中部大学生命健康科学部学生生活支援

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中部大学中部大学
生命健康科学部

学生生活の支援

学生の心身に関する支援？: ●取り組みの内容

生命医科学科では、近年心身に問題を抱える学生が増えて来ており、担当指導教員が面接等でケアーしています。
保健看護学科では、各学年のクラス担任、科目担当者、指導教授が連携を取り、学生の心身の問題に関する相談を受け、支援をしています。また、学生の精神上の問題で当該指導教授のみでは問題解決に支障を来たす場合は、学生相談室を紹介したり共に解決策を考えるなどのサポートをしています。
理学療法学科では指導教授制による面談により指導を行っています。臨床実習をきっかけとして悩みを持つことが多く、実習センター職員も含めた多数の教員でサポートを実施しており、ケースによっては適宜　学習相談室のカウンセラーの協力を得たり、保護者との連絡を取りながら指導を行います。
臨床工学科では、健康への考え方など自己管理できる様にスタートアップセミナー、新入生恵那研修、Ｐ.Ｓ.Ｈ.等を通して指導します。
スポーツ保健医療学科では、各学年「指導教授制」により学生指導を行っています。各学期初めには個人面談を実施し、学生との信頼関係を築き早期に学生が悩みや心配なことを話し合うことができるようにしています。

●取り組みの目標

生命医科学科では、心身に問題を抱える学生が全員卒業できることを目標としています。
保健看護学科では、学生委員会を中心に、学生の問題を学科内教員全体で情報の共有化を図り、各教員が意識して学生に関われるようにしています。また、学生生活における問題の傾向を把握するために、学生委員会では1年間のまとめを行っています。
理学療法学科では、大学外での学習である臨床実習に対する不安を抱く学生が大半であるため特に慎重なサポートを心がけています。実習後は一人で悩みを抱え込まないように面談やアンケート調査などによる個人の問題の早期発見に努めています。また、実習などにより自らの進路を再考したいと感じた学生には学生の思いに寄り添いながら指導を行い、必要により休学による進路の再考を提案します。目標は学生の真の意向に合致した支援の実践です。
臨床工学科では、自己管理ができることです。
スポーツ保健医療学科では、学生が目標を持ち、将来の方向性を見出すことができ、学修やスポーツに真剣に取り組むことができるようになることを目標としています。

●取り組みについての検証と評価

生命医科学科では、十分に対応が出来ていません。
保健看護学科では、学科内教員間の連携により、学生が指導教授に安心して相談ができるようになっています。また、指導教授-学生間の信頼関係が良好に保たれることにより、保護者も教員と連絡を取りやすくなるため、三者面談が円滑に進み個々の学生に見合った対応ができるようになっています。
理学療法学科では、休学した学生については、医療系報酬型インターンシップの導入により休学中も学習環境を提供したり、定期的な課外活動への参加の機会を提供することで、大学や教員との繋がりを継続させることができています。教員は必要により保護者とも連絡を取り、学生の家庭での状況についても把握しています。
臨床工学科では、学科内教員が指導内容を共有することにより検証と評価を行います。
スポーツ保健医療学科では、学生自身が大学生生活を振り返り、どのような考えで今後の大学生活を過ごすかを再認識する場として機能していると考えています。学生が上記の目標を達成できたかどうかを評価しています。

●取り組みを通した学生の成績評価

保健看護学科では、心身の問題を抱える学生は、入学前から器質的・機能的に疾病を抱えている場合が多く、成績が改善すること自体むずかしい。そのため、保健看護学科では、個別性をふまえて卒業ならびに卒業後を見据えた学習支援や生活指導をしています。
理学療法学科では、各学生の成績は指導教授が適宜確認を行っています。
臨床工学科では、3年次から徐々に自己管理ができてきており、4年次の臨床実習後までに自己管理がしっかりできるようになっています。
中途退学防止？: ●取り組みの内容

生命医科学科では、近年、心身の問題、経済的問題や基礎学力不足で、中途退学する学生が増えています。担当指導教員が個別に学生や親への面接等でケアーしています。
保健看護学科では、学生教員による学生支援会議を開催し、個々の学生の問題の内容、経緯、対処法等について情報共有し、情報交換や意見交換を行っています。また、指導教授による個々の学生の生活上の問題を形成評価及び面接等を通して、早期に把握できるように努めています。
理学療法学科では、指導教授制を活用し年２回の面談を行っています。また成績不良者への学修支援や面談による学生生活の相談などは随時実施し、状況確認とアドバイスに努めています。中途退学は成績不振を伴う場合ばかりではなく将来設計の変更の場合もあるため、学生個人の意志を尊重しつつ、本人の適性や希望に近い将来設計を意識して指導を行っています。
臨床工学科では、指導教授が学期ごとに個人面談を行い適切な学生指導を行います。また、授業出席不良者や学修支援者や生活の相談などは随時状況確認とアドバイスを行ないます。
スポーツ保健医療学科では、各学年「指導教授制」により学生指導を行っています。

●取り組みの目標

生命医科学科では、中途退学者、ゼロを目標としています。
保健看護学科では、学生の心身の不調、生活の乱れ、遅刻・欠席の増加は、単位未修得や中途退学につながると考えています。学科全体で情報を共有することにより、講義・演習ならびに課外活動における学習支援に役立てるとともに、指導教授による学生と家族の三者面談を通して、早期に問題解決に当たることが大切であると考えています。
理学療法学科では、入学時から将来の職業イメージを明確化し、自ら学ぶ意志を持つよう徹底指導をしています。目標は100％の卒業と資格取得支援です。
臨床工学科は、①　１００％卒業、②　年度の退学率２％以下　です。
スポーツ保健医療学科では、学生自身が大学生活に対して希望や目標を見出していくことができるように学生と一緒になって考えていくことを目標としています。

●取り組みについての検証と評価

生命医科学科では、十分に対応が出来ていません。
保健看護学科では、クラス担任、科目担当者、指導教授とが連携し、授業出席率や学習態度をもとに早期対応ができるようになっています。
理学療法学科では、中途退学者の動向は企業や介護分野への就職や専門学校への進学の例があります。退学に至る経過の中で、介護系の資格取得支援や、進学に関する相談にも可及的に対応しています。
臨床工学科では、指導教授は、毎週、大学から報告されるその週の授業出席率をもとに、学生指導を行います。
スポーツ保健医療学科では、退学した場合でも、学生が次のステップへ向かうことができるように指導、その結果、学生が希望する道に進むことができた場合もあります。