ディプロマポリシー

　子ども教育学科は、保育・教育に関する専門的知識と技能を修め、保育者・教育者としての高い専門性と教養、豊かな感性を身につけ、地域や社会に貢献することのできる人に対して、短期大学士（子ども教育）の学位を授与します。

【豊かな人間性・社会性・教養】
1.人を尊重し、豊かな人間性と社会性・教養を備えた人として行動することができる。
2.保育者・教育者としての自覚をもち、保育・教育にかかわる人々と協力していくことができる。
【専門的知識や技能】
3.保育・教育に関する専門的知識・技能を身につけている。
4.保育・教育に関する専門的知識・技能を活用し、さまざまな課題に対応する力を身につけている。【実践的能力・表現コミュニケーション力】
5.保育・教育の対象を深く理解し、受け止め、働きかけることができる実践力を身につけている。
6.子どもの感性を育てるためのさまざまな表現コミュニケーション力を備えている。

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カリキュラムポリシー

　子ども教育学科は、ディプロマ・ポリシー（学位授与の方針）を実現するため、基礎教育科目と専門教育科目を体系的、段階的に編成し、各科目を配置しています。

1.大学教育及び保育・教育に関する基礎を学ぶために、基礎教育科目を配置する。
2.保育・教育の本質と目的を学ぶ基礎理論、保育・教育の内容と方法を学ぶ科目、教科や領域に関する科目を配置する。
3.保育・教育の対象を理解し、受け止め、適切に働きかける力を養う科目を配置する。
4.保育者・教育者としての実践力や問題解決能力、地域や社会に貢献する力を養うために、実習等の科目を配置する。
5.音楽・運動・造形等を中心とする表現コミュニケーション力を養うための科目を配置する。

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教育方法

少人数教育？

●取り組みの内容

子ども教育学科における少人数教育
　学習効果を上げるため各講義を可能な限り少人数で行なう工夫をしています。
子ども教育学科の入学定員は100名です。100名全員が学ぶ必修科目の場合、学生を3分割あるいは2分割して時間割編成しています。図工やピアノなどの実技科目では、4分割、5分割にした授業編成を行うこともあります。
　選択科目で履修希望者が多い場合には、1回の開講予定であった講義を、2回開講にするような工夫もしています。
　英語やピアノのように技能を身に付けるための講義は、学習者の能力に応じたクラス編成をして少人数で学習効果を上げています。

学びの支援

学修成果のフィードバック？

●取り組みの内容

学修成果のフィードバック
１．学生は、授業終了時にミニッツペーパーを使用して、授業のまとめを書いて提出します。
　また、各教員が工夫した書式を使用することもあります。必要に応じて教員のコメントを付して返却しています。
２．前時の授業内容についての小テストを取り入れて前時の学習を確認することもあります。
３．提出されたレポートは、添削して返却しています。
４．学生の履修状況については学生本人に伝えるとともに、学年末に保護者・保証人に成績表を送付しています。これは、学生の学修の成果が上がることを期して、本学と保護者・保証人が協力することを目的として行っているものです。
 

初年次教育？

●取り組みの内容

１．入学式翌日のオリエンテーションで大学生活の概要について解説しています。。また、各授業開始時には、大学生としての学び方について、それぞれの担当者から経験を交えて指導しています。
２．本学には、独自の講義科目として「ライフキャリア演習」が通年で年間30回設けられています。1年から3年まで全学生必修の科目であり、入学から卒業までの学修を支援し、大学での生活と学びについて、基本的な理解を得ることを目的として開設さりています。
　この授業は、少人数のクラス単位で行うほか、学年ごとにガイダンスやセミナー、地域貢献活動等を行っています。
３．入学後5月に宿泊研修を実施し、2年生、3年生のメンター学生が新入生をサポートし、グループ体験や課題遂行学習を行っています。交友関係を広げ、豊かにすることが、中途退学防止にも役立つと考えています。

中途退学防止？

●取り組みの内容

１．子ども教育学科ではクラス担任制をとっています。1クラス20名前後です。各クラスを中心として、年間30回の「ライフキャリア演習」という授業が行われます。少人数クラスで人間関係を深め、先生と学生の距離が近くなり相互理解を深めるのに役立っています。
２．学生相談室が設けられています。
　臨床心理士の資格を持つ専門のカウンセラーが、学生の様々な悩みの相談に応じています。学生の了承が得られた場合には、学生相談の担当者から担任にも状況が伝えられ、対応を協議し、学生をサポートしています。
３．事務局職員との協働
　学生生活で問題が生じたときに、学生は事務局の職員に相談するケースが多々あります。履修方法の相談や学費の問題、交友関係など教員には話しにくにことも、事務局員には話せるともあり、教職員が協力し、対応しています。

入学前教育？

●取り組みの内容

　子ども教育学科では、合格者を対象に入学前教育を行っています。
１．指定図書に対する読書感想文の提出
　高校卒業年代の学生として読書機会を増やすことと、この年代に読んでおいてもらいたい作品を提示することで、本に親しむ姿勢を養いたいと考えています。提出された読書感想文は、コメントをつけ、必要に応じて、文章表現等についての指導を加えて、全員に返却しています。
２．希望者に対するピアノの事前学習
　幼児教育者には、ピアノの技術が求められ、幼稚園、保育園では幼児の歌唱に合わせて弾いたり、活動を促すために弾くなど、ピアノを弾く機会は多くあります。
　本学合格者の中には、ピアノの経験がなく不安を持っている学生も多く、そのような学生を対象に希望する者に初歩の手ほどきをする機会を設けています。

特色ある教育施設・設備の整備？

●取り組みの内容

・　ML教室・器楽レッスン室・ピアノ練習室
　保育士や幼稚園教諭を目指す学生にとって、不安に思うことの一つがピアノの演奏です。本学ではそうした学生のため、様々な形態のピアノ室を備えています。
　ML教室は10台の電子ピアノを備えた教室です。ピアノ奏法などの授業に使用する教室で、初心者から経験者まで実力に合わせたクラス分けをするために、2部屋用意しています。また、試験期間前などでは、発表に備えた学生の練習のため教室の開放も行っています。
　5部屋ある器楽レッスン室は、様々な楽器の演奏やゼミに使われる教室で、1教室に1台ピアノを用意しており、個人レッスンによるきめ細やかな授業にも使用されます。
　ピアノ練習室は8部屋あり、それぞれ完全個室になっているため、初心者でも周りを気にすることなく練習に打ち込むことができます。

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キャリア教育？

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資格取得（国家資格受験資格）？

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学修についての評価

アセスメントポリシー？

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GPAの活用？

●取り組みの内容

　ＧＰＡ（Grade　Point　Average）とは、学生の成績評価方法の一種です。履修して合格した科目の成績を平均化して表したものです。　その結果は、以下のようなことの判断資料として活用されます。
・本学独自の奨学制度の審査
・卒業時の各種代表者選考及び卒業判定
・外国留学支援
・学期ごとの履修単位制限(24単位まで)を超えての履修の可否の判断
・その他
　※　成績通知表には，Ｓ、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｆの評価記号で表示されます。また、各評価には得点が与えられ、GPA算出に用いられます。
　【GPA値の算出方法】
（4×S修得単位数+3×A修得単位数+2×B修得単位数+1×C修得単位数）÷総履修単位数
　【GPA値の判定基準】
　　4.00（最優秀）　3.50（優秀）　　2.33（受講生中平均的な成績）　
1.33（平均より低いが、合格に値する成績）　1.00（合格に値するがもっとも低い成績）
0.00（合格に達しない成績）
 

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

成績評価の厳格な運用
１．授業科目には、必修科目と選択科目があり、それぞれに与えられる単位数と履修できる年次の制限があります。
２．授業科目の履修には、所定の期日までに履修登録をする必要があります。各学期に履修登録できる単位数の上限は24単位です（CAP制度といいます）。これは、無理な履修を避け、学生の学習時間の確保、授業内容を深く身に付けることを目的とした措置です。
３．単位を取得するためには、授業を履修し学期末の定期試験を受験し、合格する（定期試験の成績が60点以上）必要があります。
４．学期末の定期試験を受験するには、以下の条件を満たしている必要があります。
　(1)　出席回数が授業回数の2/3を超えていること。
　(2)　学費など所定の納付金を納入済みであること。
５．追試験（定期試験をやむを得ぬ事情で欠席した受験資格のある学生対象）、再試験（定期試験に不合格となった学生対象）の受験には本人の申請が必要です。
 

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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。

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『学修成果のフィードバック』とは？
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術や成績などの「学修成果」を、可視化するなどして学生にわかりやすく還元することで、学生自らの学びへの姿勢を支援する取り組み。

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『初年次教育』とは？
大学や短期大学の新入生を対象に、高校までの学びから、能動的な大学・短期大学での学びにスムーズに移行するための基本的なスキルなどを身につける教育プログラム。
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『中途退学防止』とは？
学びに対する意欲の減少などを理由に修業期間の途中で学校を退学しようとする学生に対して、学びのサポートを行うことで、教育の問題解決を図り、学びの環境を改善し、中途退学を防ぐ取り組み。

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『入学前教育』とは？
入学予定者（主にＡＯ入試や各種推薦入試などで、早期に入学が決定した入学予定者）に対して、入学後の学びの準備や学習意欲の維持などのために、入学前に行う教育。
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『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。

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『キャリア教育』とは？
大学や短期大学の学修プログラムの一環として、カリキュラムに社会人・職業人として必要な能力などを身に付けるための科目等を組み入れ、学生のキャリア形成計画や目標設定を支援する教育。
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『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
カリキュラムの整備や授業内容の工夫などを行い、学生が正課の授業を受けることで国家資格試験を受験し、合格することを目的に支援する取り組み。

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『アセスメントポリシー』とは？
学生の学修成果の評価（アセスメント）について、目的や達成するべき質的水準と具体的な評価の実施方法などについて定めた学内の方針を活用した取り組み。
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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。