建学の精神

青山武雄をはじめとする学院創立者たちが教育の基本に据えた理念は、プロテスタント・キリスト教主義であった。日本の将来を担う人物は、世界的な視野と教養を身につけた人格者であらねばならない。また、先の大戦の反省から、世界平和と人類の共存共栄の理想を実現するためには、外国語を用いて異なる国々の人々と対話する力を持ち、異文化を理解し尊重する若者を養成しなければならない。そして日本の良心たるそのような自立した人間の教育の基盤は、キリスト教の「隣人愛」「献身と奉仕の精神」「真理と自由の探求」という普遍的な価値観にこそ置かれるべきである、と考えたのである。
このような信念のもと、1945年12月1日に創立者らは長崎キリスト教青年会（長崎YMCA）を再建し、その後長崎外国語学校、長崎外国語短期大学を設立した。2001年に設立された長崎外国語大学にもその理念は息づいており、学則第1条は本学の目的を「キリスト教精神に基づき、外国語と国際文化に関する知識を教授研究し、国際的な視野と円満な人格の涵養を図り、もって地域並びに人類社会の福祉と発展に寄与しうる人材を育成すること」と謳っている。

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特色

グローバルな人材の育成

長崎外国語大学は、キリスト教精神に基づき、外国語と国際文化に関する知識を教授研究し、国際的な視野と円満な人格の涵養を図り、もって地域並びに人類社会の福祉と発展に寄与しうる人材を育成することを目的としています。 また、歴史的国際都市長崎で、「世界がキャンパス！」「キャンパスが世界！」を旗印に、日本人学生の海外留学と外国人留学生の受け入れに力を注ぎ、21世紀の新たな国際交流の拠点をめざしています。これらを実現するため、グローバル時代にふさわしい大学として「長崎外大ビジョン2030」及び「学校法人長崎学院長崎外国語大学中期計画（2021-2025）」を策定し、2021年から向こう5年間でビジョンの実現に取り組んでいます。
 

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●特色の目的

国際化

●特色を実現するための主な取組

学生寮（特色ある施設）

外国人留学生受入（外国人留学生受入）

海外留学、スタディ・アブロード（留学支援）

多様な研究内容

　2016（平成28）年4月1日に「新長崎学研究センター」を設立しました。設立目的は、建学の精神に基づき、グローバル人財及び地域創生に活躍可能な人財を育成するために、本学の特徴を活かした学術研究を推進すること、および研究の成果を本学の教育研究に還元し、経営に資するべく活用することです。
センターは、目的を達成するために、建学の精神を礎としたプロテスタントキリスト教全人教育のあり方、外国語・母語（主として日本語）を含む言語教育、長崎発の平和学及び平和教育、グローバル人財輩出の土台を成す国際教養学とその関連分野、「人間の安全保障」に基づく国際協力学等を対象に研究活動を実施します。

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●特色の目的

研究活動

●特色を実現するための主な取組

多様な研究内容（研究活動）

本学の目的