埼玉県（所在地都道府県）／大学院研究科（部門種別）
日本工業大学
日本工業大学
日本工業大学
日本工業大学
工学研究科（修士）
- ディプロマポリシー
-
日本工業大学大学院工学研究科博士前期課程は、各専攻に開設された能動的な学習科目のいずれかを履修することで、分野横断的な幅広い学識や技術を修得するとともに、課題解決能力、提案力やコミュニケーション能力を身に付けることを、求めています。また、「特別研究」における学位論文のとりまとめを通して、特定分野の深い知識と研究力が身についたことを学位授与の要件としています。
各専攻とも、所定の在学期間在学し、能動的な学習科目4単位および特別研究8単位を必ず修得するとともに、合計30単位以上の修得、修士の学位論文または、特定の課題についての研究の成果の審査および最終試験の合格を、学位授与の要件としています。詳細リンク（外部サイトへ） - カリキュラムポリシー
-
日本工業大学大学院工学研究科博士前期課程では、1年次に各専攻の特性に合わせて、プロジェクト・ベースト・ラーニング（ＰＢＬ）型実習科目や創成学習型セミナー科目による能動的な学習科目を設置し、全専攻において必修としています。能動的な学習科目は、学生の知識の活用力と創造力を養成し、コミュニケーション能力、課題解決能力、プレゼンテーション能力、倫理的思考力などが育まれます。プロジェクトには、関連する複数の教員が関与することで、学生は多角的な視点で自身の研究を進めることができるようになります。
2年次においては、学生はこれまでに修得した知識・技能の蓄積を活かし、自ら研究を進め、修士論文や修士設計を完成させます。これから益々多様化する社会において、変化し続ける科学技術に適用できるよう、堅実な基礎の上で柔軟に思考し、新しい価値を創造できる技術者を養成するための教育課程を、整備しています。
詳細リンク（外部サイトへ）
カリキュラム
- 教育内容の体系化とその充実？
-
●取り組みの内容日本工業大学大学院工学研究科博士前期課程は、「環境共生システム学専攻」「機械システム工学専攻」「電子情報メディア工学専攻」「建築デザイン学専攻」の4専攻があります。
学生は、それぞれ研究テーマを定め、これをベースに所属する研究室・指導教員を決定します。1年次では、各専攻に配置された専門科目を受講、また自学自修を通じ知識・技術を磨くとともに、「演習科目」に取り組み、研究を遂行するための基礎的なスキルを身につけます。2年次では、「特別研究」に取り組み、それまでに修得した知識・技能を生かし、各研究室の指導教員と議論を重ねながら学生自ら主体的に修士論文・修士設計を完成させます。
教育方法
- 少人数教育？
-
●取り組みの内容大学院博士前期課程では少人数教育を導入し、学生各々が様々な役割を持ちながら一つの目標に対して解決を図り、より広い視野と教養を身につけます。
学びの支援
- 学びの組織的な支援？
-
●取り組みの内容博士前期課程の目的では「広い視野に立って工学における先進的かつ実践的な学識および能力を授け、高い専門性と研究能力を有する創造的職業人を養成すること」を謳っています。この目的に則し、専門領域毎に配置された選択科目の他に、１年次では、各専攻の特性に合わせて、「演習科目」を必修科目に配置し、コミュニケーション能力・課題解決能力・プレゼンテーション能力・論理的思考力を養います。2年次では「特別研究」を配置し、それまでに修得した知識・技能を生かし、主体的に研究・開発を進め、修士論文や修士設計を完成させる力を養います。
- TA・RA・SA・メンターの活用？
-
●取り組みの内容日本工業大学は、現場のプロジェクトリーダーとして信頼され、理論と技術を兼ね備えたエンジニアを育成することを目標に教育を行っています。そのためには、多くの「体験」をし、「つくる」を学ぶことが大切です。本学では、そのため、1年生から数多くの実験・実習・製図に取り組みます。
本学では、大学院生が、学部の授業を中心に授業補助を行うティーチングアシスタント(TA)制度があります。実験・実習・製図科目を中心にＴＡが配置され、科目担当教員の指示のもと、助言等を含め学部学生へのきめの細かい授業支援が行われています。
また、博士後期課程の学生は学部の授業補助の他に、博士前期課程のプロジェクト科目にもＴＡとして参加します。博士前期課程での経験を活かし、学生の授業支援を行います。
- 特色ある教育施設・設備の整備？
-
●取り組みの内容日本工業大学は「体験学習」を支える充実した施設・設備を整えています。
○交流を育み、知と技が集う「学びの場」：ＬＣセンター(百年記念館)
図書館のほか、インターネットコーナー、映像ライブラリ等を備えた多目的施設です。
○国の登録有形文化財に登録：工業技術博物館
明治時代からの歴史的工作機械250台、1891年イギリス製蒸気機関車が動態保存され工業技術の発達を体感できる博物館です。
○構造から設備までが学べる「生きた教材」：生活環境デザインコース実験研究棟
鉄骨がむき出しで構造がよく分かる。自動ドアの制御機器や分電盤のカバーを透明にして中の仕組みが見える。建物がそのまま教材となる日本工大らしい実験研究棟です。(2013年グッドデザイン賞受賞)
○操作できる先端的工作機械：機械実工学教育センター
炭酸ガスレーザ加工機、NC歯車研削盤など約70台の工作機械がそろい、機械工作に関する実験・実習、卒業研究にも利用されています。
○ナノテクノロジー研究で技術革新に挑む：先端材料技術研究センター
ナノ(10億分の1)メートル単位の分析と加工の研究・技術開発拠点。 - ラーニングコモンズ？
-
●取り組みの内容日本工業大学では、学園創立100周年(平成19年)を記念して「百年記念館」を整備しました。９階建てのガラスで覆われた本学のランドマークです。
図書館・情報複合施設「LCセンター」（Library and Communication Center）は、「百年記念館」内に、 2007（平成19）年10月に開館しました。
学生・教員が「知」を求め、共有し、そして対話を重ねる「人と情報の交流の場」として夜間も開館し、多くの学生・教職員に活用されています。
豊富な図書・文献を備えた学術研究施設、インターネット、パソコン、AVシステムが整った情報施設、そして、授業やゼミ、クラブ活動など、日常的な交流の場として、多目的に利用されるコミュニティ施設です。 - 資格取得（国家資格受験資格）？
-
●取り組みの内容本学 博士前期課程 全専攻で、教員免許状（一種）を取得し、所定の科目を修得することで教員免許状（専修免許状）が取得できます。
建築デザイン学専攻では、学科で建築士資格の受験資格を取得しており、博士前期課程で所定の科目を修得することで、実務経験が短縮されます。
×
『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。
×
『学びの組織的な支援』とは？
学校側が組織的かつ恒常的に学びに対するサポート体制を用意し、授業に対する学生の不安を解消するなどの学びに対する様々な支援をすることで、より学習効果を高める取り組み。
×
『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。
×
『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
カリキュラムの整備や授業内容の工夫などを行い、学生が正課の授業を受けることで国家資格試験を受験し、合格することを目的に支援する取り組み。
