建学の精神

人を支える「心」と「技術」を育み、和洋の誇りを胸に、新たな社会へ。
 
明治30 年（1897 年）に創設された和洋女子大学は「和魂洋才」の理念を掲げ、高い技術と強い精神を持った卒業生を数多く輩出してきました。創設から1世紀を超え、多様な価値観が併存する社会で人と繋がることで新しい価値を創造することが求められる時代となりました。自ら考え決断して自律的に行動すること、そして多様な人と関わる能力が求められています。校是である和魂洋才を礎に、新しい時代の変化を捉え、“人を支える「心」と「技術」を持って行動する女性”の育成を教育理念としています。

特色

1. 学生が４年間で身につけるべき「力」

和洋女子大学は、多様な価値観が共存する成熟社会で必要とされる「心」と「技術」を磨くために、「自分を知り誇り持つ力」、「基礎学力と文章力」、「人を理解し、自分を表現する力」、「課題を解決する力」、「社会に役立つ専門力」の5つの能力を4年の間に育みます。そのために専門教育に加え、大学での専門分野の学習や研究の核となり、社会で活躍するための基盤となる和洋アビリティーズと呼ぶ共通総合科目を用意しています。

2. 主体的学びの導入

5つの能力を学生が身につけるには、カリキュラムだけでなく授業を始め学び方の工夫が必要です。本学では講義だけではなく、学生が自ら考え、教員との情報のやり取りの中で、学ぶことができる双方向型の授業展開を行っています。
また、授業での理解を深めるために事前学習と復習をサポートするための反転学習を導入しています。反転授業では事前に授業の要点をまとめた講義画像を見て授業に臨むことで、授業内容の理解が深くなるように工夫されています。

3. 教育プログラムの特色

従来大学の教育は、教養科目と専門科目の2種類で構成されていますが、これに加えて5つの能力を総合的に育成するために講義外講義の実施を行っています。PBL(project　based　learning)として、自治体や企業などと連携した研究教育プログラムが行われています。農業体験学習プログラムでは農作物の生産から農作物を使った商品開発に学生が関わることで学びの幅を広げることを行っています。

本学の目的