建学の精神

感恩奉仕
西南女学院の女子教育の要、それは「感恩奉仕」の心にあります。

西南女学院の建学の精神である「感恩奉仕」。それは私たちが神の愛の中に生かされていることに感謝し、社会や家族に愛をもって仕えていくということ。すなわち、神を通して家族やさまざまな人との関わりのなかで生かされていることに感謝し、その恩に報いるよう、周囲の人や社会に奉仕していくということです。自分が生かされているということを自覚し、周囲の人々に感謝する気持ちを持つ。そして目の前にいる相手のため、世界の誰かのためにできることを自ら考え、一生懸命に行動する女性を育てることが、私たちの女子教育の要です。そのうえで、医療・保健・福祉の分野をはじめ、国際社会や地域社会が求める幅広い知識や専門的技術を持った自立した女性を育てる教育を行っています。
社会や時代のニーズが変化しても欠かすことのできない感謝する心を中心に、社会に貢献できる知性と専門性、実践的な技術を身につけていく。それが西南女学院大学短期大学部のキリスト教に基づく女子教育です。

特色

自らの指針となる倫理観を形成する

本学の教育の根幹を成すのは、キリスト教教育です。建学の精神である「感恩奉仕」が伝える他者に感謝し、奉仕することの大切さをチャペルアワーやキリスト教学など、日々の授業を通じて学んでいきます。今日いただく食事も、眠りにつく場所があるのも、他者とのつながりがあるおかげ。そうした身近にあるつながりに気づき、感謝の念から他者にすすんで奉仕することは、生きるうえで必ず大きな原動力になります。そして常に誰かに「ありがとう」と思える素直でたくましい心が、自己の要となるでしょう。

職業人としての自分の強みをつくる

専門分野の知識が豊富で資格があっても、それだけではプロフェッショナルとは呼べません。それぞれの分野でプロフェッショナルになるためには、現場のさまざまな状況に応じて臨機応変に対応するための豊かな経験値と、そこで養われた実践力が必要です。もちろん、実践力の大部分は就職後に身につくものですが、本学の授業では、基礎になる力が十分に身につくよう、演習や実習を多く採用し、現場ですぐに活かせる技術の実践を積み重ねています。その成果は、多くの現場で成長し、活躍し続ける卒業生たちの姿が証しています。

社会を理解する幅広い教養を身につける

真の教養とは単なる博識ではなく、さまざまな知識を活かして自ら考え答えを見つけ出す総合知、またその総合知を用いて他者の理解に努める力です。本学では、人間存在を深く広く見つめ直すための「一般教育科目」を置き、多様な科目を多数配置しています。

本学の目的