留学支援

海外留学、スタディ・アブロード？

●取り組みの内容

「国際関係論」という授業科目の中で、学生は北米（アメリカ合衆国）、東南アジア（シンガポール、マレーシア）、オーストラリアなどへ海外研修に参加することになっています。コロナ渦により、海外研修は中断していましたが、今年度から企画を再開しました。
国際交流委員会は、海外研修を後方支援し、在日外国人との交流や、オンラインでの交流会を企画運営しています。    

●取り組みの目標

研修先の医療、看護および福祉施設の現状を理解し、日本の医療、看護の現状を考えることを目標とします。
また、異文化に触れることで、多様性を尊重することの重要性に気づくことを目指します。

●取り組みについての検証と評価

海外研修においては、「国際関係論」の科目責任者が企画運営を行い、国際交流委員会が後方支援します。
「国際関係論」科目責任者は、同科目の授業の中での事前指導や事後指導を行い、海外研修での学びを大学祭および学内研究発表会等で発表できるように指導をしています。「国際関係論」は、カリキュラムにおける「人としての教養」に属す選択科目です。コロナ禍では、科目の中心となる海外研修が中止となり、学内演習に切り替わったことで、科目履修者が増えるという事態が発生しました。
これは海外研修費用負担の問題も背景にあると推察しています。そのため、科目履修とは切り離した国際交流の機会を確保することが課題となっています。

●取り組みを通した学生の成績評価

学生の成績評価は、大学ホームページで公開している各科目のシラバスに掲載した内容・方法で行われ、科目責任者が、成績評価の方法を大学の所定の用紙に記載て、大学に提出しています。

連携活動

学校間連携？

●取り組みの内容

群馬県内の6大学（群馬大学、群馬県立女子大学、関東学園大学、共愛学園前橋国際大学、放送大学、上武大学）の間で「単位互換に関する包括協定」を結び、単位互換制度を実施しています。他にも、県内5大学（高崎商科大学、高崎健康福祉大学、関東学園大学、共愛学園前橋国際大学、上武大学）による合同会社説明会を開催しています。

●取り組みの目標

他大学との教育、研究、就職等に関する交流を通じて、相互の教員、学生の視野を広げ、教育・研究においては意見交換あるいは実践の場の確保、就職においては学生により多くの選択肢を提供することを目標としています。

●取り組みについての検証と評価

単位互換制度について学修の選択肢の拡大が実現されています。また、合同会社説明会に関しては単独開催と比較して多数の企業が参加することから、学生の就職機会の拡大に貢献しています。

●取り組みを通した学生の成績評価

単位互換協定においては、各大学の講義担当者により成績評価が行われています。

高大連携プログラム？

●取り組みの内容

群馬県内の複数の高校と高大連携協定を結び、講師の派遣などを実施しています。

●取り組みの目標

本学と各高等学校との教育に関わる交流・連携を通じ、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、大学の教育内容への理解を深め、高校教育・大学教育の活性化を図ることを目標としています。

●取り組みについての検証と評価

提携先の高校で行った講座でのアンケート等を通じて検証を行っています。これまでのアンケート集計結果ではいずれも高い評価を得ており、高校生の好奇心や進学への意欲を高めることに繋がっていることが伺えます。特に本学ならではの取り組みである絵手紙の講座については、生徒の個性を引き出す取り組みとして先生方からも高く評価されています。絵手紙は高校生にとって関心が薄いと思われがちですが、実際の授業では予想を上回る集中力で取り組む姿が見られます。

●取り組みを通した学生の成績評価

提携先高等学校の生徒が科目等履修生として本学の講義を受講した場合、一般在学生と同様に成績評価を行い、単位を認定します。

産官学連携？

●取り組みの内容

医学生理学研究所において、以下の連携事業を行っています。
・イーライリリー社（米国）へのマテリアル譲渡（有償）
・（株）シノテスト社との共同開発研究
 

●取り組みの目標

多様な提携先と連携することで研究対象を広げ、あるいは実践を行い、以て学内の研究・教育の質を高めると同時に、提携先の課題解決を通じて社会に貢献することを目標としています。

●取り組みについての検証と評価

共同研究、マテリアル譲渡、企業との共同開発研究はこれまでの研究成果の一環であり、類似する事例が今後さらに増えることが期待されます。引き続き、積極的に取り組んで参ります。

●取り組みを通した学生の成績評価

ボランティア等、講義の一環として連携事業に参加した場合は、その活動を成績評価に反映します。
 

地域連携？

●取り組みの内容

5つの市町村と包括連携協定を、1つの市と災害時の対応に関する部分協定を締結しています。平成30年においては5月に愛媛県松山市の子規記念博物館で絵手紙展を、また同時期に渋川市の徳富蘆花記念文学館と富岡市の富岡市立美術博物館においても絵手紙展と企画展を開催し、いずれも多数の市民にご来場いただくなど好評を博しました。平成27年度には富岡市において公民館利用に関する調査、研究を行い、研究成果を提言としてまとめて同市に提出しています。その他、伊勢崎市、富岡市、玉村町とはボランティアの派遣、研究調査の実施などが進展中です。また、高崎キャンパスのある高崎市新町地区の商工会とは長年にわたる協力体制を基に連携協定を結んでおり、様々なイベントで学生・教員がボランティアとして重要な役割を果たしています。

●取り組みの目標

多様な提携先と連携することで研究対象を広げ、あるいは実践を行い、以て学内の研究・教育の質を高めると同時に、提携先の課題解決を通じて地域に貢献することを目標としています。
 

●取り組みについての検証と評価

地域貢献は大学に期待される重要な役割の一つであるという認識のもと、地域課題の解決に向け積極的に取り組んでいます。学生に関しては、調査、研究、あるいは地域のイベントへの参加等を通じて興味や視野が広がるなどの効果が表れています。また自治体をはじめとする地域にとっても、専門知識を持つ研究者が行政に参加することのほか、若者（大学生）の意見を聴く機会を得られる、イベントの開催等で不足しがちな人員を補うことができるなど、双方にとって良い影響がもたらされています。

●取り組みを通した学生の成績評価

ボランティア等、講義の一環として連携事業に参加した場合、その活動を成績評価の対象とします。
 

生涯教育

科目等履修制度？

●取り組みの内容

科目等履修生として入学を希望する学生は、学期の始めに必要書類に検定料を添えて申し込む必要があります。申し込みを受け、選考のうえ教授会の議を経て学長が許可します。在学期間は１年以内とし、引き続き在学を希望するときは、許可を経て１年以内の期間に限り延長することができます。科目等履修生として修得できる単位数は30単位を限度とし、試験の上単位を与えます。

●取り組みの目標

科目履修生として入学する学生の希望・志望動機に沿った教育・指導を行う予定です。

●取り組みについての検証と評価

今年度までに科目履修生の入学がなく、検証と評価をするにはあたりません。

●取り組みを通した学生の成績評価

学生の成績評価は、一般の学部学生と同様に、大学ホームページで公開している各科目のシラバスに掲載した内容・方法で行われます。

社会貢献

ボランティア活動？

●取り組みの内容

臨地実習施設を中心とした病院や高齢者施設や幼稚園等に加え、近隣自治体からのボランティア募集通知やボランティア学生派遣要請をうけて、各施設との連携や地域貢献の意識向上ため、ボランティア活動を実施しています。

●取り組みの目標

社会貢献の経験・実践を通して社会的な視野を広めます。学生が自ら行動し、実践することで、社会性やコミュニケーション能力を身に付けます。
 

●取り組みについての検証と評価

各種団体からの要請等に応じ、参加を希望する学生が主体的にボランティア活動を行っています。病院や施設でのケアやレクリエーション活動等を行っています。
学生の振り返りからは、社会貢献の必要性を肌で感じるとともに、充実感から自己効力感の向上に繋がっていました。

●取り組みを通した学生の成績評価

学生評価の対象ではありません。

研究活動

多様な研究内容？

●取り組みの内容

上武大学では手がき文化を教育において、さらに人間生活を構成する主要な柱として重視しており、その研究を普及、推進するために平成２６年４月１日より高崎キャンパスに「手がき文化研究所」を設立しました。代表に澁谷朋子理事長が就任し、絵手紙の普及、及び手がきの文化についての調査や研究、また、海外において絵手紙をはじめとする手がき文化の普及活動も行っています。

●取り組みの目標

本学では手がき文化を教育においても人間生活を構成する主要な柱としても重視しており、その研究を普及、推進することを目標とします。

●取り組みについての検証と評価

澁谷朋子理事長が科目責任者である「美術」、部長である「絵手紙サークル」において、手がき文化研究所における見学・研修が、看護学生の「人としての教養」教育に効果を発揮しています。

●取り組みを通した学生の成績評価

手がき文化研究所では、成績評価を必要とする科目は開講していません。

研究施設・設備の充実？

●取り組みの内容

医学生理学研究所を設置しました。澁谷正史学長が研究所長を務め、高崎キャンパス４号館に研究室が置かれています。当面は癌関連遺伝子などの細胞への導入、遺伝子の発現抑制を行い、癌細胞、血管系細胞、神経系細胞などの様々な性質を調べる計画です。
また、休暇中の希望学生による基礎医学研究の体験も計画しています。

●取り組みの目標

身体の機能や疾患の成り立ちについて研究を行い、本学各学部学科での関連学問領域における教育研究の質的向上を図ることを目標とします。また県内外の大学・研究機関との共同研究なども視野に入れ、今後の活動を行います。

●取り組みについての検証と評価

所長の澁谷正史学長、研究員の安部まゆみ看護学部長・教授、ビジネス情報学部の加藤政彦教授、田中基晴教授、竹内成生教授、西川彰教授、林泰秀客員教授と、笹川忠主任研究員、渡辺正哉客員研究員、山野春子客員研究員で研究活動をおこなっております。
また、平成２５年から開始された、休暇中の希望学生による基礎医学研究の体験も継続して行われており、「他大学の看護学科では得られない経験でした。」、「最先端のがん基礎研究の一端に触れられて、貴重な経験が出来ました。」と学生の評価・満足度は高いものとなりました。

●取り組みを通した学生の成績評価

医学生理学研究所では、成績評価を必要とする科目は開講していません。

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『海外留学、スタディ・アブロード』とは？
日本の学生が海外の学校で学ぶときに、短期間のプログラムから１学期や１年間以上の長期プログラムの留学制度を設定するなどして、大学等として留学を支援する取り組み。

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『学校間連携』とは？
主に高等教育機関（大学、短期大学、高等専門学校、専門学校など）同士がより良い教育や充実した研究活動をすることを目的に連携協力する取り組み。

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『高大連携プログラム』とは？
高校と大学の協力により、高校生が大学の学びを体感し、学びに対する意欲を向上させるため、大学の授業への参加や、大学教員の高校での出張講義などの教育プログラムを行う取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる

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『産官学連携』とは？
大学や短期大学が、産（産業界・民間企業等）、官（政府・地方公共団体等）、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。

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『地域連携』とは？
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。

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『科目等履修制度』とは？
社会人などのその学校や学部などには在籍していない者に対し、特定の授業科目の履修を認め、正規の学生と同様に授業や試験を行い、単位を授与する制度。
用語辞典を開いて詳しく調べる

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『ボランティア活動』とは？
学生が自発的に行うボランティア活動に対して、大学や短期大学が活動の支援や単位認定などをすることにより、学生生活が活性化することを目的とした取り組み。

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『多様な研究内容』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、大学が行っている様々な研究活動についての取り組み。

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『研究施設・設備の充実』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、研究活動の推進のために建物などの研究施設を建てたり、研究機器などの設備を整備したりする取り組み。