●カリキュラムポリシー
大同大学は、学位授与の方針を達成するため、以下の方針に基づき教育課程を編成し実施する。
1.教育課程編成の基本原理
2.標準教育プログラムと教育課程編成
3.教育課程の適切性の保証
4.単位制度の実質化に向けた組織的取組
5.シラバスの充実
6.厳格な成績評価の組織的取組
7.継続的かつ組織的な点検・評価の取組
詳細はリンク先を参照して下さい。
●ディプロマポリシー
大同大学の学士の学位は、以下の4つの力を備えた者に授与する。
a. 社会人として活動するために必要な基礎的な能力を身につけている
健全な倫理観に基づき、規律性をもって主体的にかつ目標を定めて行動する力、現状を分析して目的や課題を明らかにする力、コミュニケーションを通じて他者と協働する力を身につけている。
b. 豊かな教養を身につけている
教養ある社会人に必要な文化・社会や自然・生命に関する一般的知識を身につけ、異なる思考様式を理解する態度が備わっている。
c. 確かな専門性を身につけている
自らの専門分野の基礎から応用までの理論・概念や方法論に関する知識を身につけ、当該分野の情報・データを論理的に分析し、問題解決のために応用できる。
d. 豊かな創造力を身につけている
獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、自由な発想の下、独自に工夫・応用し、新たな 知見を創造する力が備わっている。
各学科・専攻のディプロマポリシーは、詳細リンクを参照してください。
●取り組みの内容
平成28年度入学生から全学的にPBL(Project/Problem-Based Learning:課題/問題解決型学習)型の授業科目を設置しました。これらの授業科目の中でも、情報学部1年次生(335人)を対象に社会人基礎力養成を目的とした「社会実践1」の授業においては、いくつかのチームに分かれ「課題発見」「課題解決」に関して議論を行い、その結果を「発表」するといことを繰り返し実施し、実際の社会で必要となるチーム作業に近い取組を実施しました。 引き続き平成29年度に開講される「社会実践2」では、企業からの課題掲示に対し、チームで課題解決に取り組み、プレゼンを行い、企業の人材開発担当者の評価を受ける、より実践的な授業を実施します。
●取り組みの内容
大学での4年間の学びで一番重要なのは1年次。専門教科に進む前に、必要な基礎学力を補い、質の高い教育を受けるベースとなるからです。
大同大学では、初年次に学習スキルの向上や学習への動機づけ、専門教育への導入をスムーズに進めるため、「高校生」を本当の「大学生」へと変える教育に力を入れています。大学における学問修得、人間的成長などの基礎を形成する大切な導入教育機関と位置づけ、新教育システムのさらなる充実を図っています。
■初年次教育
・ファーストイヤーセミナ
・アカデミックセミナ
・基礎セミナ
●取り組みの内容
ラーニングコモンズ施設としての図書館の利用
ラーニングコモンズ施設として、学習閲覧室、グループ閲覧室、グループAV室を設置しています。
学習閲覧室には、3人掛けティアテーブル12台、荷物棚付き椅子36脚、ホワイトボード12台を設置。グループ閲覧室には、4人掛けテーブル4台、荷物棚付き椅子16脚、ホワイトボード4台を設置し、主にアクティブラーニング型授業の授業時間外の協同グループ学習に対応しています。グループ学習ができるスペースであることを強調して案内した事と、机・椅子の配置換えが容易な家具に変更した事により、利用率は上がり、学生に人気のスペースとなっています。 また、グループAV室は、メモ台と荷物棚付きの椅子と、ホワイトボード2台を設置し、プロジェクターによる映像投影を可能にした定員30名の施設であり、卒業研究発表の練習等に利用されています。
●取り組みの内容
授業評価アンケート
全ての授業において各期の最終講義時に学生自身による授業評価をアンケート形式で実施しています。このアンケート結果は、授業担当者にフィードバックされ授業方法や授業内容の改善に役立てられます。学生の満足度の低い授業担当教員に対しては、アドバイスや改善要求がなされることもあり大学全体でより良い授業づくりに取り組んでいます。また、「授業評価アンケート結果報告書」として学内に公開しています。
●取り組みの内容
学生が在学中に、自らの学科・専攻を生かした将来のキャリアに関連する職業体験を、一定期間、企業で実施。授業や演習では感じられない「現場」の厳しさ、楽しさを体験し、学生たちの「職業観」「労働観」を養成します。大同大学では、すでに10年の実績があります。学内企業説明会で、「企業を見る」ことの重要性を踏まえ、将来の企業選択をよりスムーズに誘導します。