建学の精神

　沖縄キリスト教学院は、プロテスタント福音主義に則るキリスト教精神を土台に沖縄を国際的平和の島にしてゆく人材の育成を目指し、仲里朝章牧師を中心とする沖縄キリスト教団（現、日本キリスト教団沖縄教区）の指導者達によって1957年に建学された。そこには、これらの人々の太平洋戦争下での皇民化教育への反省と沖縄再建の強い願いがあった。
　本学のキリスト教精神とは、聖書が証するイエス・キリストの十字架のあがないにより人類に示された和解と平和（エフェソ2：15〜16）に基づき、他民族と異文化の理解を深め、他者へ仕え、少数者の人権を尊重するものである。それゆえ本学はこの精神に立脚しつつ、過去には凄惨な地上戦を体験し、現在も軍事基地を抱える沖縄から世界へ平和を訴え発信してゆく「平和を実現する人」（マタイ5：9）と、キリストの謙遜さに倣い、隣人へ奉仕する（マタイ20：28）人材の育成を教育の使命とする。

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特色

キリスト教教育

キリスト教の教育って奥が深い！！キリスト教の精神を守り、教育に活かす。 豊かな人間性を育むプログラムを備えています。
キリスト教の歴史や背景、そして聖書の伝える愛に触れ、学んでいきます。様々な問題を抱えている現代社会において、真の平和をつくりだす感性を磨きます。本学のキリスト教教育は、人間として大切なことに気付き、世界平和の希求や社会奉仕の精神を身につけます。

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保育に関する資格取得について

地域こども保育学科では、「認定絵本士」と「児童厚生二級指導員」の取得が可能になりました。
◆認定絵本士
認定絵本士は、絵本の魅力や楽しさなどを子どもたちに伝える資格です。
授業では、絵本に関する専門的な知識や絵本の魅力の伝え方、紹介する技術、支援が必要な子どもなどに対する絵本の役割、活用方法などを学びます。絵本の世界観を理解するため、キリ短では、県内大学教員初「絵本専門士」の上原明子教授(元 沖縄県子ども読書推進協議会会長)が中心となって授業を行います。
◆児童厚生二級指導員
児童館や学童クラブなどで働く児童厚生員の仕事に役立つ資格です。

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沖縄という地域を軸にこどもについて学ぶ

「地域子育て支援実習」では、沖縄県の子育て支援の取り組みを学び、学生自身が支援プログラムを作成します。毎年多くの親子連れが参加し、「ワイワイプラザinキリ短」の通称で親しまれています。学生の学びが深まるとともに、将来の保育者としての自覚が高まる実習です。

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本学の目的