浦和大学こども学部様々な取組

埼玉県（所在地都道府県）／大学学部（部門種別）

浦和大学浦和大学
こども学部

外国人教員雇用・派遣受入？: ●取り組みの内容

本学には、これまで中国籍・韓国籍・台湾籍の教員が在籍してきた。
現在、専任教員としては、韓国籍の教員が１名在籍している。日本語が堪能なので、授業をはじめ必要な業務はすべて日本語で行っている。非常勤講師としては、「中国語コミュニケーション」の担当者として中国籍の教員と「韓国語コミュニケーション」の担当者として韓国籍の教員が、それぞれ1名在籍している。
　外国からの教員派遣は受入れていない。

外国人留学生受入？: ●取り組みの内容

本学の外国人留学生の受入れは、2段階で行われている。入学までは、入学試験委員会が留学生用の入学試験を立案し実施する。入学後は、国際教育員会が中心になり留学生向けの支援策を考え、実行に移す。
　入学までは、①日本語学校への入学案内の送付やホームページ上などで留学生入学試験の実施を知らせる、②応募者には志望の動機や日本語能力を重視した面接を行う、さらに、③保証人に面接を行ったあと合否を決める、という手順である。
　入学後は、学期初めに担当教員を通じて個別面談を行い、修学上の問題点を吸い上げ対応している。経済上の問題が大きいので、学外の奨学金の受給や本学の授業料減免制度の利用を勧めるといったことが支援の中心になっている。
　受入れ実績としては、総合福祉学部のみが留学生の受入れを行ってきたが、これまで韓国・中国・台湾から数名が入学している。現在は、韓国・台湾からの留学生が各1名在学している。

海外留学、スタディ・アブロード？: ●取り組みの内容

本学では、学生の海外留学については、国際教育委員会が中心になって審議し計画を実行に移すことになっている。現在、２種類の短期留学が正規科目として開講されている。
　総合福祉学部では「海外福祉交流セミナー」( 10日間) が行われている。これは、大学での事前学習の後、実際にハワイにある本学の研修所に滞在して、近隣の各種福祉施設を訪問し、担当者から説明を受けて利用者と交流するというプログラムである。先進国アメリカの福祉事情を体験的に学ぶことができる。
　こども学部では「海外セミナー」（8日間）が行われている。これは、カナダについて事前学習をした後、実際に本学の提携校であるカナダのライアソン大学を訪問して、同大学の教育システムで研修を受けたり、実際に保育所などを訪問し説明を受けたりするプログラムである。カナダの教育や保育の方法と内容について体験的に学ぶことができる。
　帰国後に提出されるレポートを読むと、参加した学生は異文化の中での学習からきわめて多くのことを学んでおり、大変貴重な体験となっていること分かる。

科目等履修制度？: ●取り組みの内容

科目等履修生制度は、生涯学習の推進を図ることを目的として、社会人等に対して学修機会を拡大する観点から設けられた制度で、正規入学によらずに、本学に開設されている授業科目（許可しない科目もある）のうち所定の科目を履修して、一定以上の成績を修めれば、所定の単位を授与することができる制度です。また、こども学部在学中に免許状・資格に必要な所定単位を取得できずに卒業した者が、免許状・資格を取得するために必要な科目を履修することができる制度です。

ボランティア活動？: ●取り組みの内容

ボランティア活動を通した学習支援
地域や近隣の施設からのボランティア募集依頼のチラシや、社会福祉協議会などからのボランティア講座のお知らせなどを掲示して、学生に情報を発信し、実際にボランティア活動に至るまでの調整を行っている。

●取り組みの目標

学生が社会福祉現場に馴染み、利用者や地域の方々とかかわる機会を授業以外にも持つこと。

●取り組みについての検証と評価

例年、多くの学生がボランティアに参加しており、概ね目標を達成できている。