ディプロマポリシー

研究科の定める年限において所定の単位を修得し、以下の学識・能力を身につけ、かつ修士論文、修士作品又は特定の課題についての研究成果の審査及び最終試験に合格した者に学位を授与する。
 
【知識・技能】
専攻分野に関する高度な知識・技能を修得し、質の高い生活の創造に向けて、それらを総合的に活用することができる。
【思考・判断】
現代社会が直面する個人、家族、地域、さらには地球規模の諸課題を発見し、生活者の視点に立って、解決に必要な情報を収集・分析・整理することができる。
【関心・意欲・態度】
常に変化する人と環境との関係を理解しながら、次々に生起する諸課題の解決に向けて、主体性を持って学び続ける意欲を有している。
【表現】
コミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力を有し、思考・判断のプロセスや結果を他者と共有することができる。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.kasei-gakuin.ac....

カリキュラムポリシー

広い視野に立つ精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又はこれに加えて高度な専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培い、そして豊かな人間性を追求し続ける素養を身につけるための教育・研究指導を行う。
 
・専攻分野における基礎的素養の涵養を図るための「総合特論」を開設する。
・専攻分野における高度な専門知識を修得するための講義科目を開設する。
・専攻分野における諸課題に関し、解決に導く能力を養うため、「特別研究演習」を開設する。
・高い学術水準の学位論文の完成に向けて、指導教員（主指導教員及び副指導教員）による個別の研究指導を受ける。
・公開の中間報告会や最終発表会におけるプレゼンテーションや討議を通じて、調整力や研究内容の質の向上を図る。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.kasei-gakuin.ac....

学びの支援

学修ポートフォリオ？

●取り組みの内容

授業支援システムのclass roomを用いて、教員と学生のコミュニケーションを行っています。オンラインでの授業の際も、このシステムが基盤となって活躍します。

TA・RA・SA・メンターの活用？

●取り組みの目標

大学院の学生が学部における教育効果を高めるため、大学院に在籍する優秀な学生に対し、教育的配慮のもとに学部教育の補助を充実させ、教育指導者としての訓練の機会を与えることを目的としています。

特色ある教育施設・設備の整備？

●取り組みの内容

本学では特色ある教育施設である「生活文化博物館」を利用して、博物館実習等を実施しています。生活文化博物館は、平成3年に「博物館法」（第29条）における「博物館に相当する施設」として公的施設に指定されて以来、大学教育における教育施設として、また地域の生涯学習の拠点として利用されています。
とくに本学における博物館学芸員教育のかなめとして位置づけられている当館は、学芸員資格必修科目である博物館実習を中心にして博物館全般に関する知識の理解および展示・保存技術の習得をめざす教育の場となっています。
また特別展や企画展などの開催時に展示内容と関連する科目の授業が展示室内において実施されています。さらに生涯学習とのかかわりにおいても展示事業が利用されており、これまでも地域の博物館などと連携して合同の特別展がおこなわれています。特別展の内容によっては学生参加の試みが行われています。
 

●取り組みの目標

博物館学芸員の授業においては実習生の資料取扱い方法の習得、資料の収集、整理、保存、展示に対する博物館学芸員として必要とされる基礎知識の理解や各種の展示技術の向上にむけての支援をおこないます。
また地域における生涯学習との関係においても博物館だけのかかわりではなく学生の参加も積極的に図っていき、情報を発信する意義とよろこびなどを実際に体験し自己実現に向けた契機をつくっていきます。

●取り組みについての検証と評価

授業での博物館事業へのかかわりは実習が主体であるため、資料整理や展示作業の学習効果ははっきりと把握することができます。また地域のエコミュージアムと共催した2回にわたる写真展では100点のすべての写真に意見、説明、感想などのコメントを学生が執筆し、自らがその展示をおこないました。このコメントの展示に対して、見学者からは学生の生の声が聞けたということで高い評価がなされ、学生にとっては大きな自信と自覚がめばえました。
博物館実習では過去にエコミュージアムツアーを校外授業として実施し、地域社会を理解する契機となっただけではなく地域住民とのコミュニケーションも深めることができました。また、他館のバックヤード見学を通して、各館の実情に触れることで問題意識を持ち、解決に至る思考を養います。

●取り組みを通した学生の成績評価

博物館を利用した実習は収蔵資料や設備、備品など通常は扱えない物品に直接触れるため、教育上の効果は高く、将来的にも成績評価に正しく反映されると考えます。実習とはいえ、公的な博物館展示室での一般の見学者の目に触れる展示作業ですから真剣勝負の場となっており、そのため学生が記す実習の記録からは実習に対する満足感や達成感を読み取ることができます。
地域住民との交流についても同じことが指摘できます。本学の博物館事業のなかにおいて学生をどのように参加させられるのか、毎年の見直し作業のなかで積極的に検討をすすめていく必要があります。

ラーニングコモンズ？

●取り組みの目標

ラーニングコモンズを設置したことにより、多くの学生や教職員が図書館を「自律的な学習の場」「知の創造を促す場」「共に考え共に学ぶ場」として発展的に利用していただくことを目指しています。ラーニングコモンズと隣接するスペースに「視聴覚コーナー」と絵本の読み聞かせ授業と連動する「絵本コーナー」があります。今後、両スペースでのその相乗効果により、さらに入館者数を増やしていきたいと考えています。

学生アンケートの活用？

●取り組みの内容

○教育内容や教授方法の改善を目的として、研究科長が個別面談の実施を行っています。
○大学院生との個別面談の報告については、教育改善（FD）委員会で行っています。
 

●取り組みの目標

○授業評価アンケートの結果を基に、教育内容や教授方法の改善を行うことにより、教員個人の授業改善をするとともに、組織的にカリキュラム改善にもつなげ、学生の満足度の向上をめざします。
○授業時間外における学習時間を把握することにより、学生の学ぶ姿勢についての支援策の検討につなげます。
○教員表彰を行うことにより、教員の改善活動への意識の向上へつなげます。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.kasei-gakuin.ac....

学修についての評価

学修ポートフォリオ？

●取り組みの内容

授業支援システムのclass roomを用いて、教員と学生のコミュニケーションを行っています。オンラインでの授業の際も、このシステムが基盤となって活躍します。

×
『学修ポートフォリオ』とは？
授業を通じた学生の学びの過程や成果（学習計画表やレポート・成績表など）を記録し、それらを評価することで学びの振り返りを行い、学生が自ら学ぶことを支援する取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる

×
『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる

×
『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。

×
『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
用語辞典を開いて詳しく調べる

×
『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。

×
『学修ポートフォリオ』とは？
学生が授業を通じた学びの過程や成果（学習計画表や成績表など）を記録し、それらを評価に活用し、成果だけでなく過程も含めた学修の評価を行うことで、一層の学びの定着を図る取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる