ディプロマポリシー

　本研究科は、言語と文化に関する教育課程における理論と実践の学修を通じて、以下に掲げる専門知識・研究能力、教養、国際性、実践力を身につけ、所定の期間に所定の単位を修得し、学位論文の審査および最終試験に合格した学生に「修士」の学位を授与します。

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カリキュラムポリシー

　本研究科は、ディプロマ・ポリシーに掲げる専門知識・研究能力、教養、国際性、実践力を修得させるべく、以下の方針で教育課程を編成・実施します。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

（1）組織的な指導体制
　　コースワークにおいて、当該分野における体系的な知識を習得し、その後、担当教員によるきめ細かな研究指導へと有機的につなげる組織的な指導体制を採っています。

（2）キャリアパスを見据えた5つ学問分野
　　将来のキャリアパスを見据え、専門分野をより深く学ぶための4つの専門分野（英語学・英語教育、イベロアメリカ文化、日本語学・日本語教育、国際共生コミュニケーション）で、5つの学位（英語学、英語教育、言語文化、国際共生コミュニケーション）よりいずれかの学位が授与されます。それぞの分野で理論的アプローチ、実践的アプローチの双方向により、社会で活躍する専門人材を養成します。

（3）専門分野を探究し、実務実践につなげる教育課程
　　高度専門職業人をめざすことから、それぞれの専門分野の理論的な知識と、教育界・国際ビジネス界などの現場での実務実践を架橋する教育課程を編成しています。

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教育方法

少人数教育？

●取り組みの内容

　外国語学研究科前期課程の入学定員は、英語学専攻を15人、言語文化専攻を20人に設定し、全ての科目において少人数教育を実施しています。また、研究活動および学位論文の執筆等に係る指導教員は学生1人に対し、担当教員2人で行い、きめ細かな研究指導へと有機的につなげる指導体制を採っています。

学びの支援

学びの組織的な支援？

●取り組みの内容

外国語学研究科前期課程における学びの支援に係る取組は、次のとおりです。
（1）研究指導
　　「複数指導制」を採っています。研究指導教員2人で、修士論文あるいは特定課題研究を完成させるための基礎知識、データ収集、文献の集め方・読み方等を、きめ細かな指導を行っています。
（2）関西外大ラーニング・コモンズ＜学びのアクセス広場＞（LC）
　　「学生の主体的な学び」「授業での課題解決」「個人やグループ発表する仕掛け」を提供・サポートしています。

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学修成果のフィードバック？

●取り組みの内容

学修成果のフィードバックとして、次の取組を行っています。
（1）成績発表
　学生への成績発表は、各科目とも100点満点の素点、GPおよびGPA（研究科での学び⇒学修についての評価「GPAの活用」を参照）を学生および保護者に通知しています。通知時の成績は、60点以上を「合格」、60点未満を「不合格」としています。また、成績発表は学期ごとに行い、学修成果の評価結果をその都度学生に通知しています。

（2）学修評価シート
　修士課程では「学修評価シート」を導入し、年度末のふりかえりや、授業担当者および研究指導教員からのフィードバック を確認できるようにしている。

特色ある教育施設・設備の整備？

●取り組みの内容

中宮キャンパス
（1）教室棟（1・2・7号館）
　1号館と2号館は各館とも世界5大州を各々のテーマとした中庭を配し、外部・中庭側両面から自然光を取り入れ、明るい空間を演出。7号館は中央に棚田をイメージした中庭を設け、4階まで吹き抜けで採光に配慮。
（2）図書館学術情報センター
　コンピュータ自由閲覧室1室、コンピュータ教室6室、CALL教室2室があり、学生が利用可能なパソコンは466台設置しています。蔵書数は御殿山キャンパス・グローバルタウンと合わせて約58.8万冊。学生の主体的学習の場として両キャンパスにラーニングコモンズを設置しています。
（3）ICC（インターナショナル・コミュニケーション・センター）
　ウッドテラスの中庭、ガラス張りの教室など陽光を取り込む空間が広がる。イタリアンレストランを備え、地域と世界に開かれた教育創造の場。
（4）国際交流センター
　世界約40ヵ国や地域からの外国人留学生が学び、1階のラウンジでは、外国人留学生と本学学生との交流が活発に行われ、英語や日本語で楽しく語り合っています。

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ラーニングコモンズ？

●取り組みの内容

　「学生の主体的な学び」「授業での課題解決」「個人やグループ発表する仕掛け」を提供・支援する場として設置しています。「プレゼンテーション」「ディスカッション」「視聴覚教材閲覧」「グループワーク」「パソコン学習」など各エリアを設け、グループで話し合いながら課題解決に取り組んだり、プレゼンテーションの準備や練習したりなど、授業外学習に利用することできます。
　ラーニングコモンズは中宮及び御殿山両キャンパスにそれぞれ設置されており、学生はどちらのキャンパスでも利用できます。また、スマートフォンを使用すれば、いつでも学外からでも予約することができます。

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学生アンケートの活用？

●取り組みの内容

　大学院のカリキュラム、指導方法、施設・設備等を改善・充実させることを目的に、各学期終了時に学生アンケートを実施しています。アンケートは、1（不満）〜5（大満足）の5段階の評価点を設定し、項目毎に集計しています。また、自由記述欄を設け、学生からの意見・提案も聴取しています。集計結果は、大学院教員連絡会議において報告および分析し、大学院全般の教育改善等に役立てています。

インターンシップ？

●取り組みの内容

　将来の仕事のイメージを描き、働くことに対する意欲・意識を高めるとともに、早い段階で適性を判断してミスマッチを防ぐことを目的とし、国内外の企業や教育現場等における学校推薦インターンシップへの参加を推進しています。学校推薦インターンシップは、事前研修を受けたうえで受入許可された企業等でのインターンシップを開始し、インターンシップ終了後には事後研修も行い、より教育効果の高いインターンシップの実施を可能としています。
　終了後は、インターンシップ成果・体験発表会を開催し情報の共有化を行っています。また、企業の方からコメントをいただき、職業選択に活用できるようにしています。

　主なインターンシップ先企業は、進路・就職情報（進路選択教育の取り組み）の「インターンシップ」に記載しています。

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資格取得（国家資格受験資格）？

●取り組みの内容

専攻により取得できる資格は異なります。
●課程登録による資格
（1）中学校教諭専修免許状（英語）　　　　英語学専攻のみ
（2）高等学校教諭専修免許状（英語）　 　英語学専攻のみ
　本学博士課程前期（英語学専攻）で専修免許状（英語）を取得しようとする場合は、原則として、大学院入学前に「中学校教諭一種免許状（英語）」または「高等学校教諭一種免許状（英語）」を取得していなければなりません。

●有料講座による資格取得支援
（1）公務員試験対策講座
（2）国内＆総合旅行業務取扱管理者試験対策講座
（3）サービス接遇検定対策講座
（4）観光英語検定対策講座
（5）通関士試験対策講座
（6）宅地建物取引士対策講座
（7）貿易実務検定対策講座
（8）ビジネス統計スペシャリストExcel分析ベーシック
（9）リテールマーケティング検定対策講座
（10）ファイナンシャル・プランニング技能検定対策講座
（11）秘書検定対策講座
（12）簿記検定対策講座
（13）色彩検定対策講座
（14）ファッションビジネス能力検定対策講座など

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学修についての評価

外部テストの活用？

●取り組みの内容

　外国語学研究科前期課程では、修士論文の提出条件として、次のいずれかの試験において設定された得点もしくは資格の獲得に努めるよう指導しています。
（1）TOEFL 550点（iBT80点）以上
（2）DELE B2以上
（3）日本語能力試験 N1
（4）TOEIC 730点以上

GPAの活用？

●取り組みの内容

　GPAは学修の成果を学生自らが把握し、検証するための指標です。履修科目の成績点数に応じて、相応するGrade Pointを付与します。
●Grade Pointの付与基準は次のとおりです。
100〜97点および96〜93点→4.0
92〜90点→3.7
89〜87点→3.3
86〜83点→3.0
82〜80点→2.7
79〜77点→2.3
76〜73点→2.0
72〜70点→1.7
69〜67点→1.3
66〜63点→1.0
62〜60点→0.7
59点以下（不合格）→0.0
●GPAの算出方法は、「＜GPA対象科目のGP×単位数＞の総和」÷「GPA対象科目の単位数の総和」としています。
●GPAの活用例としては、学業不振学生との面談や奨学金支給基準などに使用します。

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

外国語学研究科における成績評価の厳格な運用に係る取組は、次のとおりです。　　
（1）学生への成績評価基準の公表
　　全科目について、コースシラバスに成績評価基準を明記し、学生へ公表しています。成績評価基準をわかりやすくするため、評価項目ごとの割合をパーセントで表示し、その合計が100%となるように設定してします。（例：学期末試験40%、レポート課題30%、授業内での発表30%など）
　1回目の授業では到達目標や評価基準等の補足説明を行い、受講者に周知しています。
（2）成績評価の点数による発表
　　成績評価は、すべての科目において100点満点で評価し、その結果（素点）を学生へ通知しています。

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学修成果のフィードバック？

●取り組みの内容

学修成果のフィードバックとして、次の取組を行っています。
成績発表
　学生への成績発表は、各科目とも100点満点の素点、GPおよびGPA（研究科での学び⇒学修についての評価「GPAの活用」を参照）を学生および保護者に通知しています。通知時の成績は、60点以上を「合格」、60点未満を「不合格」としています。また、成績発表は学期ごとに行い、学修成果の評価結果をその都度学生に通知しています。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。

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『学びの組織的な支援』とは？
学校側が組織的かつ恒常的に学びに対するサポート体制を用意し、授業に対する学生の不安を解消するなどの学びに対する様々な支援をすることで、より学習効果を高める取り組み。

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『学修成果のフィードバック』とは？
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術や成績などの「学修成果」を、可視化するなどして学生にわかりやすく還元することで、学生自らの学びへの姿勢を支援する取り組み。

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『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。

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『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
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『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。

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『インターンシップ』とは？
自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験や社会貢献活動に参加する制度を授業やカリキュラムに取り込むことで、学生が学問や研究分野への理解をより深めるための取り組み。
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『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
カリキュラムの整備や授業内容の工夫などを行い、学生が正課の授業を受けることで国家資格試験を受験し、合格することを目的に支援する取り組み。

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『外部テストの活用』とは？
ＴＯＥＩＣやＴＯＥＦＬといった学校の外部で行われているテストを、大学や短期大学の入試や単位認定などに活用する取り組み。

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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。

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『学修成果のフィードバック』とは？
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術、成績などの「学修成果」を活用し、学生の学びの振り返りを促すことで、学びの定着を図ることを目的とした取り組み。