●取り組みの目標
短期大学部の設置している学科は、こども学科と健康福祉学科です。こども学科教育内容及び資格取得に大きく影響する事項には、一例としてピアノの練習は必要不可欠の事項です。現状はピアノ練習のための個室のピアノレッスン室を多数設置し、学生の希望に十分応えられる状況にあります。また、実務教育には欠かせない実習教育を実施するため、介護設備を整えた実習室。小児保健を実体験するベビーマッサージ設備を整えた小児保健実習室を整備し、学生の希望に十分応えられる状況にあります。ただし、各学科の教育内容を向上するためには継続的に最新の環境を整えておく必要があります。このため、施設・設備の状況を継続的に把握します。また、社会環境が求めている教育施設・設備についても調査・研究を行い時代に即した教育施設・設備の充実を実施していく予定です。
●取り組みについての検証と評価
こども学科の教育内容及び免許資格取得の充実し、その結果として学生等の要望を充実するためには学生個々が自由に使用できる個室のピアノレッスン室を多数設置することは、必要不可欠であり、短期大学が行った大規模な校舎建て替えに際して、音楽室及び個室のピアノレッスン室を集中して配置することにしました。その基本計画に基づき、1号館に前記の施設設備を集中して設置した結果、こども学科の学生は教育内容・免許資格の取得を目指した学生の要望に応えられる環境を整えていると判断しています。健康福祉学科では専門的教育の実践のために必要となる介護実習室・入浴実習室及び準備室を配置する改修工事を施し、学生が実務教育に向けた実習を受けやすい環境を整えています。各実習室が相関的に使用されることにより、より充実した実務教育を受けられる状態にあります。
●取り組みを通した学生の成績評価
学生は設置されている多数の個室ピアノレッスン室、ベビーマッサージ教室。介護実習室・入浴実習室などの施設設備を利用する機会を多く取れるように施設設備を確保しています。学生は授業時間外でもこれらの施設設備の多くを利用することが可能な状態てあり、個室のピアノレッスン室等の施設設備を使用することにより実務教育が充実されている状態にあるので、この施設設備を活用し、自己実現が達成されているか判断する一助となるものです。