保健医療学分野の医療で高度な専門職業人を養成し、保健医療学の分野について豊かな学識を養い、専門的で、先端的かつ独創的な高度な研究活動を自立して行える能力を高め、保健医療学の発展を促進し、国内外への研究成果を発信できる教育・研究者を育成します。また、社会に貢献する医療人を輩出し蓄積してきた昭和大学の医学・医療の実践と研究の知を礎にして、社会の変遷に伴う、人々の保健医療への多様な要請に応え、その健康・QOLの維持・向上に寄与することを使命としています。
本保健医療学研究科における保健医療学とは、現代社会で生じる健康問題とその多面的要因を研究し、実行可能な対策を考える医療の一分野で、あらゆる健康レベルに関する生活機能とその生涯を取り扱う学問であり、健康保持・増進、疾病や障害の予防、生活機能の回復にかかわる教育・研究を行う分野であると定義しています。また健康の概念が「健康とは病気ではないこと」のみならず、「病気であっても積極的な健康への取り組み」も含むよう変化してきてます。そこで「健康」について科学的に教育・研究し、健康維持増進に貢献することを目指しています。