ディプロマポリシー

　幼児教育コース
　常に探究心に富み、相手の立場を考えられる公平な心を持ち、何事にも理性と責任を持ってあたれることを保育者の理念として、子ども一人ひとりの行動と、能力、心理を正しく洞察し、個性に応じて適切な指導と助言を与えることができる幼稚園教諭及び保育士の養成を行うとともに、社会人として、また家庭人としての円満な人格形成も目指している。
　このため、建学の精神である儒学に関する教養科目や学科の特性を活かした専門科目の中から卒業のために必修の科目を設定して卒業認定し、地域社会に貢献できる人材育成を目指している。

　キャリアコース　
　現代社会における多様な課題に対して多面的な視点から分析・解決する能力と相手の立場を考えられる公平な心を持ち、自らの人格を高めることのできる能力を身につける。このため建学の精神である儒学の教えを十分に理解し、教養科目や教育・福祉・経済に関する専門科目を複合的に学び、社会人として必要な知識・技能を有し地域に貢献できる人財区政を目指している。

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カリキュラムポリシー

幼児教育コース
（１）実習時期、科目の教授内容を念頭に置いた科目配列の順序性への配慮
（２）クラスゼミなどによる少人数教育による個別化された教育
（３）実習事前事後指導の充実とその中での体験学習による実践力の向上
（４）履修カルテ作成による自己の課題の明確化と教職・保育実践演習での確認と補強

キャリアコース
（１）教養・専門科目を複合的・分野横断的に学び、専門的な学習に繋がる知識や技能と社　　
　　　会人基礎力（リテラシー・コンピテンシー）の習得
（２）少人数教育による個別・具体的な教育
（３）幼児教育に関連する免許・資格については、希望選択制
（４）卒業後の進路希望に応じた履修モデル提示とキャリア教育の実施
 

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教育方法

アクティブラーニング？

●取り組みの内容

本学では、地域の保育園や小学校と連携した学びや、模擬体験やプレゼンテーションなどのアクティブラーニングを通して、実践力を身につけ保育の現場で自ら考え行動できる能力を養います。

少人数教育？

●取り組みの内容

　本学では幼稚園の先生になるために必要な「幼稚園教諭二種免許状」と、保育園の先生になるための「保育士資格」の両方を、２年課程で取得できる充実した学びがあります。
「子どもが大好き」、「幼稚園の先生に憧れて」など、子どもとかかわる将来の夢を実現するために、少人数ゼミや実習などで心とスキルを磨いていきます。

学びの支援

学修ポートフォリオ？

●取り組みの内容

　本学では、学生全員に２年間の学びを記録する学修ポートフォリオ及び履修カルテを配布している。年度初めと各学期末試験後に学生自身が記入をし、自己課題の明確化ができるよう指導している。２年間の学びについては、本学のカリキュラムポリシーに基づき「保育・教職実践演習」で確認と補強を行っている。

卒後調査の活用？

●取り組みの内容

内定した学生に内定届を提出させ、内定届をもって卒業調査を行っている。
上記内定届をもとに卒業時の就職データを作成し、文部科学省、福島労働局、いわき市労政課等の外部からの調査・アンケート依頼の時に、そのデータをもとに資料を作成している。

中途退学防止？

●取り組みの内容

小規模大学として少人数教育重視を掲げており、きめ細かな学生対応を図るため、少人数ゼミ教育などを実施し、中途退学の防止に努めています。

特色ある教育施設・設備の整備？

●取り組みの内容

【模擬保育室】
本学では、幼児教育科の実習施設の一つとして模擬保育室を設置しています。子ども用の小さな椅子やテーブルを配置し保育の現場を想定した造りになっています。ここでは、例えば「５歳児２０人の誕生会」などを想定して、保育者役、子ども役、観察者役に分かれてロールプレイングを行い、その結果をグループディスカッションで振り返ります。このような保育実践を想定したアクティブラーニングを通して、幼児の発達に即した指導方法を学ぶことができます。

ラーニングコモンズ？

●取り組みの内容

ゼミ学習（演習）及び少人数講義等のグループ学習を中心に図書館が保有する電子情報資源及び印刷物の情報資源を授業内容に即して提供するとともにメディアリテラシー教育を含めて教員と提携して支援しています。
 

学生アンケートの活用？

●取り組みの内容

○学生による授業評価アンケート
・実施時期：年２回（春・秋学期終了時）授業時間内にておいて実施
・質問項目：教員の授業方法等に対する学生の評価・意識を尋ねる項目、出席状況、授業への取り組み等の学生自身の授業に対する態度に関する自己認知の項目

キャリア教育？

●取り組みの内容

本学は学生全員が専門職就職を目指しており、教養科目「人間力とキャリア」に加え、ゼミにおいても特別講義の枠を設け、保育者としてのキャリア教育を行なっている。また幼稚園・保育園の就職セミナーを通して保育現場の実情や先輩からのアドバイスを聴く機会を設けている。

資格取得（国家資格受験資格）？

●取り組みの内容

本学幼児教育科では幼稚園の先生になるために必要な「幼稚園教諭二種免許状」と、保育園の先生になるための「保育士資格」の両方を２年課程で取得できるようカリキュラムが整備されています。特に専門科目は全て、幼稚園教諭二種免許状、保育士資格の取得のための科目となっています。

学修についての評価

アセスメントポリシー？

●取り組みの内容

　いわき短期大学では、本学の教育課程が、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの 3 つのポリシーに基づき、適切に運用されることで、入学し卒業していく学生の将来の可能性を拡げるものになっているか、また地域の将来に貢献するものにとなっているかを不断に検証し、その改善の PDCA サイクルを進めるために、機関レベル（いわき短期大学全体）・教育課程レベル（学科）・科目レベル（個々の授業）のそれぞれにおいて、学生の学修成果を可視化し、本学の教育活動が適切に機能しているかを測定・評価するアセスメントのための仕組みを設けています。

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外部テストの活用？

●取り組みの内容

RROGテストを実施している。本テストの狙いは以下の通り。
1.学生が自分の強みや弱みを把握する。
2.大学での成績との関連性や各年度における傾向性を把握する。
3.分析結果を教員内で共有し、指導方法や授業内容の改善を考える際の資料として活用する。

学修ルーブリック？

●取り組みの内容

カナダ・クイーンズ大学で開発されたICEルーブリックを導入している。

GPAの活用？

●取り組みの内容

本学では、GPAについては、下記の表のとおりに定めている。

得点 100〜90点 ８９〜８０点 ７９〜７０点 ６９〜６０点 ５９〜０点
成績       S              A                 B                 C                D
GPA      ４             ３                 ２                １               ０

GPAを「4×Sの取得単位数＋3×Aの取得単位数＋2×Bの取得単位数＋1×Cの取得単位
数＋0×Dの取得単位数／GPA対象科目履修登録単位数」として算出しており、この算出法
については学生便覧に掲載したうえで、年初のオリエンテーション等でもアナウンスし、
学生に周知している。

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

シラバスの作成について
　教授会でシラバスの作成について説明を実施後、12月に作成依頼。その際に手引や注意事項及びチェックリストを配布した。１月の締切り後、提出されたシラバスについて教務委員会でチェックし、問題箇所にコメントを付け返却。２月に再提出及び修正作業を行うことでシラバスの質を確保している。

学修成果の評価について
1.各授業における具体的な評価について
学期末試験の成績評価に対する％上限を定めた上で、どのように評価を組み合わせ、それぞれの評価において学修目標のどの点を評価するかをシラバスに明示するように依頼、確認をしている。
2.学生自身の自己評価について
全員に２年間の学びを記録する学修ポートフォリオ及び履修カルテを配布し、年度初め、各学期末試験後に学生自身が記入し、自己課題の明確化ができるよう指導している。２年間の学びについては、本学のカリキュラムポリシーに基づき「保育・教職実践演習」で確認と補強を行っている。
3.適正な評価を実施するために
受講した学生による意義申し立て制度も制定し、それに対応できる評価のエビデンスを保存することを教員に求めている。

学修ポートフォリオ？

●取り組みの内容

　本学では、学生全員に２年間の学びを記録する学修ポートフォリオ及び履修カルテを配布している。年度初めと各学期末試験後に学生自身が記入をし、自己課題の明確化ができるよう指導している。２年間の学びについては、本学のカリキュラムポリシーに基づき「保育・教職実践演習」で確認と補強を行っている。

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『アクティブラーニング』とは？
一方的に講義を聴くスタイルの授業ではなく、学生が積極的に学修に参加することを取り入れ、能動的（アクティブ）な学びを促すことで、知識をしっかり定着させることを目的とした学習方法。
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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。

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『学修ポートフォリオ』とは？
授業を通じた学生の学びの過程や成果（学習計画表やレポート・成績表など）を記録し、それらを評価することで学びの振り返りを行い、学生が自ら学ぶことを支援する取り組み。
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『卒後調査の活用』とは？
卒業生を対象に、就職や進学などの状況や、学修成果の活用状況など、大学での学びの充実度などを調査し、その結果を教育方法やプログラムの改善などに活用する取り組み。
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『中途退学防止』とは？
学びに対する意欲の減少などを理由に修業期間の途中で学校を退学しようとする学生に対して、学びのサポートを行うことで、教育の問題解決を図り、学びの環境を改善し、中途退学を防ぐ取り組み。

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『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。

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『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
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『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。

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『キャリア教育』とは？
大学や短期大学の学修プログラムの一環として、カリキュラムに社会人・職業人として必要な能力などを身に付けるための科目等を組み入れ、学生のキャリア形成計画や目標設定を支援する教育。
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『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
カリキュラムの整備や授業内容の工夫などを行い、学生が正課の授業を受けることで国家資格試験を受験し、合格することを目的に支援する取り組み。

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『アセスメントポリシー』とは？
学生の学修成果の評価（アセスメント）について、目的や達成するべき質的水準と具体的な評価の実施方法などについて定めた学内の方針を活用した取り組み。
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『外部テストの活用』とは？
ＴＯＥＩＣやＴＯＥＦＬといった学校の外部で行われているテストを、大学や短期大学の入試や単位認定などに活用する取り組み。

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『学修ルーブリック』とは？
表の縦軸に「学習目標」や「何を学習するのか」、横軸に「学生が到達しているレベルを示す特徴を記述した文言」を置いて、学生の学習成果を評価する方法を利用した取り組み。
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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。

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『学修ポートフォリオ』とは？
学生が授業を通じた学びの過程や成果（学習計画表や成績表など）を記録し、それらを評価に活用し、成果だけでなく過程も含めた学修の評価を行うことで、一層の学びの定着を図る取り組み。
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