中部社会事業短期大学は、その根本精神として、高く清き宗教的信念に根をおろした教養が積まれる場所でありたいと願うのであります。(中略)
この悩める時代の苦難に身をもって当たり、大慈悲心・大友愛心を身に負うて、社会の革新と進歩のために挺身する志の人を、この大学を中心として輩出させたいのであります。それは単なる学究ではなく、また、自己保身栄達のみに汲々だる気風ではなく、人類愛の精神に燃えて立ち上がる学風が、本大学に満ち溢れたいものであります。
釈尊のお言葉、「我が如く等しくして異なること無からしめんと欲す」この一偈(げ)を、精神的根源としたいのであります。
これぞ本大学学徒等の、魂の奥底に鳴り響かすべき、真理追究の基調でなければならないのであります。
地域に根ざし、世界を目ざす「ふくしの総合大学」として、愛知県知多半島と名古屋市に4キャンパスを構えています。日本で最も歴史のある社会福祉学部をはじめ、経済学部、健康科学部、子ども発達学部、国際福祉開発学部、福祉経営学部(通信教育)、看護学部(2015年開設)に加え、2017年春にスポーツ科学部を新設しました。
※注1「すべての人々のしあわせ」を意味するため、福祉を漢字ではなく、平仮名で表しています。
全国の福祉系大学のなかで唯一、平成26年度「地(知)の拠点整備事業(COC:Center of Community)」に採択されています。COCとは、大学等が地域再生・活性化の拠点となることを目的とした文部科学省の助成事業です。キャンパスを置く愛知県知多半島の自治体とも連携して、地域連携教育の取り組みを推進し、「ふくし」の視点を持って地域課題の解決に取り組むことができる人材「ふくし・マイスター」の養成を目ざしています。
ユニバーサルアクセス時代に対応した、社会人の学び直しニーズに対応するため、本学では全国の大学に先駆けて2002年、インターネットによる在宅学習システムを開発・導入しました。現在では、通信制の大学院のほか、約7000名の学生が学ぶ通信教育部を設置して、医療や福祉現場で働く人の再学習や、社会福祉士をはじめとした医療や福祉分野の専門職の養成を行っています。
3つの方針
日本福祉大学は、建学の精神から生まれた教育標語である「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」を体現するために、全学部が共同して、すべての人が人間らしく健康に生きられる社会づくりを目指しています。高い教養と専門知識を身につけた、人と人とのつながりを大切にして心の通い合うコミュニケーションができるスペシャリストを育成します。
その目的を達成するための具体的な方針を示す「入学者に求める人物像(アドミッション・ポリシー)」を策定しています。
日本福祉大学は、建学の精神から生まれた教育標語である「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」を体現するために、全学部が共同して、すべての人が人間らしく健康に生きられる社会づくりを目指しています。高い教養と専門知識を身につけた、人と人とのつながりを大切にして心の通い合うコミュニケーションができるスペシャリストを育成します。
その目的を達成するための具体的な方針を示す「教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)」を策定しています。
日本福祉大学は、建学の精神から生まれた教育標語である「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」を体現するために、全学部が共同して、すべての人が人間らしく健康に生きられる社会づくりを目指しています。高い教養と専門知識を身につけた、人と人とのつながりを大切にして心の通い合うコミュニケーションができるスペシャリストを育成します。
その目的を達成するための具体的な方針を示す「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」を策定しています。