カリキュラム
●取り組みの内容
技術経営専攻では、職業倫理を備え、高度専門職業人として課題を発見し解決へ導くことのできる人材を育成することを目的としている。新技術から製品化までのイノベーションを担う力を身に付けるMTIトラック及び新事業の開発やベンチャー起業等によるイノベーションを担う力を身に付けるMBAトラックの2本の柱を置き、必要となる課題発見能力、仮説設定能力、問題解決能力、論証能力及び国際的活躍能力を、理論と実践の融合の中で身に付けるために以下の方針により教育課程を編成している。
●取り組みの内容
技術経営専攻では、多種多様の融合分野による実践教育であり、1つの授業科目には、教養・専門が融合し構成されている。
教育方法
●取り組みの内容
技術経営専攻では、概ね社会経験10年程度のマネージャー層を学生構成の中心として想定しているため、講義は担当教員が提供する教材(講義資料や教科書)と学生の実践知が相い交わるスタイルで、討論、演習、グループワーク、ケーススタディ等を行っている。
●取り組みの内容
全ての学生が社会人であることから、概ね授業は、ディスカッション、グループワーク等の多様な手法で行われており、学生が思考し問題解決の資する講義形態となっている。
●取り組みの内容
技術経営専攻では、各授業科目の履修学生人数は概ね10人〜30人の範囲である。
演習科目については「プロジェクト1」「プロジェクト2」「プロジェクト3」「プロジェクト4」では、一人の教員に対する履修学生人数の上限を設ける予定である。
コア科目は、学生の教育効果の向上させるために、2クラス分けで授業を実施している。
学びの支援
●取り組みの内容
本研究科の学生は全員が社会人であり、教育システムを理解し、目的を持って入学することから、履修相談・学習相談及び学習指導は、学生個々の目的を具現化するための学修計画を担任教員との面談等を通して、組み立てている。
担任教員は、本専攻の組織的な学生支援体制であり、学生個々の入学目的に概ね合わせて、専任教員を配置し、2年次までの学修生活をバックアップしている。
●取り組みの内容
技術経営専攻では、学生への成績評価の通知については、担当教員が採点した結果を、Webを利用した本学のシステムであるキャンパスライフアシストシステム(以下CLASSという)にて各学生が確認することが可能になっている。評価の各年度末に確定される。また成績評価に関する問い合わせ等については、「年度末行事日程」の書面上で周知し、学生からの成績評価に対する再調査の要望に応じる体制を整えている。
●取り組みの内容
技術経営専攻は、製造業を中心として、さまざまな分野の企業、政府・地方公共団体、大学等教育機関など多様なフィールドで活躍している社会人学生ではあるが、学生が有するバックグラウンドが理系、文系などさまざまであるため、初年次教育として「コア科目」を設定している。
このコア科目は、MBA類4科目とMTI類8科目の計12科目が設置されている。2年次に進級するための条件は、10科目を履修し修得することとしている。
●取り組みの内容
技術経営専攻の経済的支援の取組みとしては、各種奨学金を入学前から案内している。日本学生支援機構奨学金を取り扱っており、さらに入学手続時納付金の支払いに利用できる本学と提携会社による特別レートの教育ローンを紹介している。
また、厚生労働省教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)の指定講座として、2017年10月〜2020年9月まで厚生労働大臣より指定されている。
修学上の配慮としては、学生構成の想定が概ね社会経験10年程度のマネージャー層を想定しており、社会人学生の通学しやすい環境を整えるため、授業は平日夜間と土曜日に行い、実施期間は四半期を軸に行い、必修科目は全て土曜日に行うなどしている。
そして、学生の入学目的を2年間で実現するために、入学時より専任教員による担任をすべての学生に置き、学生個々の修学生活をサポートしている。
●取り組みの内容
技術経営専攻では、学生からの授業評価については、各授業科目の終了後、学内イントラネットを利用した専攻の授業アンケートを実施している。アンケートの結果については学内イントラネットにより講義担当教員が個別に随時確認することが可能になっており、教員の授業内容の向上に資することが可能となっている。
学修についての評価
●取り組みの内容
技術経営専攻では、学修成果の評価については、「東京理科大学専門職大学院学則」及び「東京理科大学学則」に定めている。これに基づき、授業科目ごとに評価方法を定め、シラバスに記載されている。担当教員は、その評価方法に従って、公正かつ厳格に採点による評価を行っている。
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『教育内容の体系化とその充実』とは?
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『教養・リベラルアーツ教育』とは?
幅広い分野の教養などを身につけ、専門知識に偏らない汎用的能力を育成するために大学・短期大学で行われる教育。
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『アクティブラーニング』とは?
一方的に講義を聴くスタイルの授業ではなく、学生が積極的に学修に参加することを取り入れ、能動的(アクティブ)な学びを促すことで、知識をしっかり定着させることを目的とした学習方法。
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『課題解決型学習(PBL)』とは?
プロジェクト活動を通じ、学生が自主的・自律的に課題を発見・解決する過程において、それまでに得た知識を実践的に活用することや、より学びを深くすることなどを目的とした学習方法。
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『少人数教育』とは?
学習効果を高めるために、1人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。
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『学びの組織的な支援』とは?
学校側が組織的かつ恒常的に学びに対するサポート体制を用意し、授業に対する学生の不安を解消するなどの学びに対する様々な支援をすることで、より学習効果を高める取り組み。
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『学修成果のフィードバック』とは?
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術や成績などの「学修成果」を、可視化するなどして学生にわかりやすく還元することで、学生自らの学びへの姿勢を支援する取り組み。
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『初年次教育』とは?
大学や短期大学の新入生を対象に、高校までの学びから、能動的な大学・短期大学での学びにスムーズに移行するための基本的なスキルなどを身につける教育プログラム。
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『中途退学防止』とは?
学びに対する意欲の減少などを理由に修業期間の途中で学校を退学しようとする学生に対して、学びのサポートを行うことで、教育の問題解決を図り、学びの環境を改善し、中途退学を防ぐ取り組み。
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『学生アンケートの活用』とは?
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは?
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。