東京基督教大学
東京基督教大学
神学研究科（博士前期課程）
- ディプロマポリシー
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本研究科では、以下に掲げる３つの能力及び専攻に固有の高度な専門知識と研究能力を身につけ、２年以上の在学と所定の30単位以上（神学研究者・教育者コース修了の場合は同単位数）を履修し、かつ研究指導を受けた上で、修士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した者に、修士号（神学）を授与する。
ただし、教会教職者コース修了には、上記修了要件を含む42単位以上を、当該の履修モデルに従って修得する必要がある。
ａ．今日の教会と世界が直面する神学的諸課題について、旧約・新約聖書の原語による解釈とそこから導き出せる原則に基づき、キリスト教の豊かな伝統と今日の状況に照らして分析・統合し、現代に対して意味のある神学を創造的に営む能力。
ｂ．自らの知見を、他者に説得力をもって伝達するための論理構築をし、表現する能力。
ｃ．現代の教会と社会において直面する多様な事態に、高い倫理性と品格をもって取組み、問題解決のために提言するだけでなく、他者を理解し協働する能力。詳細リンク（外部サイトへ） - カリキュラムポリシー
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ａ．研究科神学専攻の下、「聖書学」領域と「神学・教会」領域を設置し、両領域から必修科目・選択科目をバランスよく配置することにより、神学に関する高度で体系的な実践的知識を身につけさせることを目的とする。
ｂ．基幹科目群による体系的な神学理解に基づき、学生が選択した分野について修士論文を書き上げるために、高度な専門知識と研究能力を深めることのできる専門科目群を設置する。
ｃ．研究指導の一環として初年度第１学期に、神学研究の基礎を全学生に教授し、研究分野に焦点を絞る前の、総合的な神学研究への導入を行う。また、最終年度第２学期に全学生を対象に神学に関する総合演習を行い、今日的課題について神学の学識を統合する学際的な共同研究を行う。
d.「神学・教会」領域の実践的適用性を重視する諸科目と合わせて、説教と実践神学に関する演習科目において、神学の専門知識を実践に応用する能力及び教会教職者としての倫理性の涵養を目指す。
神学研究科神学専攻の養成する人材像に基づき、教会教職コースと神学研究者・教育者コースの２コースを設け、履修の指針とする。詳細リンク（外部サイトへ）
カリキュラム
- 教養・リベラルアーツ教育？
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教育方法
- サービスラーニング？
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●取り組みの内容本学の建学の精神には、「教会と社会に仕える姿勢や、行動力・指導力を養う」という実践神学教育が強調されています。学生には、この精神を養うために、必修・選択・単位・無単位の様々なサービスラーニングの機会が提供されています。具体的には、教会教職者を目指すものが牧師を補佐する教会インターンシップ、キリスト教会においてその活動を支援する夏期伝道、ユースキャンプやミーティング等を手伝うユースインターンシップ、震災被災地等におけるボランティアプログラム等です。学生にはそれぞれのプログラムに、受け身の姿勢で臨むのではなく、それらに主体的に関わりつつ、グループによる協働活動に勤め、またリーダーシップを発揮することが奨励されています。
- 少人数教育？
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●取り組みの内容専任教員1人あたりの学生数は10名以下。授業以外でも質問したり、食堂で一緒に食事をしたり、という人格的な交わりがあります。
学びの支援
- TA・RA・SA・メンターの活用？
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●取り組みの内容東京基督教大学では、大学院生によるTA・RA制度が導入されています。それぞれの職務内容や実施状況は以下のようです。
TA制度・・・修士課程に在籍する成績優秀者の中から教員の推薦によってTAが選ばれ、教員の指導のもと、学部において教員の補佐役を務めるものです。具体的には、教材作成の補助、採点、成績管理をはじめ、クラス履修生のメンター的な役割を担うこともあります。
RA制度・・・博士課程の成績優秀者の中から、教員の推薦により教員の研究の補佐役を担うRAが選ばれます。RA制度は、将来、大学教員として任用された場合の研究能力向上を見据えつつ実施されるものでもあります。 - ラーニングコモンズ？
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●取り組みの内容本学は、建学の精神の一つとして「世界宣教」を掲げており、多様な国籍の留学生を受け入れています。留学生の数は、全学生の4分の１を超えます。また、本学は全寮制であり、同じキャンパス内で日本人学生と留学生が、共に生活し、学んでいます。以上のような環境であることから、正課教育を行う教育研究棟において、正課外教育を行う寮においても、絶えず日本人学生と留学生との「交流」が生じます。そこで、本学では多様な学生が背景とする異文化を理解し、グローバルな視点に目が開かれることを目的として、教育研究棟の１階および2階、男子寮、女子寮、シオン寮にラーニングコモンズを整備しています。各スペースには、無線LAN、個々の所有する情報端末を投影するディスプレイ、可動式ホワイトボード等が設置されており、多様な形態でのグループ活動をサポートしています。教育研究棟のラーニングコモンズでは、授業の課題に対するグループ学習や学習支援を中心に活用されており、各寮のラーニングコモンズでは、課外活動のミーティングや上映会に利用されるなど、日本人学生と留学生の間に多様な活動を生み出しています。
- インターンシップ？
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学修についての評価
- アセスメントポリシー？
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- 学修ルーブリック？
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●取り組みの内容現在、一部の授業で学修ルーブリックを取り入れています。今後も取り入れる授業を増やしていく予定です。
- GPAの活用？
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●取り組みの内容GPAとは平均成績値のことで、学生のGPAは学期毎に集計され、学生に告知されます。GPAの良い学生は、アカデミックMVPとして学期毎に表彰されます。また４年間を通してのGPAが優秀であった学生は卒業時に表彰されます。GPAの低い学生は、学習支援クラスの履修対象者となり、チュータリングを通して成績向上の助けを受けることができます。その他に、GPAは、奨学金に審査や、進級、卒業の審査、また退学勧告の目安に用いられます。
- 学修ポートフォリオ？
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●取り組みの内容学修ポートフォリオとは、学生自身が毎年４月に学習の目標を設定し、学年末にそれらを振り返ることで、自らの学びを高め、また深化させるために設けられた自己評価制度です。例えば学生は以下のような質問に答えます。「今年度の自身の学びを振り返り、授業のための予習や復習の時間とその確保に関して、他の活動に費やした時間との関わり合いを念頭に、評価できる点と反省すべき点を具体的に記述して下さい。」「今年度の現時点までの自身の学びを振り返り、成績や学習態度等に関して、評価できる点と反省すべき点を具体的に記述して下さい。」「これらの記述をふまえ、次年度のTCUにおける自身の学修の目標（学科専攻の学び、学習時間、成績、学習態度等に関する）を具体的に記述して下さい。」これらの問いに対する答えが４年分蓄積されることで、学生は成績だけでは知り得ない様々な学修の課題に対処することを覚えます。
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『教養・リベラルアーツ教育』とは？
幅広い分野の教養などを身につけ、専門知識に偏らない汎用的能力を育成するために大学・短期大学で行われる教育。
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『サービスラーニング』とは？
地域社会における社会貢献活動等を体験するなかで、学んだ知識を社会で実践的に活用し、社会に対する責任感を育むことなどを通じて、より学習効果を高める体験型の学習方法。
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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。
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『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
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『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
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『インターンシップ』とは？
自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験や社会貢献活動に参加する制度を授業やカリキュラムに取り込むことで、学生が学問や研究分野への理解をより深めるための取り組み。
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『アセスメントポリシー』とは？
学生の学修成果の評価（アセスメント）について、目的や達成するべき質的水準と具体的な評価の実施方法などについて定めた学内の方針を活用した取り組み。
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『学修ルーブリック』とは？
表の縦軸に「学習目標」や「何を学習するのか」、横軸に「学生が到達しているレベルを示す特徴を記述した文言」を置いて、学生の学習成果を評価する方法を利用した取り組み。
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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『学修ポートフォリオ』とは？
学生が授業を通じた学びの過程や成果（学習計画表や成績表など）を記録し、それらを評価に活用し、成果だけでなく過程も含めた学修の評価を行うことで、一層の学びの定着を図る取り組み。
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