神戸女学院大学
神戸女学院大学
人間科学研究科（博士前期課程）
- ディプロマポリシー
-
大学院3ポリシーのもと、人間科学研究科では、人間やそれを取り巻く自然や環境に対する幅広い視野と知識をもとに、社会に還元しうる知見を生み出すことを目指しつつ、深い洞察力と国際的視野をもって、国際社会や地域社会に貢献する人格を養成します。
詳細は
https://www.kobe-c.ac.jp/about/kokai/policy/statement_gra_h詳細リンク（外部サイトへ） - カリキュラムポリシー
-
ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するため、人間科学研究科博士前期課程に人間科学専攻を置き、その下に臨床心理学分野、人間行動科学分野、環境科学分野、健康科学分野の4分野を置きます。臨床心理学分野は公認心理師および臨床心理士養成のための高度職業人育成教育と臨床心理学分野の研究を行います。この分野は、公認心理師養成に必要なカリキュラムを完備し、また（財）日本臨床心理士資格認定協会より臨床心理士養成大学院第1種指定を受け、心の問題とその援助法を探究します。人間行動学分野は人間の認識や行動、社会、文化の諸問題を探究します。環境科学分野は人間が環境に及ぼす影響を理解し、人間と自然の関係を探究します。 健康科学分野は環境要因と健康、食と健康との関係、心身の相互作用などを研究します。
詳細は
https://www.kobe-c.ac.jp/about/kokai/policy/statement_gra_h詳細リンク（外部サイトへ）
カリキュラム
- 教育内容の体系化とその充実？
-
●取り組みの内容新制大学開設当初からナンバリングを実施。ＨＰ上にカリキュラムマップを公表している。
教育方法
- アクティブラーニング？
-
●取り組みの内容本研究科の特徴として、「人間科学合同演習�機↓供廚鯀梓�課程の必修科目としていることが挙げられる。この演習では、院生全員がそれぞれの研究課題についてプレゼンテーションを行なう。この授業は、4つの専門分野の教員各1名を含む複数教員が担当し、発表者は院生および教員らと質疑応答を行なう。発表者は、異分野の学生にもわかるようにコミュニケーションスキルを磨く一方で、他の学生はそれぞれの分野の学問の成り立ち方を理解することになる。また合同演習の運営は学生が主体的に行うように指導している。なお初回は研究倫理の研修を実地している。
また、本研究科では他にも多くの科目で、実験、実習、調査を行い、受講者に課題に関するプレゼンテーションを課したり、心理相談室や外部機関での主体的、実践的な心理的援助活動など、アクティブラーニングの要素が必須となっている。 - サービスラーニング？
-
●取り組みの内容臨床心理学分野では、「臨床心理学地域実践実習」を行っている。この実習では、心理臨床実践を行っている医療、福祉、教育関係の外部実習先において、現場の臨床心理士による指導・監督のもとで1年間の臨床実践を行い、報告書・レポートの作成、報告会での発表などを通じて本学での担当教員の指導を受ける。
- 少人数教育？
-
●取り組みの内容入学定員数が10名と少人数であり、すべての授業科目で少人数教育が実現できている。
学びの支援
- 学修成果のフィードバック？
-
●取り組みの内容「合同演習」では、修士論文テーマにそってさまざまな研究段階にある学生の発表に対して、異分野の教員が必ずコメントをするようにしているほか、学生も相互にコメントする。
修士論文は公開発表会を実施することにより、学生本人と教員、在学生へ学びのフィードバックをはかっている。また修士論文は、主査および２名の副査（1名は同じ専門分野、もう1名は他の専門分野）による査読を受け、その上で学生への口頭試問が課される。 - 初年次教育？
-
●取り組みの内容「人間科学合同演習�機廚蓮∩梓�課程1年目の必須科目であり、この演習の中で、修士論文の構想、計画についての発表を行なうよう指導している。そして「人間科学合同演習�機廚僚蕾鵑蓮峺Φ耄冤�研修会」を実施し、初年時教育の一環としている。また、各教員の担当する「演習�機廖◆崙段霧Φ罩機廚覆匹盻蘿�次学生に対する専門教育に充てられている。
また、研究倫理教育にも力を入れており、本学倫理規程をはじめ、詳細な資料を用意し、倫理委員長をはじめとした複数の専任教員により、十分な研究倫理研修を行っている。 - 卒後調査の活用？
-
●取り組みの内容学部卒業後2年目、5年目、8年目の卒業生にアンケート調査を実施しており、その結果を博士前期課程在籍者が就職活動をする際にも活用している。
学生・院生からの問い合わせ可能と回答があった場合は、勤務先ごとのOGリストに氏名を入れ、OG訪問希望者に連絡先を公開している。 - TA・RA・SA・メンターの活用？
-
●取り組みの内容本学では、大学や大学院の教育・研究を円滑に遂行するために学生をティーチング・アシスタント（TA）として採用する制度がある。本研究科では、院生への支援と院生自身への教育効果を考えて、この制度を活用している。おもに学部の実験実習科目に大学院生をTAとして採用し、学部生の実験補助やデータのまとめ方についての助言などを行っている。また、臨床心理学分野の実習科目では、博士後期課程に在籍する大学院生がTAを務めている。
- 入学前教育？
-
●取り組みの内容修士論文発表会を学部生に解放している。大学院入学予定者は、事前に掲示されたテーマ一覧を参照し、自発的に発表会に参加することで、自らの修士論文についての具体的イメージを持つことが可能である。
- 特色ある教育施設・設備の整備？
-
●取り組みの内容学内LANは対外接続回線を含めて設備を冗長化して耐障害性を向上させており、ファイアウォールなどにより脅威への対策も行っている。また、動的仮想LANによってネットワーク資源を分割し、セキュリティおよび利便性を向上させている。パソコン教室は5室220席あり、貸出パソコンを含め学生用に392台のデバイスを運用している。なお、教室のパソコンはフォルダリダイレクトによりどこでも自分専用の環境で使用可能である。同時通訳ブースを備えた教室もあり、通訳・翻訳などの高度な授業ができる環境を整備している。
Zoomなどの遠隔授業環境の整備するとともに、高度なビデオ会議システムを導入し海外大学との連携授業などで活用している。授業収録配信システムも導入しており、オンデマンド型の学修にも対応している。
場所にとらわれない無線LANによる学修環境も整備・拡充済であり、全教室を含む学生の活動する全てのエリアで利用可能である。さらに、自宅からの学修を支援する環境も整備しており、e-learningシステムや仮想プライベートネットワークによる学外図書データベースなどへのアクセスが自宅からもできる環境を提供している。 - ラーニングコモンズ？
-
●取り組みの内容ノートパソコンやプロジェクターなどレポート作成やプレゼンテーションに必要な機器の貸出をしている。1階レファレンスカウンター内では、館員によるレファレンスだけでなく大学院生（iLibスタッフ）が、学部学生のレポートや卒論など文章作成に関する相談に応じるライティング支援サービスを実施している。
また、新入生図書館ガイダンス（内容：図書館利用法）、3・4年生図書館ガイダンス（内容：論文検索、ILL利用についてなど）を開催し、その他データベースの講習会や学生に役立つイベント等も開催している。
特集コーナーでは、教員から募集したテーマや授業との連携により、月替わりで図書のテーマ展示を開催している。また、テーマに関するサイトやデータベースなどへのリンクをHPの特集コーナー紹介記事に掲載し、自宅からもテーマ展示に関しての情報収集が可能となるようにしている。 - 学生アンケートの活用？
-
●取り組みの内容「院生による大学院・大学院開講科目評価アンケート」を年1回（後期）実施し、集計結果を授業改善に役立てている。
- インターンシップ？
-
●取り組みの内容インターンシップ参加に向けたサポートを実施している。
・インターンシップガイダンスの実施
・インターンシップ選考対策講座�―駑狢从�編「学チカ」の実施
・インターンシップ選考対策講座�⊇駑狢从�編「自己ＰＲ、志望動機」の実施
・インターンシップ選考対策講座��（面接編）：「面接特訓講座」の実施
・実習への参加とりまとめ
・事後研修会「振り返り」の実施 - 資格取得（国家資格受験資格）？
-
●取り組みの内容・教育職員免許状 中学校専修（理科） 高等学校専修（理科）
・公認心理師 受験資格
学修についての評価
- アセスメントポリシー？
-
- 成績評価の厳格な運用？
-
●取り組みの内容昭和40年4月に「神戸女学院大学大学院課程修了の認定に関する規程」を制定、以降厳格な運用を行っている。
- 学修成果のフィードバック？
-
●取り組みの内容「合同演習」では、修士論文テーマにそってさまざまな研究段階にある学生の発表に対して、異分野の教員が必ずコメントをするようにしているほか、学生も相互にコメントする。
修士論文は公開発表会を実施することにより、学生本人と教員、在学生へ学びのフィードバックをはかっている。また修士論文は、主査および２名の副査（1名は同じ専門分野、もう1名は他の専門分野）による査読を受け、その上で学生への口頭試問が課される。
×
『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『アクティブラーニング』とは？
一方的に講義を聴くスタイルの授業ではなく、学生が積極的に学修に参加することを取り入れ、能動的（アクティブ）な学びを促すことで、知識をしっかり定着させることを目的とした学習方法。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『サービスラーニング』とは？
地域社会における社会貢献活動等を体験するなかで、学んだ知識を社会で実践的に活用し、社会に対する責任感を育むことなどを通じて、より学習効果を高める体験型の学習方法。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。
×
『学修成果のフィードバック』とは？
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術や成績などの「学修成果」を、可視化するなどして学生にわかりやすく還元することで、学生自らの学びへの姿勢を支援する取り組み。
×
『初年次教育』とは？
大学や短期大学の新入生を対象に、高校までの学びから、能動的な大学・短期大学での学びにスムーズに移行するための基本的なスキルなどを身につける教育プログラム。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『卒後調査の活用』とは？
卒業生を対象に、就職や進学などの状況や、学修成果の活用状況など、大学での学びの充実度などを調査し、その結果を教育方法やプログラムの改善などに活用する取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『入学前教育』とは？
入学予定者（主にＡＯ入試や各種推薦入試などで、早期に入学が決定した入学予定者）に対して、入学後の学びの準備や学習意欲の維持などのために、入学前に行う教育。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。
×
『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。
×
『インターンシップ』とは？
自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験や社会貢献活動に参加する制度を授業やカリキュラムに取り込むことで、学生が学問や研究分野への理解をより深めるための取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
カリキュラムの整備や授業内容の工夫などを行い、学生が正課の授業を受けることで国家資格試験を受験し、合格することを目的に支援する取り組み。
×
『アセスメントポリシー』とは？
学生の学修成果の評価（アセスメント）について、目的や達成するべき質的水準と具体的な評価の実施方法などについて定めた学内の方針を活用した取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる
×
『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。
×
『学修成果のフィードバック』とは？
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術、成績などの「学修成果」を活用し、学生の学びの振り返りを促すことで、学びの定着を図ることを目的とした取り組み。
心理相談室ウィークのおしらせ
【新聞記事掲載】老ピアノの響き 163年越えて 神戸女学院大、授業で 再び
プロジェクト科目【平和と戦争を考える】
兵庫県立尼崎小田高等学校と高大連携協定を締結しました。
人間科学研究科ニュース一覧
C.B.デフォレスト展 −愛と美を求めて−
SDGs 探究×研究サイエンスフォーラム 発表者募集！
【速報】公認心理師試験 合格率が100％（4年連続）（心理・行動科学科）
「国際学部」「心理学部」の設置届出が受理されました
オープンキャンパス
女性学インスティチュート定例研究会
人間科学研究科ニュース一覧
ニュースを更新しました。
2019年度第1回「ラボ見学ツアー〜理学館体験〜」を開催します！
ニュースを更新しました。
ニュース・イベント情報を更新しました。
ニュース・イベント情報を更新しました。
心理相談室ウィークのお知らせ
