聖徳大学教職研究科（専門職）研究科での学び

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千葉県（所在地都道府県）／大学院研究科（部門種別）

聖徳大学聖徳大学
教職研究科（専門職）

ディプロマポリシー: 現代社会が聖徳大学大学院教職研究科教職実践専攻に求める人材像は、より高度な専門性と豊かな人間性・社会性を身につけ、生涯にわたって専門職業人としての教師の職能を成長し続けることのできる人材です。
それに応えるために、本学大学院教職研究科は、確かな指導理論と高度で優れた実践的指導力・研究開発力・マネジメント力を身につけたスクールリーダーを養成します。
それを具体化するために、以下の教育目標を設定します。
【教育目標】
これまでの学部での学びで身につけた教師としての基礎的能力、または、これまでの教職経験と研究的実践で身につけた教師としての能力の上に、総合的な人間力、高度な専門的知識・研究開発力、授業実践力、マネジメント力、職能成長力を育成するとともに、教育者としての優れた人格を陶冶します。
上記の教育目標に基づき、以下の学修成果を設定します。…

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http://www.seitoku.jp/univ/a...
カリキュラムポリシー: 【教育課程編成の方針】
教職研究科のカリキュラムは、「共通科目」と「選択科目」「総合実習」により構成されています。「共通科目」は学校教育と教員の在り方に関する領域、教育課程の編成・実施に関する領域、教科等の実践的な指導方法に関する領域、生徒指導・教育相談に関する領域、学級経営・学校経営に関する領域及び特別教職実践演習により構成されています。「選択科目」は教育課程の編成・実施に関する領域、教科等の実践的な指導方法等に関する領域、生徒指導・教育相談に関する領域、学級経営・学校経営に関する領域により構成されています。「総合実習」は実際の園・学校における教育実習を通して、総合的な実践力を育成するものです。
【教育課程実施の方針】
これらの科目の中から、個々の学修者が主体的に「履修計画」を作成し、キャリアに応じた学修を通して、以下の資質・能力を育成します。…

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？: ●取り組みの内容

１．全ての教職大学院に必修としておかれている５領域の科目群のほかに、本学では特に幼少連携、小中連携などの制度改革を含む今日的課題に対応する「生徒指導・教育相談」、「学級経営・学校経営」に加えて、実践的指導力の育成をねらいとした「教育課程の編成・実施」及び「教科等の実践的な指導方法」にも対応している。
２．すべての科目について、優れた実務経験を有する「実務家教員」と実践研究に優れた「研究者教員」が連携して指導に当たり、実践と理論が常に相互交流し、学習場面における課題解決のプロセスに即した取り組みとなっている。
３．フィールドワークとしての実習を重視。数多くの「連携協力校」を設置し、院生の問題意識に応える多様な実習を可能としている。実習に当たっては、事前・事後指導はもとより、実習先と大学院実習担当教員が密接に連携し、円滑な実習をサポートしている。
４．幼児教育コースでは幼稚園教諭専修免許状、児童教育コースでは小学校教諭専修免許状の取得ができる。幼稚園教諭・小学校教諭一種免許状を有していない人は、「幼稚園・小学校教員免許取得プログラム」を活用すれば、専修教員免許状の取得が可能である。

教育方法

アクティブラーニング？: ●取り組みの内容

　授業実施に際しては、受講生相互で協働して学習課題を自ら設定させ、その課題解決の取り組みとして、①文献調査によるこれまでの理論的・実践研究の取り組みで明らかになっていること、いまだ解決されていない課題の整理を行うアプローチ、②学校現場等をフィールドとし、教室等での授業参観による授業者及び学習者の外面的な行動記録分析とインタビュー等による内省報告に基づく内面調査の分析を総合的に検討するアプローチを、適宜、取り入れながら授業実践を行っている。その際、学習改題の設定をする場面、あるいは、データを整理する場面等では、グループを構成し、ブレーンストーミングによるワークショップを取り入れている。
少人数教育？: ●取り組みの内容

本学大学院では、少人数制のもと、教員担当の連携した研究指導体制を整え、院生ひとりひとりが目指す研究テーマをサポートしています。研究指導に当たっては、研究テーマに合わせて複数教員体制をとるとともに、指導教員が研究活動の進み具合をチェックし、必要な指導を行っています。授業形式は講義、演習として、問題解決力や思考力を養うこととしています。

学びの支援

学修ポートフォリオ？: ●取り組みの内容

　学生の各種の学修成果を定期的にチェックするシートとして「学修・研究カルテ」を用意している。内容は，①カリキュラムマップにおける「専門職基準」の4領域（総合的人間力，実践的指導力，マネジメント力，研究開発力）に基づき，教職歴に応じて作成された評価項目，及び，②教育実践活動や研究活動等の記録，で構成されている。4セメスター分の記入欄が並置され，比較検討できるようになっている。
　カルテへの記入は，各セメスター終了後，次の手順で行っている。まず，学生が当該セメスターにおける学修・研究を振り返り，記入する。その後，指導教員と一緒に参照しながら検討を行い，修正するとともに，次セメスターに向けての課題を記入する。
　また，学生は最終学年の後期に授業科目「教職実践演習B」に参加し，カルテの記入内容に基づいて，自己の現状（強い面，弱い面）の把握，原因の分析，改善の方策について発表し，教員や他の学生との共同討議を行い，それを踏まえて，学修成果の振り返りレポートを作成する。

●取り組みの目標

①教職大学院での学修と研究を振り返り、どのような成果が得られたかを明確に述べることができる。
②現段階での教師としての資質能力の自己省察を深め、将来、より優れた教師となるための課題を　明確化し、展望を具体的に述べることができる。
③他者の課題に対しても積極的に関与し、共同で検討したり、助言をしたりすることができる。

●取り組みについての検証と評価

　セメスターごとに，指導教員が学生と一緒に，記入後の「学修・研究カルテ」を参照して検討するが，その際，学生の自己省察が促進されたか等を確認している。
　また，最終学年の後期に参加する授業科目「教職実践演習B」における「学修・研究カルテ」に基づく発表，共同検討，レポートから，担当教員が取り組みの検証を行っている。
　学生のレポートからは，「自分の弱い面、強い面が分かった」など、全員が自己省察の促進を示し，また、自分の弱い面を他の学生に率直に言えたこと、そして、助言をもらえたことを肯定的に捉えており、将来の同僚性の形成に向けた雛形体験となったことが示唆されている。

●取り組みを通した学生の成績評価

　最終学年の後期に参加する授業科目「教職実践演習B」では，「学修・研究カルテ」に基づく発表とレポートが成績評価の対象となる。また，「学修・研究カルテ」は，課題研究と一緒に提出させ，総合実習の総括的評価の資料の一つとしても活用されている。
ラーニングコモンズ？: ●取り組みの内容

川並弘昭記念図書館（2009年開館）には、ラーニングコモンズとして設計された広さ約1,000㎡の「メディアパーク」があります。デスクトップパソコン46台とプリンター5台が配置されているほか、グループワークでの利用を想定した大型の丸テーブルや、用途に応じて組み替えられる可動式の机も多数配置されていて、レポート作成やディスカッションなどに自由に活用することができます。高度な画像処理ができるメディア工房や、DVD等を鑑賞できる視聴覚ブースも整備されており、ノートパソコンの貸出も行っています。また、同じフロアには総合メディア室や図書館事務室が隣接しており、パソコンの操作や情報検索の方法など、学生からの相談にすぐに対応することができます。
学生アンケートの活用？: ●取り組みの内容

授業アンケートを実施しています。
授業の内容を充実したものにするため、授業を検討し、改善を図る資料としています。
授業を受けた学生自身の評価を５点法で評価します。

●取り組みの目標

授業が適切に実施されているかを確認すると同時に、学生が授業内容や進行状況を評価する事で、教員が次回以降の授業をより良いものへと改善するための手段としています。