連携活動

産官学連携？

●取り組みの内容

　富山県内の産業界、官公庁、学校間と密接な連携を継続させながら、学生が将来目指す栄養士や管理栄養士の資質向上をはかるための様々な事業を行っています。産業界との取り組みでは、学科設立以来、富山県漁業協同組合連合会にご協力いただき「魚の卸し方講習会」を開催しています。また、富山県栄養士会から食育リーダーの講師派遣を受けるなど教育を充実させています。官公庁では、県から依頼された料理メニューに応募したり、県民カレッジ公開講座の講師派遣事業などにも全面的に協力しています。学校間では大学コンソーシアム富山の「学生の地域フィールドワーク研究助成」の成果発表会に参加した際には専攻科生が優秀賞を受賞するなど県内の大学と連携し、地域が抱える課題に積極的に取り組んでいます。さらに卒業研究や特別研究の調査研究にも県内の各施設や事業所等に出向き、ご協力を仰ぎながら、その成果を発表会で公表しています。また教員は、専門分野を生かして産官学の様々な分野の審議会や委員会、講演の講師等に社会貢献活動を行い、教育の場で日々フィードバックするように努めています。
 

生涯教育

社会人教育？

●取り組みの内容

　本学科では、例年県内に在住する栄養士を対象に、管理栄養士国家試験受験のための講習会を開催しています。講座内容は、管理栄養士の国家試験対策に重要と思われる基礎栄養学、臨床栄養学、公衆栄養学、生化学、病理学、解剖生理学、食品学等を中心に特に重要なポイントについて集中的に講義を行います。また、希望者には模擬試験が受験できるようになっております。講師は、本学の教授陣を中心に行っています。
 

●取り組みの目標

　本講座の受講を通して、管理栄養士国家試験の受験に向けて、各人にあった勉強法を見出すこと、各分野の重要ポイントについて認識を深めることを直接の目標としています。管理栄養士の国家試験は、範囲が非常に広く、また問題のレベルも高いことから、各人にあった勉強法を身に付けることが肝心です。さらに、各分野の重要ポイントを細部にわたり理解し、正答を導き出せるようになる必要があります。国家試験に合格することが大事な目標となりますが、試験に合格することが最終目標ではなく、管理栄養士として大いに活躍してもらえることを、講師一同願っています。
 

生涯学習？

●取り組みの内容

　主な活動として、地域連連携推進のための企画、立案、調査及び研究を行ったり、公開講座を行ったりしています。公開講座は、本学で行われるほか、県内施設においても定期的に開催されます。食物栄養学科の特色を活かした食や健康に関わる内容の講座は県民にも関心が高いようです。
　また、学生が行うボランティア活動の推進にも力を入れています。この自己成長につながるボランティア活動を学内外に知ってもらうため、計画的にブログ掲載をしています。
 

●取り組みの目標

　富山短期大学が地域連携の総合窓口となり、地域住民、NPO、産業界、行政等と連携を深め、地域文化および産業の振興、地域社会の活性化・発展に貢献するよう、取り組んでいます。そのために、教員だけでなく、学生の力も活かして大学から地域に発信し、活力ある地域を目指します。そして、地域住民が文化的でうるおいのある暮らしを送ることができるための一助となるよう、様々な研究教育の情報を発信していきます。

社会貢献

ボランティア活動？

●取り組みの内容

　平成19年度に採択された「学生支援GP」を契機に、学生がスマートフォンやパソコンから専用サイトにアクセスし、いつでも気軽にボランティア情報を確認できるシステム「Webボランティア手帳」を整備し、20年度から本格運用しています。
　本学に寄せられるボランティア募集情報を一括管理し、情報の掲載、学生からの申込、参加までの諸連絡、参加しての感想の書込みまで、いわゆる需給調整の業務のほとんどを行うことが可能です。さらに、活動ごとに担当教諭を充て、書き込まれた感想を読んでのフィードバック、特に活動で何か問題はなかったか、どのような学びにつながったかなどを確認し、コメントを残すという教育的な関わりを取り入れている点が特筆に価します。
　また、毎年最も多く参加した学生を学科・学年ごとに表彰する「ボランティア賞」を設け、学生の意識啓発へつなげています。受賞した1年生には、翌年度の新入生ガイダンスで発表してもらっています。
　昨年度からは、新たにボランティア支援センターを設置し、全学あげてボランティア活動を推奨しています。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://www.toyama-c.ac.jp/re...

研究活動

多様な研究内容？

●取り組みの内容

　食物栄養学科では、食品や栄養学に関連した研究をはじめ多様な研究を行っています。具体的な各教員の詳細な研究業績については、本学WEB内の「教育研究活動等の概要」を参照して下さい。

●取り組みの目標

　本学科の教員は、各自の担当授業分野に関して年1回は、学会で研究発表を行うことを最低目標としています。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://www.toyama-c.ac.jp/ad...

研究施設・設備の充実？

●取り組みの内容

　２年生後期に行う卒業研究が充実した内容で行えるように、食品および栄養学関連の研究施設を充実させているのが特色です。
　食品物性領域では、適切な官能評価行えるように官能評価室が設置されています。また、レオメーター、デジタル粘度計、色差計など、食品の物性を測定する機器を備えています。食品学領域では、凍結乾燥機、大型冷却遠心機、ガスクロマトグラフ、分光光度計などの、実験機器も設置されています。動物飼育室もあり、動物を用いた栄養学実験をすることも可能です。さらに、専用の栄養相談室や臨床実習室も整備されています。

●取り組みの目標

　校舎を新しくすることで、これまでの課題であった耐震性の問題を克服するだけなく、明るい環境で学ぶことで、より勉学に積極的に取り組んでもらうことをねらいとして改築しました。
　２年生の後期に、これまで身に付けた知識や技術を集大成することを目的に、卒業研究を行っています。充実した研究設備によって、より積極的に課題に取り組み、自らが課題を設定し、解決の糸口を見つけ、自分なりの答えを引き出しうる環境を整えておくことを目標にしています。
　また、研究設備は、専攻科生が、特別研究を行うためにも使用しており、卒業研究と同様の効果を目標にするだけでなく、学会等へ発表できる高いレベルの研究が行えるよう研究設備の整備を行っています。
 

●取り組みについての検証と評価

　校舎などの学校設備については、毎年卒業アンケートを実施して、学校設備に対する評価を調査してます。
　卒業研究の内容は、卒業研究発表会で発表を行い、研究内容について検証し評価を行っています。
　特別研究については、特別研究発表会での学内での評価だけなく、学外の専門家から評価を受けられるよう、学会で発表するように指導を行っています。また、学位授与機構の学位試験を受験することにより、研究内容についての審査を受けています。
 

●取り組みを通した学生の成績評価

　本学科の学生は毎年１２月に実施される栄養士実力認定試験を受験しているので、この試験結果から全国的にみた成績を知ることができます。
　専攻科生全員が、学会発表を行っています。学位授与機構が実施している学位試験については、これまで多くの学生が合格しています。

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『産官学連携』とは？
大学や短期大学が、産（産業界・民間企業等）、官（政府・地方公共団体等）、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。

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『社会人教育』とは？
社会人を対象とした新たな知識や技術の修得や学び直しに対して、カリキュラムや授業の配慮をするなど学びを支援し、推進することで大学を活性化させることを目的とした取り組み。

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『生涯学習』とは？
人が生涯にわたり学びや学習の活動を続けていく生涯学習について、大学や短期大学が学びの場や機会を提供するなどの取り組み。

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『ボランティア活動』とは？
学生が自発的に行うボランティア活動に対して、大学や短期大学が活動の支援や単位認定などをすることにより、学生生活が活性化することを目的とした取り組み。

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『多様な研究内容』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、大学が行っている様々な研究活動についての取り組み。

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『研究施設・設備の充実』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、研究活動の推進のために建物などの研究施設を建てたり、研究機器などの設備を整備したりする取り組み。