国立音楽大学音楽研究科（修士）様々な取組

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東京都（所在地都道府県）／大学院研究科（部門種別）

国立音楽大学国立音楽大学
音楽研究科（修士）

外国人教員

外国人教員雇用・派遣受入？: ●取り組みの内容

外国人教員数は、専任：1名、非常勤：15名の合計16名（招聘教授は除く）。
学生たちに国際的な視野や感覚を磨いてもらうため、外国人教員を積極的に雇用しています。語学系の授業以外でも、英語のみで行われる授業もあります。
さらに、海外の著名な音楽家・演奏家などを招き、公開レッスン・公開講座も多数実施。世界的なオーケストラと共演している指揮者の準・メルクル氏や、核心をついた丁寧かつ熱心な指導法に定評のあるパスカル・ドゥヴァイヨン氏を招聘教授に迎え、知識や技術の習得のより一層の充実を図るとともに、グローバル人材育成に役立てています。

外国人留学生受入

外国人留学生受入？: 詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.kunitachi.ac.jp/...

外国人教員・留学生データ集

大学院の教員数は、調査を行っていないため表示されません。（大学院大学を除く）

連携活動

学校間連携？

●取り組みの内容

【多摩アカデミックコンソーシアム（TAC）】
多摩アカデミックコンソーシアム（TAC）とは、多摩地区にある6大学（国際基督教大学、国立音楽大学、武蔵野美術大学、東京経済大学、東京外国語大学、津田塾大学）が参加する新たな教育の可能性を探る大学協力機構です。
図書館の相互利用など、教育上の協力をより実用的なものにするためのネットワークを構築し、教育・研究活動の活性化と地域社会に貢献していくことを目指しています。

産官学連携？

●取り組みの内容

我が国の音楽文化の発展や芸術文化の振興、人材育成に寄与することを目的に、外部の音楽系団体や企業と積極的に連携を行なっています。各団体や企業等との連携により創出された成果は、広く社会に還元され、文化芸術面における新たなイノベーションとなることでしょう。

【連携機関等（50音順）】

株式会社いなげや
カンロ株式会社
株式会社コルグ
新国立劇場
東京オペラシティ文化財団
日本現代音楽協会
日本作曲家協議会

地域連携？

●取り組みの内容

本学ではかねてより、音楽大学が行う社会貢献活動として、東京都その他地方自治体との間に連携・協力協定を締結し、各種演奏会等の文化事業に参画しています。
また教育研究活動の一環として実施の定期演奏会が、地域住民に本格的な交響楽、吹奏楽、オペラ等の音楽を提供する貴重な機会となっています。
さらに近隣自治体の小・中学校では、教育委員会との連携のもと、音楽鑑賞教室を実施し、児童・生徒達に「生の音楽体験」を提供しており、加えて近隣自治体と連携して市民音楽大学講座を実施し、社会教育活動にも大いに貢献しています。
これまでの取り組みをさらに充実させ、大学の研究・教育の機能・資源を活用し、多摩地域の芸術音楽文化活動の拠点として地域の文化的発展に今後も貢献していきます。
●近隣自治体との協定締結：
・立川市：地域・文化・教育を発展させるための協定の締結
・国立市：地域の発展と人材育成に関する包括連携協定の締結
・武蔵村山市：地域・教育・文化の育成と発展に関する包括連携協定の締結
・青梅市：地域振興・人材育成に関する連携協定の締結
・羽村市：地域の発展と人材育成に関する連携協定の締結

生涯教育

社会人教育？: ●取り組みの内容

本学の授業科目を受講するために、教育機関等から派遣された方に対し、各専攻及び科目の教育・研究上支障のない範囲において、選考の上、受講を許可する「委託生」の制度があります。
生涯学習？: ●取り組みの内容

国立音楽大学では生涯学習の場として、真に学ぶ意欲と能力を持った方に学習の場を開くための「聴講生」の制度があります。

研究活動

多様な研究内容？: ●取り組みの内容

【音楽研究所】
音楽に関わる専門分野を共同研究する機関として1976年に設置され、我が国の音楽文化を牽引する様々な活動を展開し、高度な専門的研究を行っています。
「ベートーヴェン」や「音楽療法」「バッハ演奏研究」などいくつかの部門を設け、特定の領域に特化した研究を行っています。2011年度終了のバッハ演奏研究プロジェクトでは、本学が80年前に果敢にも初演に挑戦した「ロ短調ミサ曲」を再演し、2014年度終了のオペラ演奏研究部門では、N.ロータ「フィレンツェの麦わら帽子」全4幕完全上演を行いました。これらの演奏は外部の演奏評において取り上げられるなど、大いなる成果を挙げました。2015年度より「20世紀前半アメリカ音楽研究部門（通称ガーシュイン・プロジェクト）」で活動し、20世紀前半の音楽文化を「現代のはじまり」として尊重し、その実態を把握するために文献・録音・映像等の資料や楽譜の調査を行いました。「アメリカ音楽」を中心に、ガーシュイン、バーンスタイン、ミュージカル、映画音楽等をテーマに研究し、成果発表として公開講座や演奏会も開催しました。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.kunitachi.ac.jp/...
研究施設・設備の充実？: ●取り組みの内容

【楽器学資料館】
音楽研究のために必要となる「楽器に関する資料を整える」ことを基本方針とし、楽器の収集、保全と修復、研究、展示、演奏の映像記録、音源資料の収集、楽器に関する文献の収集、レクチャーコンサート等の各種催事開催、資料集等の印刷物刊行など多角的な活動を行っています。
地域や年代に偏りのない資料収集を目指し、現在は約2,550点の楽器を所蔵しています。展示室にはその一部を展示し、自由に見学できる曜日を設ける他、授業での利用や、学生の個人研究などのサポートなど教育的な活用をしています。さらに学芸員が解説を行う「楽器の10分講座」といったプログラムを通して、本学学生の貴重な学びの場となっています。また自宅学習やオンライン授業を支援することを目的に、楽器の解説映像を作成しています。

●取り組みの目標

楽器自体を見るのみならず、その音が発せられる場面を確認し、さらにそれが用いられる地域の生活や文化と結びつけられるよう、関連画像や映像を収集しています。

●取り組みについての検証と評価

専門の演奏家の方に協力を依頼し、演奏だけではなく、楽器の特徴、演奏方法、楽器の扱い方などを映像にしています。これまでにバンジョー、ハワイアンギター、サクソフォーン、ガムラン、クラリネット、トランペット、ツィンバロンなど様々な映像を作成しています。映像や写真資料はデータベースと紐づけ、展示室の端末で閲覧できるようにしました。また自宅学習やオンライン授業を支援することを目的に、作成した楽器の解説映像でも活用しています。今後さらに授業等での教育的活用法を確立すべく検討しているところです。そのうえで評価を検証し、次の映像制作にも活かしていきます。

●取り組みを通した学生の成績評価

これまでに収集した楽器の演奏映像を用い、楽器の解説映像を作成したところ、オンライン授業や自宅学習で活用されました。楽器についての情報だけではなく、音を視聴することで様々な気づきや発見があったことがフィードバックからもわかります。この取り組みについては継続希望の声があるので、さらに活用しやすいよう整えていくつもりです。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.gs.kunitachi.ac.jp/