修業期間の多様化

飛び入学・早期卒業・長期履修？

●取り組みの内容

飛び入学、早期卒業の制度については定めていない。
長期履修学生については規程を定めている。通常の履修年限よりも多い期間での履修を可能にすることで、学習機会を拡大し、多様な状況に対して、受け入れる学習環境を整えている。令和5年度に長期履修学生に関する規程の見直しを行い、納入金額を減額した。
 

連携活動

学校間連携？

●取り組みの内容

　近隣の５校と中大・高大連携協定を締結し、年間２回の推進会議を開催するとともに、本学から高校への出前授業の実施、高校の文化祭などの行事への学生ボランティアの参加、本学のイベントへの高校生のボランティア参加などを行って連携を図っている。
〇中大・高大連携協定締結校
　山口県立岩国総合高等学校
　山口県立岩国商業高等学校
　山口県立高森みどり中学校・高森高等学校
　山口県立熊毛北高等学校
　山口県立熊毛南高等学校
　山口県立熊周防大島高等学校
　広島県立大竹高等学校

　高水学園としての高大連携の取組も充実させている。高水高等学校と岩国短期大学との高大連携協定を締結し、令和３年度からの科目等履修生制度による単位互換の実施について準備を進めている。

高大連携プログラム？

●取り組みの内容

保育者をめざす高校生のみなさんの夢を実現するために
保育系に進学希望をもっている高校生を対象とし、「保育者をめざす高校生のための高大連携授業プログラム」のパンフを作成し、希望される高等学校に出前授業を行っている。
　このプログラムは、
　「高校生のための保育セミナー(45分×3回シリーズ)」
　「こころとからだのワークショップ(3回シリーズ)」
　「今から知っておく保育入門(45分)」
の3つのコースを設けている。

●取り組みの目標

年間20回以上の出前授業を目標として、実施する。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.iwakuni.ac.jp/co...

産官学連携？

●取り組みの内容

「岩国子育て支援ネットワーク（Iwatan子育て愛ねっとアカデミー）」の設立
平成23年度より、本学幼児教育科は、岩国幼稚園協会、岩国市保育協会、独立行政法人国立病院機構岩国医療センター、岩国市保健センターと連携し、「岩国子育て支援ネットワーク（Iwatan子育て愛ねっとアカデミー）」を設立し、保育・食育・健康の領域を中心とした学生参加の子育て支援事業を展開している。
　主な事業内容は次の通りである。
○「Iwatan親子広場」の開催（年6回）
○「保育者対象研修会」の開催（年2回）
○「Iwatan親子フェスタ」の実施（年1回）
 

●取り組みの目標

産学官の連携事業により、「地域に信頼される短期大学」をめざす。
　 第14回「Iwatan親子フェスタ」の実施
　　　○期日：令和７年3月9日（日）
　　　○テーマ：「〜夢ひろがる家族と地域の絆　親子が楽しむ遊びの空間＆国際交流〜」
　※　本年度、第14回となるフェスタの開催に向けて、岩国子育て支援ネットワークの５つの機関と
　　連携を図りながら、準備を進めている。

詳細リンク（外部サイトへ）

http://www.iwakuni.ac.jp/ine...

地域連携？

●取り組みの内容

地域に信頼される短期大学をめざして
　○学生ボランティア活動の推奨
　　学生ボランティアを推奨するために、地域に貢献するボランティアをした学生には、学位記授与式において「宮川澳男賞」「地域貢献奨励賞」受賞者として学長表彰する。
　○「岩国子育て支援ネットワーク（Iwatan子育て愛ねっとアカデミー）」による事業展開
　　　※（「産官学連携」参照）
　○近隣駅の美化の協力
　　JR岩国駅の美化のために、学生製作の「壁面装飾」の掲示、季節の花のプランターを設置する。
　○岩国市、岩国商工会議所との連携協定締結
　　岩国市長客員教授による特別講義の実施
　　保育者対象研修会の共同開催

●取り組みの目標

地域に信頼される短期大学および、課題を共有した取組内容の実践をめざす。
学生のボランティア活動に力を入れ、保育者としての目的意識を明確にし、保育実践力や就業力の向上を図る。

生涯教育

科目等履修制度？

●取り組みの内容

幼児教育科で開講している全ての科目に関して、科目等履修生を受け入れている。

社会人教育？

●取り組みの内容

　本学では以前から入学生として社会人を受け入れており、社会人教育には実績があるが、平成22年度より、山口県立東部高等産業技術学校（以下、東部校）からの委託を受けて、保育士資格取得を目的とする社会人を、毎年10名程度受け入れている。
　東部校生及び社会人学生については、学習・生活両面にわたり、教職員が連携して支援にあたっている。
 

生涯学習？

●取り組みの内容

地域における高等教育機関としての大学と生涯教育の提供
―高度情報社会における学習の場の保証と地域の発展―

生涯学習公開講座開設
岩国短期大学生涯学習公開講座を岩国市教育委員会と共催で一年間の前期と後期に分けて開講している。
令和５年度は、前期４講座（声楽・英会話・絵画・ピアノ）、後期２講座（ピアノ）を実施した。
令和６年度は、前期３講座（声楽・アメリカ文化・ピアノ）、今後、後期も実施する予定である。

●取り組みの目標

• 多くの市民の参加を確保する。
• 開講講座がシリーズとして深い内容として継続すること。
• リベラルアーツの内容を持つ講座を目指し、全人教育に寄与することを目標としている。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.iwakuni.ac.jp/ex...

社会貢献

ボランティア活動？

●取り組みの内容

学生の学外ボランティア活動について
　地域交流センターにて、外部からのボランティア依頼相談を受けた後、検討会議を経て、ボランティア活動を承認し実施する。
　平成25年度から岩国警察署と連携して、本学に防犯ボランティア〔名称　PFI(Pease Keeping Iwatan)〕を組織し地域の安心・安全への呼びかけをはじめとして、自転車置き場での施錠啓発、近隣の幼稚園での防犯意識高揚のための演劇に参加する等の貢献をした。
　令和５年度においては、近隣地域・学校での行事２６件、延べ人数９７名が参加した。

●取り組みの目標

本学の教育理念である「地域に生きていく働く人材の養成」のもと、ボランティア活動などの地域貢献を通して敬愛の精神の錬成を図る。
平成28年度から、学校行事や近隣地域での参加行事に、計画的に1年生は年間１回以上のボランティア活動に参加し、さらに平成30年度からは2回以上の参加をすすめている。

 
 

●取り組みについての検証と評価

地域に貢献する目的のボランティア活動に数多く参加した学生に、学位授与式において地域貢献奨励賞、さらに多くの活動に参加した学生２名には、本学創立者である宮川澳男賞に由来する秀でた学生として表彰している。

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『飛び入学・早期卒業・長期履修』とは？
より効果的な教育を行うことなどを目的として、通常よりも早い大学への入学や卒業を許可したり、通常の修業期間（大学であれば４年）よりも長い修業期間の制度を作る取り組み。
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『学校間連携』とは？
主に高等教育機関（大学、短期大学、高等専門学校、専門学校など）同士がより良い教育や充実した研究活動をすることを目的に連携協力する取り組み。

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『高大連携プログラム』とは？
高校と大学の協力により、高校生が大学の学びを体感し、学びに対する意欲を向上させるため、大学の授業への参加や、大学教員の高校での出張講義などの教育プログラムを行う取り組み。
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『産官学連携』とは？
大学や短期大学が、産（産業界・民間企業等）、官（政府・地方公共団体等）、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。

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『地域連携』とは？
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。

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『科目等履修制度』とは？
社会人などのその学校や学部などには在籍していない者に対し、特定の授業科目の履修を認め、正規の学生と同様に授業や試験を行い、単位を授与する制度。
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『社会人教育』とは？
社会人を対象とした新たな知識や技術の修得や学び直しに対して、カリキュラムや授業の配慮をするなど学びを支援し、推進することで大学を活性化させることを目的とした取り組み。

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『生涯学習』とは？
人が生涯にわたり学びや学習の活動を続けていく生涯学習について、大学や短期大学が学びの場や機会を提供するなどの取り組み。

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『ボランティア活動』とは？
学生が自発的に行うボランティア活動に対して、大学や短期大学が活動の支援や単位認定などをすることにより、学生生活が活性化することを目的とした取り組み。