鎌倉女子大学家政学部学部での学び

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鎌倉女子大学鎌倉女子大学
家政学部

ディプロマポリシー: 家政学部は、建学の精神及び教育目的に基づき、以下のように学位授与の要件を定める。
１．「科学的教養の向上と優雅な性情の涵養」を図り、家政学、保健学、または栄養学等の分野における学術知見と方法の修得を通じて、健康で文化的な人間の生存とその形式、また健全で多様性に富む生活世界を創造できること。
２．所定の期間在学し、所定の単位を修得していること。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.kamakura-u.ac.jp...
カリキュラムポリシー: 家政学部は、ディプロマポリシーを達成するために、以下のように教育課程を編成し、実施する。
１．『総合教育科目』及び『専門教育科目』を統合的に学修することにより、学修者が幅広い知識と豊かな人間性を基礎とし、専門的知識・技能を修得することができるカリキュラムの編成。
※以降は、詳細リンクをご参照ください。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？: ●取り組みの内容

家政保健学科では、家政学、保健学の領域から、多様なものの見方・考え方、実践力が身につくよう、「生活環境デザイン」、「生活経営情報」、「フードビジネス・マネジメント」、「教育健康福祉」の4つの「学びのキーワード」に従って基礎から応用まで体系的に科目を配置しています。「免許・資格プログラム」には中学・高等学校教諭（家庭・保健）一種免許状、養護教諭一種免許状、フードスペシャリスト、インテリアプランナー登録資格の履修課程があります。管理栄養学科では、「生化学①」、「解剖生理学①」、「基礎栄養学①」、「基礎栄養学実験」等の基礎となる科目を1年次の必修科目とし、2年次以降は専門知識の修得を更に進めます。「臨床栄養」、「栄養教育」、「公衆栄養」、「給食経営管理」の4つの「学びのキーワード」を設置することで将来の方向性を視野に含めた科目の編成を行っています。「免許・資格プログラム」においては、栄養士免許、管理栄養士国家試験受験資格、食品衛生監視員・食品衛生管理者の任用資格及び栄養教諭一種免許状に関する科目を配置しています。

教育方法

アクティブラーニング？: ●取り組みの内容

家政学部は、生活の向上を目指し、衣・食・住、消費、健康、教育など幅広い分野での積極的な関わりを図る家政保健学科と、実践力のある管理栄養士、栄養教諭の養成を目指す管理栄養学科からなり、いずれも実験、実習を重視した実践的教育を行っています。各専門分野において、講義で理論を学ぶと同時に実技、実験、実習を並行して行うことで専門知識の定着と活用力を培い、またその学習プロセスを通してスキル・態度などの汎用的技能も育成します。
課題解決型学習（PBL）？: ●取り組みの内容

家政保健学科では、生活、保健の各分野において実験、実習を通して基礎的技術を習得し、ディスカッション、ロールプレイやプレゼンテーションなどのグループ学習を通して実生活への応用力を高めます。管理栄養学科では、栄養、食事管理のスペシャリストの育成のため、高度な知識と技術を身につけられるように、専門基礎分野では実験、実習により人体の仕組みや機能、食品の機能や利用方法等の理解を深め、それらを活用し、臨床栄養、栄養教育、給食経営管理などにおけるディスカッション、発表などを積み重ね、さらに学外での実践的な実習により現場での即戦力を養います。いずれの学科でも、3年生以上はゼミナールに所属し、地域還元や社会参加に積極的に関わっています。
少人数教育？: ●取り組みの内容

家政学部では、各学生の理解の進度等に応じた指導が可能となるよう、家政保健学科では50人程度を1クラスとし、さらに実習や演習の一部では教育効果を高めるために20人程度の少人数で実施しています。管理栄養学科では全ての科目において40人程度を1クラスとし、少人数制を基本としています。管理栄養学科の実験、実習は全科目に対して教育効果および安全面も含め教員と助手の2名体制で実施しています。両学科とも、3・4年生を対象としたゼミナールは1学年10名以下であり、地域活動参加や研究活動、産官学連携などに積極的に関わるなど、きめ細かな教育が可能となっています。

学びの支援

入学前教育？: ●取り組みの内容

家政保健学科では、推薦制入試の方を対象に自己分析と大学入学後の目標設定の課題が出されます。双方向性のある授業支援システムを活用して提出された課題に対し、学科の教員から個々にコメントを返信します。大学での学修や学生生活を円滑に送るウォーミングアップです。
管理栄養学科は、理系の学科です。学習を進めていく上で化学の知識は欠かせません。そのため、推薦制入試の方を対象に、入学後に不可欠となる化学の基礎力錬成のための課題が出されます。併せて、科学への興味を深めるために栄養学関係の図書を読み、感想文を提出してもらいます。いずれも、授業支援システムを活用して提出してもらい、採点し、返信します。
キャリア教育？: ●取り組みの内容

家政保健学科では、フードスペシャリスト資格認定試験対策講座や、3級ファイナンシャル・プランニング技能士、インテリアプランナー他、学生のニーズに応じて資格取得へのサポートを行っています。教職を目指す学生に対しては学生個々の希望に沿って県ごとの情報を得て支援体制を整えています。
管理栄養学科では、1年次に、化学系科目の知識修得が不十分な学生を対象にリメディアル教育を実施し、基礎学力を高めています。また、1・2年次を通して、管理栄養士になるための学修習慣の形成を行っています。3年次から模試を開始し学習意欲の喚起を図り、4年間を通じての支援体制と様々な講座を開講し、実務に必要とされる総合的な学修の確認を行っています。就職支援として、病院、給食施設等で管理栄養士業務の経験豊富な教員が、指導や情報提供を行っています。
資格取得（国家資格受験資格）？: ●取り組みの内容

家政保健学科では、家庭科教諭及び養護教諭を目指す学生に、教職センターとの連携による教員採用試験対策講座を実施し、専門教育科目の教員が随時学生の質問に対応する体制を整えるとともに、卒業生や各県の教育委員会からの情報収集を積極的に行い、学生個々の希望に沿う進路支援を行っています。
管理栄養学科では、管理栄養士国家試験対策室を設置し、4年間を通じた受験対策を実施するなど、国家試験合格に向けた様々な支援体制を整えています。4年次には、年間を通じた講座を開講し、徹底的な演習を行い、毎月の模擬試験で学修成果を確認するとともに、本番に向けた試験技術や集中力の向上を図っています。対策室では、相談への対応を随時行っているほか、国家試験受験者全員に対して個別面談を行い支援しています。

学修についての評価

外部テストの活用？: ●取り組みの内容

家政保健学科では、教員を希望する学生を対象に、外部で行われる教員採用試験の全国公開模擬試験等の結果を基に、教職センターと連携した個別の指導を行い、教員採用試験合格に向けてサポートしています。
管理栄養学科では、管理栄養士国家試験受験への対策として、外部模擬試験を活用しています。定期的な模擬試験受験により学生個人の得点の推移を観察し、得点力向上に結びつけるための個別指導を行っています。