浦和大学こども学部基本情報｜大学ポートレート

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埼玉県（所在地都道府県）／大学学部（部門種別）

浦和大学浦和大学
こども学部

概要

■学部等名	浦和大学
	こども学部
	ホームページ（外部サイトへ）	http://www.urawa.ac....
	資料請求（外部サイトへ）	https://www.postin-s...
■所在地	キャンパス１
	郵便番号	336-0974
	所在地	埼玉県さいたま市緑区大字大崎３５５１
	アクセス（外部サイトへ）	http://www.urawa.ac....
	問い合わせ先（外部サイトへ）	https://www.postin-s...
■昼夜別	昼間（全日制）・昼夜開講制
■男女校	共学校
■学問領域	教育学系
	教育学（教員養成課程）教育学（教員養成課程を除く）
	社会科学系
	社会福祉学社会学

設置学科一覧

こども学科

■概要	修業年限	4年
	取得可能な学位	学士

学校教育学科

■概要	修業年限	4年
	取得可能な学位	学士

キャンパス一覧

キャンパス１

四季折々の自然が美しいキャンパス

■アクセス（外部サイトへ）	http://www.urawa.ac.jp/access.html
■問い合わせ先（外部サイトへ）	http://www.urawa.ac.jp/sonota/renraku...
■所在地	郵便番号	336-0974
	住所	埼玉県さいたま市緑区大字大崎３５５１

●キャンパス内学部等情報

社会学部
こども学部
学校本部

特色ある施設

特色ある教育施設・設備の整備

●取り組みの内容

「保育実習室」を兼ねた「こどもコミュニティセンター」を設置。本学の校訓である実学教育の実現を目指す取り組みを行うための場で、地域社会に根ざした実践的教育を行うべく、週に3回、10時30分～16時まで「親子のひろば『ぽっけ』」を開いている。「ぽっけ」は地域の親子（おおむね3歳未満児）が自由に訪れることのできる場で、授業にも活用されている。必修の授業科目を通じて、学生に対し参加のルールや記録の書き方等を指導しており、学生は授業の空き時間を利用して参加したり、「ぽっけ」の中で用いるおもちゃの手作りを行うワークショップに参加したりして学ぶことができる。同センター事務室では、「ぽっけ」の開催や行事に伴う業務、「ぽっけ」を活用した学生の学びの各種支援を行っている。一方、専門教育の柱となる保育実習や幼稚園教育実習に伴う事務・業務を通じて学生が円滑に学べるよう支援している。合わせて各種ボランティア活動の紹介、さいたま市行政との連絡・連携による公開講座の実施などを通じ、学生が地域社会との連携において生きた学習ができるよう支援している。

●取り組みの目標

「ぽっけ」における実践的な学習経験が、こどもだけでなく家族全体を支援できる、より質の高い保育士や幼稚園教諭の養成につながることを目標としている。そのため、学生ができるだけ多くの機会に参加できるよう、開催日の調整や時間割編成の工夫を行って、環境を整えている。1年生では、年間に5回、参加して記録を提出することが授業科目「フィールド演習」において義務づけているほか、空き時間を活用した自主的な参加や、保護者向けの講座開催中の「預かり保育」への参加も推奨している。また、記録の書き方も学べるよう記録様式について、工夫を重ねている。「ぽっけ」は、もともとカナダの家族支援の実践である「ドロップ・イン」の取り組みをモデルとしており、先進的なあり方を地域社会に示して地域に貢献することと同時に、学生にとっては、在学中いつでも立ち寄れる、開かれた学びの場であることを目指すことが大学としての使命である。大学のカリキュラムとして提供している学外実習だけでなう、学内においてカナダ型の家族支援に学びながら、より質の高い保育士養成につなげることを目標としている。

●取り組みについての検証と評価

「ぽっけ」における学びが学生にどのような影響を与えているか、その取り組みの成果の検証と評価のあり方については、検討段階である。一方、開設から7年間で、地域社会に開かれた親子・家族支援の場としての評価は定着してきたといえる。既に40,000組近い親子が登録し、子育てのための有効な資源として活用しており、登録者の大半が、いわゆる「口コミ」や「ママ友」からの紹介で訪れていること、利用者の意識調査において、「学生（お兄さん、お姉さん）がこどもと遊んでくれる場」として「ぽっけ」を評価していることが明らかになっている。今後は学生ならびに卒業生に対する効果測定の視点と方法を検討し、取り組みの検証と評価を蓄積しつつ、より良いあり方を探ることが必要である。2014年度においては、「ぽっけ」参加時の記録様式の変更に取り組んでおり、学生がもっとも苦手とする、記録の書き方について学生の意見も採り入れながら記録様式を検討中である。

●取り組みを通した学生の成績評価

「ぽっけ」を活用した授業科目については、それぞれの授業科目における参加の目的に照らした評価ならびに提出物の状況等を総合的に成績評価に反映させている。たとえば必修科目として、1年次の「フィールド演習」においては参加中の観察、及び、参加後の「ふりかえり」の授業、そして全体を記録した提出物の状況を総合的に勘案して成績評価を行っている。ほかにも、「親子支援演習」「地域資源とネットワーク」「こどもと音楽」「声とからだ」などの授業科目で、それぞれの目的に沿った「ぽっけ」での学習が行われ、成績評価に反映されている。また、学外実習の準備や実習後の補充的学習が必要な学生には、「ぽっけ」への参加によって、保育士から直接指導を受けることができる機会を設け、保育士の専門的見地からの助言を仰ぐことができるようになっている。こうした取り組みは、学生の成績評価を単にペーパーテストやレポートなどの提出物によって行うだけでは把握しきれない、学生の内面的な変容過程に気づくことにもつながっている。そうした変容を成績評価に結びつけることができるよう工夫している。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://www.urawa.ac.jp/facul...

ラーニングコモンズ

●取り組みの内容

この施設は学生の自主的な課題解決の場として、また学生の共同作業と活発な議論が行われる場となることを目的として、2007年度より図書・情報センター内で運営が開始された。（10名定員2室）
貸出用パソコン端末を使用し、資料の作成やインターネットを利用した情報の検索が可能となっている。ハードおよび資料検索のサポート体制として、図書・情報センター職員によるヘルプデスクが可能である。また、館内で資料および電子データベースを検索する際には、図書館ボランティア学生（ライブラリーサポーター）の指導が受けられる（ただしボランティア学生は常駐ではない）。

研究施設・設備の充実

●取り組みの内容

福祉科（現：介護福祉科）を後援する組織として１９９７年に「九里福祉文化研究所」が設立。文化研究会、福祉文化シンポジウムなどの活動のほかに、卒後教育などの充実を図っている。現在は「九里総合福祉文化研究所」に名称変更し、より一層幅広い活動を展開。毎年、秋に開催される九里総合福祉文化研究会には多くの卒業生が聴講者や発表者として参加している。