外国人留学生受入
●取り組みの内容
外国人留学生の受入は行っていますが、外国人を対象とした入学試験の実施は行っていません。
外国人教員・留学生データ集
大学院の教員数は、調査を行っていないため表示されません。(大学院大学を除く)
修業期間の多様化
●取り組みの内容
早期修了については、通常、博士後期課程において3年以上の在学年数が必要となりますが、課程の定める授業科目の所定単位を修得し、かつ、優れた研究業績を上げた者で心理科学研究科委員会において認められた場合は、2年の在学年数で修了することができます。
連携活動
●取り組みの内容
2011年(平成23年)より他大学院と合同心理学研究会を開催し、教員や大学院生が研究発表を行っています。また、教員および大学院生の研修、相互研究、出版物の刊行などについて相互の協力関係を保つようにしています。
●取り組みの目標
合同研究会の開催、教員・大学院生の研修および共同研究、出版物の刊行をめざします。
●取り組みについての検証と評価
大学院FD委員会が中心となって、活動状況等についての検証を行っています。
●取り組みの内容
こころのケアセンターでの実習や生駒市でのスクールサポーター活動、交野市等で取り組んでいるアドベンチャーカウンセリング活動が活性化しており、外部の行政機関や教育機関、NPO団体との連携が年々強まりつつあります。社会調査では他大学との共同研究や外部資金の導入が拡大しており、大学院生にとっての研究基盤が整っています。
なお、2006年(平成18年)以来、奈良県下、大阪府下地方自治体や産業界から働く人たちのメンタルヘルス問題に対しての支援要請が大学院に寄せられ、特定非営利活動法人大学院連合メンタルヘルスセンター(帝塚山大学大学院を核として6大学院)との連携を通して積極的に応えています。
臨床心理学分野では、関西の5大学院との連携で職業人のストレスマネジメントを目的とするNPO法人を2009年(平成21年)に設立し活動しているとともに、心理科学研究科は、心理学部とともに他大学院と連携を強めています。
●取り組みの目標
当該研究科は、地域社会や産業界と学校など教育現場との関係で研究が展開されており、研究のねらいが修士論文のデータ収集であっても、広く学会での発表を通じて社会に還元しています。また依頼により協力を得た地方自治体や民間企業に対して報告会を実施し、研修を通じて還元することに目標を置いています。
●取り組みを通した学生の成績評価
修士論文に関わった協力団体に報告会の実施、研修を通じてフィードバックを図ることから、それらを含めた評価が含められます。
●取り組みの内容
地元奈良、大阪を中心とする外部の行政機関や小学校、中学校、高等学校、大学、大学院や教育委員会等の教育機関、民間産業組織体、NPO団体との連携を年々強めています。近隣の生駒市や交野市の教育委員会、大阪府立子どもライフサポートセンター、大阪府子ども家庭センター一時保護所等と提携して、特別な支援を必要とする子供たちへの心理ボランティア活動(スクール・サポーター)やアドベンチャー実習を体験させることにより地域支援活動を行っています。また、「こころのケアセンター」では、子どもの行動や発達・育児に関すること、学校生活上の諸問題、思春期・青年期の心の問題、成人の家庭生活・職業生活に関わる問題、発達障害に関わる問題、家庭内暴力・被害者支援の問題、老後の生き方や不安に関する問題など、年間のべ2,000件を超える相談に応じています。相談には臨床心理士の資格をもつ教員、相談員のほか、臨床心理士資格の取得をめざす研修生、大学院生も相談に応じています。また、学外組織と連携して安全な交通環境の構築、特に高齢者ドライバーや子どもの交通安全をめざした研究にも取り組んでいます。
●取り組みについての検証と評価
様々な外部機関と連携した多様な地域連携に基づく実践活動における体験とシンポジウムや研究会における検証を通じて、学生たちが広い視野を獲得することができるとともに、他者と共感する力や関わりをもつ力が育ち、学習意欲の喚起と現代社会の諸問題を理解、解決できる有能な高度職業人あるいは研究者としての実践的な問題解決能力と心理臨床能力の向上につながっています。
社会貢献
●取り組みの内容
現在、心理学部心理学科、大学院心理科学研究科全体でボランティア活動を薦めています。取り組みの一例として学内外の機関と協力提携し、継続的に行っている活動を紹介します。
学内では「のびのびクラス」、「思春期 親グループ」の実施と運営、「おや・つの会SST講座」の実施と運営、「アドベンチャー・カウンセリング体験会」を支援しています。学外では生駒市教育委員会へのスクールサポーターの派遣、交野市教育委員会へのアドベンチャー・カウンセリング実施支援とスクールサポーターの派遣を実施しています。
「のびのびクラス」は小学校1年生から4年生までの対人面や社会的場面において困難を抱える子どもたちとその保護者を対象とするグループワークのプログラムです。「思春期 親グループ」は思春期の子どもをもつ保護者を対象としており、子どもの発達段階に応じた関わりについて考えるグループ活動です。「おや・つの会SST講座」は発達障害を持つ成人のためのグループです。学部生ボランティアや大学院生が運営に関わっています。
●取り組みの目標
ボランティアとして、地域との連携、地域の心のケアとサポートを薦めます。
参加した大学生、大学院生が心のケアとサポート、さらには心理臨床家としての技能や知識を身につけます。
●取り組みについての検証と評価
本学が中心となる事業においては、数多くの学生、院生がボランティアとして参加しました。また、ボランティア参加から、大学院へ入学し、ボランティアで培った技能や知識を活かした実践活動を行うといったサイクルができあがっています。これらのボランティア活動が学生の専門教育において、重要な役割を果たしています。
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『外国人留学生受入』とは?
国際交流の活性化や教育の活性化を図ることを目的として、制度的に海外からの留学生を日本の大学・短期大学等に受け入れる取り組み。
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『飛び入学・早期卒業・長期履修』とは?
より効果的な教育を行うことなどを目的として、通常よりも早い大学への入学や卒業を許可したり、通常の修業期間(大学であれば4年)よりも長い修業期間の制度を作る取り組み。
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『学校間連携』とは?
主に高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校、専門学校など)同士がより良い教育や充実した研究活動をすることを目的に連携協力する取り組み。
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『産官学連携』とは?
大学や短期大学が、産(産業界・民間企業等)、官(政府・地方公共団体等)、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。
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『地域連携』とは?
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。
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『ボランティア活動』とは?
学生が自発的に行うボランティア活動に対して、大学や短期大学が活動の支援や単位認定などをすることにより、学生生活が活性化することを目的とした取り組み。