福岡こども短期大学 こども教育学科では、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神として掲げ、“個性”すなわち“専門性”を備えた保育者を養成・輩出することを使命としている。そのため、本学に入学した学生には、下記のカリキュラム・ポリシーに則った教育を受けることを通して、次のような資質・能力を身につけることを期待している。
　
１．　保育者としての基本的な知識・技術を習得し、保育者自身の気づきを働かせながら、こどもの多様性を理解することができる。　【きづく】

２．　こどもの発育・発達やこどもを取り巻く環境の理解に努めながら、指導計画の中で保育者として臨機応変にかかわることができる。　【かかわる】

３．　保育者としての個性をみがくために、探究したいテーマ（生涯にわたる課題）を持つことができる。　【みがく】

以上を踏まえ、本学では、福岡こども短期大学学則第２３条に示す卒業要件を満たし、かつ、上記の資質・能力を身につけることができた学生に対して、短期大学士（こども教育学）の学位を授与する。

 

本学では、学生が、デイプロマ ・ポリシーに掲げられてい る資質・能力を身につ けることができるよう、「きづく」・「かかわる」・「みがく」という、保育者の実践の基本となる3 要素を柱とした教育の計画を作っている。  この教育を学ぶことによって、保育土資格および幼稚園教諭二種免許状を取得す ることができる。さらに、希望者が、一定の条件を満たすことで、これら  2  つの資格・免許に加え、養護教諭二種免許状または小学校教諭二種免許状のいずれかを取得することができるよう に、授業を組み立てている。
教育内容については、各科目を 「教養科目」と「専門科目」に分類している。
教育方法については、各科目を「講義」、「演習・ 実技」、「実習」の 三つに分類している。また、各授業にア クティブラーニングを採り入れることで 、学生の主体的な学習参加を促している。
学修成果の評価については、「授業科目の評価」、 「資質・能力の段階的評価」、「最終評価」の 3 種類を実施している。

本学は、建学の精神「 個性の伸展による人生練磨」の 下に、学生が自分自身の個性を活かしながら保育者としての専門性を高めることができる教育の実現、および、将来こどもの個性を大切にすることができる保育者の養成を目指している。また、保 育・教育に関する専門的な知識や技能はもちろんのこと、信頼される保育者になるために 必要な、他者を思いやり 、協力する姿 勢の育成にも取り組んでいる。こうしたことを踏まえ、本学では次のような意欲や姿勢を持った人の入学を期待する。
１．保育·教育の専門家を目指す中で、自分自身の個性を伸ばそうとする意志を持っている人
２．こどもの個性を大切にしようとする姿勢を持っている人
３．他者を思いやり、協力しようとする姿勢を持っている人