連携活動

産官学連携？

●取り組みの内容

多くの教員が文科省だけでなく他の省庁や愛知県を始めとする地方公共団体が進めるプロジェクト研究に積極的に参加しています。また、得られた研究成果や技術開発の成果は、学会や論文その他での公表に加え、大学が主催する「中部大学フェア」や「中部大学テクノモール」に積極的に参加して地域の産官民に紹介しています。平成21〜23年度には、名古屋大学生命農学研究科との「食の安全・食育に関わる教育のための大学連携フードコンソーシアム」が、文部科学省の「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択され、大きな成果を挙げました。平成24年には、本学部は愛知県農業総合試験場と研究協力協定を結び、様々な共同研究や様々な相互交流を深める中で、地域農業の現場のニーズを汲んで新しい研究のシーズを発掘し、合わせて研究成果の地域の現場への還元を図っています。

●取り組みの目標

産官学連携活動への取組の目標は、地域の自治体や企業、国などが抱える様々な課題から教育研究のニーズやシーズを汲み取り、教育研究の成果を社会に還元、貢献し、外部資金を獲得してより多くの若手研究者を呼び込み、研究活動を活性化する。そしてそれに関わる学生に大学における教育研究の社会的意義を理解させ、社会認識を深めさせることです。

研究活動

多様な研究内容？

●取り組みの内容

多くの教員が競争的外部資金を積極的に獲得をすることを重点におき進められています。競争的外部資金である科学研究費（科研費）、その他の文部科学省、経済産業省、農林水産省、JST，NEDO、愛知県等からの公的研究助成費、民間からの研究助成費、受託・共同研究費、寄付講座などに積極的に応募して、多くの採択を受けている他、企業からの奨学寄附金も数多く受入れています。例えば2007年から2011年度までの間の競争的資金の獲得総額は約1億7千万円になっています。一方で、活発な研究活動の成果として、2007年から2010年度の４年間で著書69冊、学術論文312件、学会等研究発表1446件が公表され、特許申請件数も37件となっています。このように、バイオサイエンスの基礎研究から、産業界のニーズを的確に把握したバイオテクノロジーの応用研究まで幅広い多様な研究を活発に推進しています。

●取り組みの目標

生命・環境・食といった私たちの生活に身近な課題をテーマに、「社会の発展に寄与する研究課題に取り組み、優れた研究成果を挙げることによって真理の探究と知の創造に貢献する」ことを目標に掲げています。最先端のバイオサイエンスとバイオテクノロジーの教育実践のため、また地域社会の課題やグローバルな課題の解決といった社会貢献のためにも、大学院教育を充実させ、産官学連携を一層深めつつ、基礎から応用まで幅広い先端的研究に取組んでいきます。

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『産官学連携』とは？
大学や短期大学が、産（産業界・民間企業等）、官（政府・地方公共団体等）、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。

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『多様な研究内容』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、大学が行っている様々な研究活動についての取り組み。