特色

行学一体

禅、仏教に基づき、現代社会におけるどんな困難な状況においても必要とされる基軸のある人材を育てる。そのために禅に根差した、学問に偏らず、行（実践）を重視する科目を取り入れている。
行（実践）の科目としては、坐禅・作務（清掃活動など）・ボランティア活動、禅文化の科目としては茶道・華道・書道等がある。
学問的科目としては、人格形成に必要な歴史・文化・哲学・社会学・語学等の一般教養科目から、禅・仏教の専門科目（仏教学・禅学）まで広範囲にわたっている。

生活面においては、基本的に全寮制を敷き、午前5：30〜朝課（朝の坐禅）、朝食、清掃活動を終えて授業に出席し、放課後はクラブ活動として茶道、彫仏などのあと、晩課（夜の坐禅）がある。接心（せっしん＝集中坐禅期間）の期間を決めるなど、寮での生活をとおして基本的な生活習慣が身につくようにしている。

●特色の目的

汎用的な力（学士力・社会人基礎力）の修得

社会貢献

●特色を実現するための主な取組

特色ある教育施設・設備の整備（特色ある施設）

学生寮（特色ある施設）

課題解決型学習（PBL）（教育方法）

社会人教育

第二の特色として、社会人特にシニア層の学生受け入れに力を入れている。
社会人優待制度（授業料減免等）、長期履修生制度（最長５年）、シニア世代僧侶育成プログラム（定年後に僧侶を目指すプログラム）等を設定し、社会人学生が学びやすい環境を整えるとともに、卒業後は第二の人生をボランティア活動などで地域社会に貢献できるよう、教育している。学生寮があるため、遠方からも入学でき、本学の在学生の約半数が社会人学生となっている。７０歳を超える学生も在籍し、若い学生に刺激を与えている。
本科学生以外には、科目等履修生、聴講生制度があるほか、禅ステイ（禅スピリット履修証明プログラム）で禅体験ができる。
「心を磨く正眼セミナー」として美濃加茂、岐阜、名古屋、東京各会場で開催し、生涯学習の一端を担っている。

●特色の目的

学びの質の向上

社会貢献

学び直し機能の強化

●特色を実現するための主な取組

飛び入学・早期卒業・長期履修（修業期間の多様化）

社会人教育（生涯教育）

学費負担の軽減（経済的支援）

地域連携

第三の特色として、地域連携・学校間連携を進めている。
学校の所在地である美濃加茂市とは防災、生活面を含めた総合的な地域連携協定を締結し、教育面では出前講座への講師の派遣等をしている。
美濃加茂市内の私立美濃加茂高等学校とは高大連携協定を、同じく市内のあじさい看護福祉専門学校とは教育連携協定を締結し、相互に協力しあっている。

また、ボランティア活動として、地域の清掃や施設訪問、小学校・保育園との交流をしたり、市内在住のブラジル人の子どもたちを招いて学生と交流する活動も続けている。

今後も地域の知の拠点、また市民の憩いの場となるべく、施設の整備も合わせて力を入れていく予定。

●特色の目的

各種連携（学校間・高大・産官学・地域等）

●特色を実現するための主な取組

学校間連携（連携活動）

地域連携（連携活動）

ボランティア活動（社会貢献）

本学科の目的

目的

本学は、教育基本法及び学校教育法に従い、仏教に関する専門の学術を研究し、禅的精神によって人格を陶冶し、もって人類文化に貢献する有為の人材を養成することを目的とする。
この精神に基づき、禅・人間学科の教育目標として
第一に、「究めること」学の精神・・・本来の自分を探究し見出すことを目指す。
第二に、「人の役にたつ」行の精神・・・その力をもって建設的に社会に役立つことを目指す。
これらの両面において、学生一人ひとりの個性と自主性を尊重しながら、それぞれに、可能性に向かって一歩一歩、挑戦することを求める。そして、本学の教育目標は、この一人ひとりの主体性、可能性に対する信頼と確信の上に築かれている。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://shogen.ac.jp/index.ph...

3つの方針

●ディプロマポリシー

1. 広い社会的関心と教養を有し、宗教・仏教・禅・歴史・文化について説明でき、特に禅について深い専門的知識を習得している。
2. 宗教・仏教・禅・歴史・文化についての豊かな素養を踏まえつつ、対象を正確に理解し、表現することで、他者との相互理解に努め、組織の中で創造的に活動していくことができる。
3. 建学の精神（行学一体）を深く理解し、実践し続けるために、豊かな人間性と高い倫理・道徳観を備え、協調性を持ち社会に貢献できる能力を有している。
4. 主体的自己を確立することにより、さまざまな問題を分析し、解決することができる能力を身に付けている。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://shogen.ac.jp/publics/...

●カリキュラムポリシー

• 一般教養科目・禅文化科目を設置し、総合的思想などを含め幅広い知識を身につけるようにする。
• 宗教・仏教・禅・歴史・文化を理解するために専門のゼミを開講して、自己を見つめ、理解し、知識・技能などを総合的に活用し、アクティブラーニングを通して、問題解決能力を身につけるようにする。
• 「提唱・禅語録」「坐禅」「作務」等の科目を設置し、人格を陶冶し、実践力（気力・生活力）を習得できるようにする。
• 「仏教福祉」等の社会貢献を通して、協調力、応用力を習得できるようにする。
• 「仏教経典」「禅宗法儀」等の科目を設置し、僧侶になるための基礎知識や実践的な作法を段階的に習得できるようにする。
• 「卒業実践研究」を課し、論文研究と実践記録を並立させることによって、主体的に考え、行動力と創造力を培い、問題を分析し解決能力を身につけるこができるようにする。

 

詳細リンク（外部サイトへ）

http://shogen.ac.jp/publics/...

●アドミッションポリシー

本学が求める学生は、
第一に宗教、仏教、禅、歴史、文化を、学習（学）や実践（行）を通して、知と心と体の調和を図り、人への思いやりや共生への意識を高めること
第二に現代社会の諸問題に関心を持ち、宗教、仏教、禅、歴史、文化の学習（学）や実践（行）を通してそれを理解し解決を目指すこと
この二つに学力・適正・意欲のある学生である。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://shogen.ac.jp/publics/...