東北生活文化大学美術学部学部での学び

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東北生活文化大学東北生活文化大学
美術学部

ディプロマポリシー: 　本学は、「高い知識と技倆を修め、常に文化創造に寄与する清く、正しく、健全な人間の育成を目指す」という建学の精神に基づき、幅広い教養と美術の専門的な知識と技能を身につけ、地域社会の発展に貢献し、持続的な文化の創造に寄与する人材の育成をめざして、以下の到達目標を達成した学生に学位を授与します。

※ 以下続き、各学科・専攻のディプロマポリシーは、本学ホームページでご確認ください。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.mishima.ac.jp/ts...
カリキュラムポリシー: 　本学は、豊かな人間力と実践力を備え、地域社会の発展に貢献できる人材を育成するため、幅広い教養と美術、工芸、デザイン、メディア芸術分野における高度な知識、技術及び先端的で多様な表現や技法の教育内容を組み入れた教育課程を編成することにより、実践的で能動的学修の充実を図ります。

※ 以下続き、各学科・専攻のカリキュラムポリシーは、本学ホームページでご確認ください。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？: ●取り組みの内容

平成25年度よりGPA制度の導入し、シラバスの体系化を行った。平成25年度に改定されたディプロマポリシーに基づき、大学・短大教育の体系化を目指してカリキュラムマップの作成・科目ナンバリングの実施に着手している。

●取り組みの目標

　現行のカリキュラムのカリキュラムマップを作成し、科目ナンバリングを実施して、現行の授業科目がディプロマポリシーを実現する上で必要十分であるかを検討する。さらに各授業科目間の内容の連携・履修順番などを教員同士で再検討し授業科目の整理・統合を行う。

●取り組みについての検証と評価

　全授業科目の現状での関連・履修順序（年次配当）を示す「カリキュラムチャート」を平成25年度に作成し、全学生・教員に配布し、新学期ガイダンスで活用した。現在、カリキュラムマップ作成の作業としてディプロマポリシーの観点別目標の整理と対応する授業科目の整理作業を実施中であり、目標到達まではまだ時間を要する。

学びの支援

学修ポートフォリオ？: ●取り組みの内容

　本学では、平成24年度から学修ポートフォリオを作成し、新入生に配布している。学修ポートフォリオ作成の主な狙いは、学期ごとの学習目標と中間・学期末評価を行うことで学修意欲と学修効果を向上させること、および学修記録を残すことである。目標達成の自己評価の他に、GPAなどの客観的評価も記録する。1年次では、初年次教育でもあるスタディスキルズとライフデザインの時間に記入を行う。2年次以降は各クラスのホームルームの時間に記入する。記入した冊子は学科で保管し、状況に応じて学生の指導・アドバイス・相談に活用されている。

●取り組みの目標

学修ポートフォリオの目的として、以下のことをポートフォリオ内に掲げている。
(1) 学習目標とその実現のための対応策を考えることにより、学生生活の充実を図る。
(2) 学習目標を将来と関係させながら設定することで、現在すべきことを大きな時間軸の中でとらえる。つまり、「現在を将来への投資としてとらえる」のです。
(3)　学習による自分の変化は気づきにくいものです。自分の学習の振り返りと目標達成度の自己評価を行うことで、自分の成長を具体的に記録することができます。
(4) 大学在学中や卒業後、自己分析として使える。就職の面接や、就職後の自己紹介など、自分を説明する時の材料になります。
(5) 大学が提示するカリキュラムや学習指針を理解する機会になります。

●取り組みについての検証と評価

　学修ポートフォリオ導入から2年経過した平成25年度末、卒業前の短期大学の学生対象に学修ポートフォリオに関するアンケートを実施し、その結果を大学の学習ポートフォリオの改訂の参考にした。「とても役に立った」という評価は2％と極めて少数だったが「少しは役に立った」は62％という回答だった。問題点としては、記入の分量が多いことなどが挙げられた。26年度の学修ポートフォリオの作成にあたっては、目標達成に対する自己評価の点数を記述式で記入するのではなく選択式で記入するなどの工夫をした。
初年次教育？: ●取り組みの内容

　本学では、平成24年度のカリキュラム改定により、主として1年前期のスタディスキルズ、1年後期のライフデザインで初年次教育を行なっている（それ以前から別の科目名で初年次教育にあたる内容を開講していた）。これらの科目では、一般的学力向上のための入学前課題の復習、大学での学修の心構え、ノートのとり方等のアドバイス、図書館等の施設の使い方、学園の歴史・建学の精神、プレゼンテーション力、実社会で求められる基礎的能力や就業意欲の向上などを目指している。

●取り組みの目標

　高校生活から短大生活へのスムーズな移行が大枠の目標であるが、具体的には、基礎学力の向上、学習方法を身につけること、学内の生活に関する諸注意を理解すること、施設利用の仕方がわかること、専門科目の学習へ向けて意欲が向上すること、チームで問題を解決する能力を向上させること、一般教養やマナーを身につけ職場での就業力を向上させること、就職活動をスタートさせることなどがあげられる。

●取り組みについての検証と評価

　毎年、初年次教育の科目では授業改善アンケートを実施するようにしている。また入学前課題の復習に関しては別途アンケートを行い、基礎教育検討委員会でその結果を検討し、次年度へ向けて改善策を講じている。

●取り組みを通した学生の成績評価

　主に学修に関する取り組み度を評価している。そのため、授業内容ごとの提出物の提出状況とその内容が授業評価の主な対象である。
中途退学防止？: ●取り組みの内容

　1クラス担任2人制として、きめ細かな学生指導を行っている。担任は年度初めと年度末に学生全員と個別面談を行い、学生理解に努めている。また個々の学生の欠席時数がこれまで実施した授業時数の三分の一を超えた場合は、授業担当者は担任に随時その状況を文書で通知して、担任が当該学生と面談している。
　平成26年3月に、在学生の保護者全員に対して学生の心身の健康、性格、対人関係、大学の成績、進路、経済問題等で悩みがある場合には、保護者個人面談表に記入し、返信用封筒で郵送していただき、必要に応じて担任と保護者との個別面談を行っている。新入生に対しては、平成26年4月の入学式で全保護者に在学生の場合と同様に保護者個人面談を随時行うことを周知している。

●取り組みについての検証と評価

　退学者数の減少につながるように今後も取り組みを実施するとともに、運営会議や教授会で継続的に検証を行う必要がある。
入学前教育？: ●取り組みの内容

　本学では、これまでも学科ごとに独自の入学前教育を行ってきたが、平成24年度からは、基礎教育検討委員会を中心に、併設の短大も含め統括的に入学前教育を行うことを目指してきた。　入学前教育のメニューは、基礎力アップのためのTSB e-Learning（国語、数学、英語、理科、社会）と学科専攻別メニューからなる。基礎力アップのためのTSB e-Learningは、入学後も復習し身につけることを目指す。学科専攻別メニューは、学科・専攻の特質に合わせた内容であり、家政学科健康栄養学専攻の「基礎化学講座」、美術表現学科のステップアップセミナー（スクーリングも含む）などである。