●取り組みの内容
祭式教室
2つの神殿が設けられており、本格的な作法指導が同時平行で行えます。実地修錬を通して、祭祀の奉仕者として必要な神を祭る「心」を養うとともに、神に対する礼法である「形」を体得し、厳正なる祭式作法の習熟をめざすことができます。
記念館
館内に和室と茶室を設けており、礼法・茶道などを体験する「文化継承実習」を通じて人格形成の作法を修得できます。その上で日本文化を学ぶことで、伝統を未来へ継承し、新たな文化の創造力を養うことができます。
佐川記念神道博物館
書跡典籍・古文書・漆工・金工・服飾・陶磁器等の資料を活用して、保存科学の基礎と資料の取扱い方法をはじめ、調書の作成、写真撮影、印刷物作成、展示技術など学芸員としての基礎的な技術や能力を学内の基礎実習で修得できます。
百船
学生の主体的学修と多様な交流のための空間として活用されており、「グループワーク」「プレゼンテーション」「国際交流・地域交流・情報交換」「カフェ」の4ゾーンで構成されています。 既設のグローバルラウンジとともに、平成28年度に開設される英語村では多様な文化、異言語に触れることができます。
●取り組みの内容
【研究施設】
本学では、平成25年4月に、研究開発推進センターを設立し、それまで個別で運営していた神道研究所、史料編纂所、佐川記念博物館及び館史編纂業務を一元的に運営するとともに、新たな研究プロジェクトを推進しています。附置研究機関等における全学的な研究計画を立案、推進し、研究展開及び成果の発信を行い、社会から本学に期待されている新たな研究教育機能を果たすとともに、本学の建学の精神を闡明・具体化し、それを将来にわたって強固なものにすることを目的としています。
●取り組みの内容
本学は、神宮皇學館時代からの伝統を受け継ぎ、昭和37年再興以来教育寮として学生寮を置き、建学の精神に基づいた教育の効果を上げることに取り組んできました。
学生寮(男子の精華寮と女子の貞明寮)での生活は、師友間の礼節を重視しつつ、集団生活を通じて相互に助け合い苦楽を共にすることにより、社会性、協調性等社会人として必要な人間形成等を目指しており、日々の規律ある生活を習慣づける日課の中に、学習時間を定めて日常の勉学を確保することによって、研究心、探究心を深め、学生の本分たる勉学に対する自覚も促します。