究内容』とは?
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、大学が行っている様々な研究活動についての取り組み。
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『研究施設・設備の充実』とは?
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、研究活動の推進のために建物などの研究施設を建てたり、研究機器などの設備を整備したりする取り組み。