建学の精神

大阪総合保育大学（以下「本学」という）の建学の精神は、「自主自律」「清和気品」
「敬天愛人」の三つである。この建学の精神の前二つは、本学の設立母体である学校法人城南学園の建学の精神に由来する。すなわち、「自主自律」は「かけがえのないひとりであることを自覚し、自立に必要な知識・技能を身につけ、自己を規制する芯の強い女性」
の育成を、「清和気品」は「清らかに、そしてなごやかな上品さを身につけ、平和な世の中をつくる力となる女性」の育成を目指すというものである。
平成18(2006)年4月、本学は、より高度化・多様化した保育・教育の課題に適切に対応できる保育士及び幼稚園・小学校教諭の養成を目指して新設された男女共学校であるが、その際、「自主自律」「清和気品」という二つの城南学園の建学の精神に「敬天愛人」を新たに付け加えた。「敬天愛人」とは、文字通り、「天を敬い、人を愛する」という意味であるが、西郷隆盛が「敬天愛人」について、「天は他人も私も区別なく平等に愛されるから、我々は自分を愛する心をもって他人をも愛することが肝要である。」と語っている精神を尊重している。
 

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http://jonan.jp/soho/about/a...

特色

本学は学生数約600名の小規模大学であるので、その特色を最大限に活かし、きめ細かな少人数教育を行うとともに、学生一人ひとりの個性・能力を的確に把握するために、「個人カルテ」を作成し、それを用いて1 年次から学修・キャリア支援を親身になって行っている。本学で学ぶことで、保育・教育分野の主要な免許資格―保育士資格、幼稚園教諭一種、小学校教諭一種、特別支援学校教諭一種の免許―を４種同時に取得できる（乳児保育学科は保育士・幼稚園教諭一種・特別支援学校教諭一種）が、1 年次からのインターンシップ制度によって、学生は週1 日、0 歳から12歳までの子どもと直接、継続的に向き合い、子ども理解を深めるとともに、自分に保育士や幼稚園・小学校・特別支援学校教諭としての適性があるか、また、四つの進路のうち、どれに最も適性があるかを知ることができる。同時に、インターンシップや実習によって、学生は大学での学修と有機的に結びつけ、理論と実践をより高次元で融合して、保育・教育現場のどんな課題にも適切に対応できる実践的指導力を身につけることができ、本学は、面倒見の良い「就職にも強い」大学としての評価を得ている。
 

本学の目的