南九州大学環境園芸学部様々な取組

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宮崎県（所在地都道府県）／大学学部（部門種別）

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環境園芸学部

外国人教員

外国人教員雇用・派遣受入？: ●取り組みの内容

環境園芸学科には令和4（2022）年度現在、2名の外国出身の教員（教授2名）が在職しています。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://www.nankyudai.ac.jp/g...

外国人留学生受入

外国人留学生受入？: ●取り組みの内容

環境園芸学科には令和4（2022）年度現在、9名（ベトナム3名、韓国1名、スリランカ1名、中国3名、マレーシア1名）の外国人留学生が在籍しています。

●取り組みの目標

本学部は世界の発展を目標に、留学生受け入れを行って行きます。

連携活動

学校間連携？: ●取り組みの内容

１）高等教育コンソーシアム宮崎
宮崎県内の11の高等教育機関で組織され、教育・研究連携事業として単位互換、FD・SD研修、学生交流事業として学生インターゼミナール、インターンシップ、就職活動支援、地域連携事業として地域社会・産業界との交流促進等を企画・運営・支援し、相互の連携を図っています。
２）宮崎大学農学部田野フィールド（演習林）との連携
宮崎県内2つの農学系分野を有する大学として、平成24（2012）年度から双方の教職員で検討を始めました。平成25（2013）年度以降は、本学科の学生が宮崎大学農学部田野フィールドを借用し、先方の教職員の協力を得ながら授業も実施しています。
高大連携プログラム？: ●取り組みの内容

高校と本学部の連携として、例えば以下のようなプログラムを実施しています。
１）高校および中学の生物系授業プログラム
都城市内外の高校や中学校に出向き、特に高度な知識や先端技術を要する生物系実験授業の一部担当を行っています。
２）高校および中学の生物系・農業系・造園系の体験授業プログラム
都城市内外の高校や中学校より、1日または半日程度の期間で生徒を受入れ、大学教育レベルにおける生物系実験授業・農学系実習授業・造園系演習および実習授業等を体験してもらっています。
産官学連携？: ●取り組みの内容

１）産官学のフィールドワークショップ
都城へのキャンパス移転を契機として、産学官の連携の推進や、本学の専門性を活かし、地域の民間または行政の土木関連技術者と豊かな景観形成策を検討するフィールドワークショップ。
２）産官学連携の外部委員会への学術委員としての参加
国及び各地方自治体の委員会や審議会の有識者会議などに学科教員が出席しており、各専門分野においてより良い社会構築を目指すべく積極的に協力しています。
３）都城甘藷利用研究会（都城市）
九州沖縄農業研究センター、宮崎県総合農業試験場畑作園芸支場、霧島酒造株式会社、本学の4団体による研究集会の主要メンバーとして学科の3教授が参加しています。
４）地元企業からの派遣研究員の受入れ
地元企業からの派遣研究員の積極的な受入れを実施しています。
５）医療施設や保育所、集客施設等の整備計画
研究室が主体となり、学生の卒業制作の一環として、小学校や保育園や児童発達支援事業所等の屋外教育施設の整備計画立案やアドバイスをしています。
地域連携？: ●取り組みの内容

キャンパス・地域施設研究室・教員・学生単位という重層的な実績があります。
１）エバーグリーンセミナー（都城市・三股町）
２）ボランティアフェスティバル（都城市）
３）ボンパク（都城市）
４）キッズボンパク（都城市）
５）ほほえみの園（都城市）
６）社会福祉協議会よかとこ発見塾プロジェクト（都城市）
７）自然再生（都城市折田代地区）
８）都城総合文化ホール（MJホール中庭、都城市）
９）持永邸庭園管理協力（都城市庄内地区）
10）島津邸庭園管理協力（都城市早鈴町）
11）ハロー市役所元気講座（都城市）
12）安全・安心な菜園づくり（都城市）
13）ひな山づくり（綾町・都城市・三股町など）　
14）「みどりと景観のまちづくり」共同研究業務（都城市）
15）宮崎県木カナリーヤシの衰退問題や西米良産野菜の特性などの研究（宮崎県）
16）宮崎県総合博物館「ふしぎ昆虫パワー展」（宮崎県）
17）みどりの会（庭園管理ボランティアグループ）
18）沖縄県人会（学内外の様々なイベントでエイサーの演舞）
19）その他（国・県・市・町などの外部委員会への参画等）

生涯教育

科目等履修制度？: ●取り組みの内容

本学における一部の科目の履修を志願する者については、科目等履修生としての受入れを、学則および科目等履修生規程に定めています。入学資格は学則第22条に加え科目等履修生規程第3条に「相当の年齢に達し、本学において当該科目を履修する学力があると認めた者」と定められ、選考の上、教授会の議を経て、学長が入学を許可します。科目を履修し、定期試験に合格した科目は教授会において単位を認定し、所定の単位を与え、学長がその科目の単位を修得した者に単位修得証明書を交付しています。
科目等履修生の受け入れ期間は、半期（前期または後期）または１年間となります。希望者は２月または８月に必要書類および検定料を添えて申請をしてください。
〔必要書類〕
科目等履修許可願・履歴書・健康診断書・学業成績証明書(最終卒業学校)・卒業証明書
社会人教育？: ●取り組みの内容

社会人教育として「研究生」の受入れを行っています。これについては学則および研究生規程に定められ、専門事項について研究することを志願し、大学の学部を卒業した者又はそれと同等以上の学力があると認められる者は選考の上、教授会の議を経て、研究生として学長が入学を許可することができると規定しています。

●取り組みの目標

研究生は、研究題目を決め、指導教員の指導のもとに研究に従事します。

●取り組みについての検証と評価

研究生が研究を修了した時は研究修了届を学長に指導教員を経て提出し、教授会の議を経て学長が研究修了届を提出した者に研究修了証明書を交付しています。
生涯学習？: ●取り組みの内容

本学では、広く一般市民に向けて「公開講座」を開催しており、環境園芸学科の教員も講師として講演を行っています。

社会貢献

ボランティア活動？: ●取り組みの内容

環境園芸学科の学生が中心となって実施しているボランティア活動がいくつかあります。
１）みどりの会
学内の美化のため樹木管理を行ったり、また都城市内の高齢者宅で庭園管理を行ったりしています。
２）MJ-network
主に都城市を中心に活動する地域貢献として、さまざまな団体と一緒にボランティア活動をしています。

研究活動

多様な研究内容？

●取り組みの内容

全17の研究室では多様な研究をしています。

１）園芸生産環境専攻

蔬菜園芸学：高品質・高付加価値の野菜作り・品種改良
花卉園芸学：花卉の栽培・維持・開発調整
果樹園芸学：熱帯・亜熱帯果樹の栽培
資源植物生産学：実際に栽培をしながら最良の解決策
環境保全園芸学：地球環境にやさしく人に安全な作物
農産物貿易：グローバル化時代の農産物貿易

２）植物バイオ・育種専攻

園芸育種学：優良品種を作り出すための研究
植物資源利用：園芸植物を“色”という視点で研究
植物病理学：植物を守るための学習・研究

３）造園緑地専攻

地域景観学：魅力ある景観を、認知学的視点から研究
造園計画：最先端の技術・理論の造園学
緑地環境情報学：緑地・環境を情報として新解釈を発見・表現

４）花・ガーデニング専攻

庭園デザイン学研究室：庭園からの実物像から研究
社会園芸：園芸の可能性を研究

５）自然環境専攻

緑地保全学：自然環境の再生と修復
昆虫生態学：昆虫の生態から環境保全
植栽環境：樹木の植栽環境を研究

研究施設・設備の充実？

●取り組みの内容

主な研究施設・設備は以下のとおりです。

１）園芸学分野・造園学分野・自然環境分野の18の研究室（本館5～8階）
環境園芸学部環境園芸学科には、3分野5専攻に「研究室」を18設置しています。
各研究室の研究テーマに対応するために、各種の計測機器などのある実験室・培養室・無菌室・機器室・恒温室・標本室から演習室・資料室・印刷室などを備えています。

２）環境園芸学部附属フィールドセンター
約3haの敷地に、管理棟（事務室・ホール・多目的室）、実習棟（全天候実習棟・木工房・造形工房・倉庫・機械庫・ボイラー室・作業室）、温室群（実習温室14棟・研究温室8棟・人工気象室・スリークォーター温室）、実験圃場、樹木園、モデルガーデン、植物生態園などを備えています。

３）実験室（3号館1階）
各種機器のある「実験室」には、遺伝子解析を行うDNAシーケンサをはじめ、植物成分分析のための高速液体クロマトグラフィー装置、環境分析に必要不可欠な元素分析装置などの機器が充実しています。