ディプロマポリシー

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カリキュラムポリシー

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

全学共通科目や専門科目についても配当年次を設けることによって順次性を確保している。学科ごとにカリキュラムツリーを作成し、科目間の関連性と体系性、また履修の順次性を明示することになっている。科目系列や水準を示す6桁の番号を付し、授業科目を分類している。教育課程をより体系的に理解するためのツールのひとつとして履修科目の選択などに活用している。

●取り組みの目標

１．カリキュラムや授業の設計において適切な到達目標を設定し、学生にわかりやすい様式でシラバスなどに公開する。
２．学習活動に応じたより具体的な到達目標と到達目標に即した評価基準のマトリクスで示されたルーブリックを初年次教育科目や卒業研究などで作成し活用する。
３．全学共通科目をいれたカリキュラムツリーを作成している。

●取り組みについての検証と評価

各学科、教育センターは、学位授与方針を実現するために、不断にカリキュラムを見直し、教育内容の充実に努めている。教学に関わる中長期計画の策定や学部・大学院全体の教育課程の編成・実施については、教学マネジメント会議で審議している。また、教学マネジメント会議では、中期ビジョン実施状況確認表とカリキュラムとの整合性、教育目標、ディプロマ・ポリシー、カリキュラムマップについての点検を行っている。

●取り組みを通した学生の成績評価

75点を基準にして、教員間で評価に差がないようにしている。また、成績発表後に成績に関する質問制度がある。成績結果に異議がある場合、学生は成績質問票を教務課に提出し、授業担当者に成績の算出方法を質問することができる。成績評価としてGPA制度を導入した。

教養・リベラルアーツ教育？

●取り組みの内容

キリスト教に基づいた教育に関しては、全学共通科目の中心的な柱として「社会と人間系列」がカリキュラム上重要な位置を占め、「神戸松蔭とキリスト教」、「キリスト教の基礎」は全学必修とされている。またその到達目標として本学の教育理念である「他者を思いやるキリスト教の理解」が示されている。
　実践的な教養としての教養教育と実用教育の融合に関しては、全学共通科目に「現在の教養系列」をはじめとして「コミュニケーション系列」、「情報系列」、「データ理解と統計系列」の多様な科目群を設置し、幅広い教養と高度なコミュニケーション能力をもった、地域や社会の要請に応えうる心身ともに健康な人材の育成を目標としている。
また、外国語科目においても外国語やその背景にある異文化の学習を通して、世界の国々や地域との相互関係の重要性を認識し、アジアの中の日本、世界の中の日本の在り方を見直す機会が高まっており、こうした時代の要請に応える能力・資質を育成する。

教育方法

アクティブラーニング？

●取り組みの内容

本学では、全学的に学生の主体的な学びを促すため、次のようなステップでアクティブ・ラーニングを実施する。
【ステップ】
問題の発見と情報の収集により複眼的視点を養う。意見を発表したり、他のメンバーの意見を聞いたりするためのグループワークを授業の中で取り入れる。
教員は、授業中に学生が発見した問題を分析し、提案するため、文献情報やメディア情報が適時にしかも効果的に学生に提供する。
学生は、手掛けた参与観察やインタビュー、質問紙調査、実習などの発信情報を視覚、聴覚などの五感に訴える方法でプレゼンテーションする。

教育学科では、模擬保育・授業を積極的に取り入れ、保育者・教育者として、将来活躍できる素地を体験的に学ぶような授業運営を行っている。
 

学びの支援

学修ポートフォリオ？

●取り組みの内容

本学は、クラウド型学習支援システム「松蔭manaba」を活用し、授業の補完を行っている。「松蔭manaba」では、授業資料の閲覧、練習問題などによる授業の予習・復習、課題の提出と添削、受講生間のディスカッション、教員への質問といった双方向的なやり取りを学内だけでなく自宅でも行うことができる。
また、2019年度入学生から神戸松蔭での4年間の学びと成長を記録するため、松蔭manaba上に「Shoin キセキ」コースを作成している。各学科が設定している「学びの目標」にそって学生自身が自分の目標を立て、キャリア教育と連動して学内・学外の様々な活動の記録、資格能力試験結果の記録、学生調査の分析結果も含めた学修ポートフォリオを作り上げ、将来設計や進路に役立たせる。

●取り組みの目標

学科全体で4年間の継続的な指導を行い、社会人基礎力の養成をめざし、就職につなげる。大学での学びが、キャリア＝“働くことにまつわる生き方そのもの”に活かせるような継続的な支援に取り組む。
​在学中の学修計画を立てて、授業での提出課題などの学修成果、資格取得や授業外活動などをポートフォリオに蓄積し、自身の成長を振り返り、その成長を記録に残すよう指導している。今後は、蓄積されたポートフォリオを就職活動の自己アピールの資料としても活用できるようにしていく

初年次教育？

●取り組みの内容

18 歳人口の減少と大学進学率の増大に伴い、基礎学力の低下と学習意欲の希薄な学生が
増えてきたが、そういった学生のためにリメディアル教育として、全学共通科目や専門教
育科目において一部基礎的な科目、入門的な科目を用意している。また、1 年生に対して
は、クラス担任が担当する少人数の導入教育科目や基礎演習科目を各学科に置き、大学に
おける学習に円滑に移行できるようにしている。

教育学部では「基礎演習」を1年次に設定し、大学での授業と自習がいかに連動しているか、どのように図書館を活用して情報収集を行うか、インプットした情報を用いていかに発表としてアウトプットするか、といった大学での学びの基礎を教授している。

中途退学防止？

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TA・RA・SA・メンターの活用？

●取り組みの内容

学部教育課程の授業の教育効果を高め、大学院生が教育指導の実務経験を積めるようにTA制度を設け、実習科目（スポーツ・情報教育）と演習科目の授業クラスに配置し、実習授業の支援、学生への助言、グループワークの支援、情報機器の操作補助、授業環境の維持などを行っている。
学部生に対し、教育的配慮のもとで授業補助を体験させることにより自身の学びと成長に資することを目的としてSA制度を設け、情報科目の授業クラスに配置し、実習授業の支援、学生への助言、情報機器操作の指導補助などを行う。
 基礎英語教育における授業と連携した授業外の教育の充実を図るとともに、学生自身の学びと成長に資することを目的として PI（ピア・インストラクター）制度がある。また、英語教育で授業と連携した授業外の教育の充実を図り、教育効果を高め、大学院生に教育指導に関する実務機会と経験を積むことを目的とした AI（アシスタント・インストラクター）制度がある。
ＰＩ、AIは、ピア外国語応援サロンで外国語学習の授業理解促進のための指導・支援、レポート指導、授業発表のための支援などIを行っている。

ラーニングコモンズ？

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キャリア教育？

●取り組みの内容

教育学科のキャリア教育については、教職支援センターと連携しながら行っている。各年次の4月に就職状況の動向や本学の取り組みを説明している。さらに、各課程（保と幼小中高、特支）ごとに保育士、教員就職において先輩たちがどのように取り組んでいるのかも紹介している。
さらに、3年次生には就職ガイダンスを行うことで具体的にいつごろから、どのように動けば良いかを説明している。一般企業が3年次夏には本格的に動くことや教員採用試験が3年次で受験できるようになったことを考慮し、3年次夏ごろに1回目の就職ガイダンスを行っている。
さらに、11月ごろには保育就職を考えている学生を対象に求人票の見方や就職活動の進め方について説明を行っている。
　その後、3年次の2月頃に保育、保育教諭、児童福祉施設就職ガイダンスを実施し、現場の先生からアドバイスをいただきます。

学修についての評価

アセスメントポリシー？

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外部テストの活用？

●取り組みの内容

本学では、各学科の教育内容に応じた外部試験や資格取得の結果とともに、姿勢・態度、自己管理、対人関係などを測定するアセスメントテストを学生の学習成果の把握及び評価として利用している。

教育学科では、教職免許取得が学修成果を測る重要な評価指標となっている。

GPAの活用？

●取り組みの内容

全学的な取り組みとして、2014年度入学生から、成績評価指標としてfunctional GPAを導入した。
GPAは、履修指導、奨学金の審査基準、成績優秀者（学長賞）表彰の審査基準、教育後援会の正課活動表彰の審査基準、教職課程の科目履修資格条件に利用している。
GPAの低い学生に対しては、学期ごとにクラス担任が適切な履修指導を行っている。

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

シラバスに記載されている評価方法に従って成績評価を行っている。教員間や科目間の公平性を確保するために、中央値75点を設定している。また、成績評価については、科目の性格にもよるが、試験のみ、レポートのみによる評価ではなく、複数回の試験実施、試験とレポートの併用、小テストの導入、発表、課題、リアクションペーパーの適宜利用による多元的な評価を行うことにより学修成果を正確に測定するよう心がけている。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『教養・リベラルアーツ教育』とは？
幅広い分野の教養などを身につけ、専門知識に偏らない汎用的能力を育成するために大学・短期大学で行われる教育。
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『アクティブラーニング』とは？
一方的に講義を聴くスタイルの授業ではなく、学生が積極的に学修に参加することを取り入れ、能動的（アクティブ）な学びを促すことで、知識をしっかり定着させることを目的とした学習方法。
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『学修ポートフォリオ』とは？
授業を通じた学生の学びの過程や成果（学習計画表やレポート・成績表など）を記録し、それらを評価することで学びの振り返りを行い、学生が自ら学ぶことを支援する取り組み。
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『初年次教育』とは？
大学や短期大学の新入生を対象に、高校までの学びから、能動的な大学・短期大学での学びにスムーズに移行するための基本的なスキルなどを身につける教育プログラム。
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『中途退学防止』とは？
学びに対する意欲の減少などを理由に修業期間の途中で学校を退学しようとする学生に対して、学びのサポートを行うことで、教育の問題解決を図り、学びの環境を改善し、中途退学を防ぐ取り組み。

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『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
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『ラーニングコモンズ』とは？
学生の自主的・自律的な学習のため、電子情報や印刷物など様々な情報資源を使って議論などができる共有の「学習の場」。
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『キャリア教育』とは？
大学や短期大学の学修プログラムの一環として、カリキュラムに社会人・職業人として必要な能力などを身に付けるための科目等を組み入れ、学生のキャリア形成計画や目標設定を支援する教育。
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『アセスメントポリシー』とは？
学生の学修成果の評価（アセスメント）について、目的や達成するべき質的水準と具体的な評価の実施方法などについて定めた学内の方針を活用した取り組み。
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『外部テストの活用』とは？
ＴＯＥＩＣやＴＯＥＦＬといった学校の外部で行われているテストを、大学や短期大学の入試や単位認定などに活用する取り組み。

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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。