進路選択教育の取り組み

インターンシップ？

●取り組みの内容

　本学では、大学病院以外の地域医療現場を学ぶ「場」も必要と考え、臨床実習前教育として、積極的に学外実習を新設してきた。1年次には「福祉体験実習」（地域の授産更生施設での1週間実習）、2年次に「重度心身障害・難病医療体験実習」（ホスピス、重度心身障害児医療療育病院等での1週間実習）、地域子育て支援体験実習、3年次に「在宅ケア実習」（都内の訪問看護ステーションでの1週間実習）、「高齢者医療体験実習」（介護老人保健施設での1週間実習）を実施している。大学を離れ、地域そして患者さん宅での医療の手伝いをしながら医療の時間軸を考え、今の医療の広がりを知り、そして異職種のスタッフとのチームワーキングの素養を身につけ、さらに患者さん・ご家族とのコミュニケーションを通して自分のコミュニケーション能力を向上させて欲しいという目的からである。4〜5年次には「家庭医実習」として地域の開業医や中小病院で１週間の実習を行い地域医療の現場を経験する学習機会を得る。地域医療を経験する資源としては、家庭医実習の他にも5〜6年次の診療参加型臨床実習でも学生が希望すれば地域中核病院で実習ができる。

資格取得（国家資格受験資格）？

●取り組みの内容

[医学科]
・医師国家試験受験資格
[看護学科]
・看護師国家試験受験資格
・保健師国家試験受験資格(選択者のみ)

卒後調査の活用？

●取り組みの内容

本学では2006年度、2011年度、2016年度と3回の卒業生アンケートを実施しました。2011年に実施したアンケートでは、1996年度の新カリキュラム導入以降の卒業生（2001〜2010年度卒）を対象に、慈恵の学生時代の教育についての意見を聴取しました。1996年の新カリキュラムで導入した特徴的な教育プログラムについて、卒業後にどれだけ役に立ったかについて、「とても役立った」から「殆ど役に立たなかった」まで、4段階のリッカートスケールで評価してもらい、慈恵の教育で良かった点、悪かった点、将来に向けての提言を自由記載してもらいました。2001年度〜2006年度卒業生については、2回アンケートを実施したので、その比較検討も行っています。2018年度には、卒業生に１年生から６年生のカリキュラム内容について調査を行い、評価・分析を基に、次年度の教育改善の検討材料とした。今後もアンケートを実施して教育改善を行っていきます。

取得可能な資格

●受験資格獲得の国家試験

[医学科]
・医師国家試験受験資格
https://www.jikei.ac.jp/university/medicine/campuslife/after-graduating/

[看護学科]
・看護師国家試験受験資格
・保健師国家試験受験資格(選択者のみ)
https://www.jikei.ac.jp/university/nursing/campuslife/after-graduating/

卒業者数

卒業者数グラフ（外部サイトへ）

https://www.jikei.ac.jp/wp-c...

卒業者

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	卒業者
2021年4月〜2022年3月	167
2022年4月〜2023年3月	170
2023年4月〜2024年3月	158

進路別

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		男	女	計
進学者	大学院研究科	0	0	0
	大学学部	0	0	0
	短期大学本科	0	0	0
	専攻科	0	1	1
	別科	0	0	0
就職者	正規の職員、自営業主等	3	49	52
	正規の職員等でない者	0	0	0
臨床研修医（予定者を含む）		53	45	98
専修学校・外国の学校等の入学者		0	0	0
一時的な仕事に就いた者		0	0	0
上記以外の者	進学準備中の者	0	0	0
	就職準備中の者	0	2	2
	その他	2	3	5
不詳等		0	0	0
計		58	100	158
上記進学者のうち就職している者		0	0	0

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『インターンシップ』とは？
進路指導として学生の就業体験や社会貢献活動への参加を制度化し、学生が自らの適性や将来のキャリア、業種や職種等に対する理解を深めたうえでの進路選択を実現するための取り組み。
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『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
国家資格試験を受験し合格することを目的に、学校が資格取得講座などを用意し、学生が望む進路を実現するための支援をする取り組み。

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『卒後調査の活用』とは？
卒業生を対象に、在学中の進路選択のための教育内容が就職や進学にどのように役立ったなどについて調査し、その結果を在学生の進路選択の教育に活用する取り組み。
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