ディプロマポリシー

　本研究科の教育課程を通して豊かな学識を養い、所定の単位を修得し、学位審査基準による修士論文の審査に合格し、研究に対する基本的な知識と技術を身に着け、高い倫理観を有していると評価できる学生に「修士（薬科学）」の学位を授与します。

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カリキュラムポリシー

「総合薬科学専攻」修士課程において学生は、それぞれの研究分野に所属し、教育と研究指導を受けることとしており、豊かな学識を養うために、次のような方針でカリキュラムを編成し、実施しています。
1．幅広い知識を吸収・育成することを目的とした講義科目を配置する。
2．プレゼンテーションについて学び、自らも演者を務める演習科目を配置する。
3．問題解決能力を育成するため、課題研究を配置する。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

　修士課程の教育は、研究分野を中心に行われており、課程を修了するためには、講義10単位以上、課題演習6単位、課題研究14単位の合計30単位位以上の修得が必要です。
　課題演習（研究分野におけるセミナー）、課題研究（修士論文を作成するための実験や文献調査等）については、所属する各研究分野において、入学時から継続的に実施されます。

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教育方法

アクティブラーニング？

●取り組みの内容

　大学院教育においては演習（セミナー）を必修としており、各研究分野において周期的に開催されている。演習（セミナー）は、一定のテーマに沿って発表、質疑応答及びグループディスカッションにより行われ、各学生が積極的に自分の意見を述べることにより、発表力や思考力の育成の一助となっています。

少人数教育？

●取り組みの内容

　修士課程は入学定員が16名であり、それらの学生が各研究分野に分かれて所属しているため、講義・演習・研究ともすべて少人数で実施されている。

学びの支援

卒後調査の活用？

●取り組みの内容

本学では内定者情報を就職先ごとに取りまとめ、就職活動における企業へのＯＢ・ＯＧ訪問や就職試験の情報収集、キャリア教育の一環としての就職ガイダンスでの講演依頼などに利用している。
また、定期的に刊行される同窓会会員名簿も同様に活用している。

●取り組みの目標

薬学の単科大学である本学は、社会に出て薬学分野で活躍する卒業生が多い。就職志望先企業のＯＢ・ＯＧ訪問等で就職活動に利用するだけでなく、キャリア教育の一環として卒業生を調査集計し公表することで、学生に将来を思い描くためのモデルケースとして提示していく必要がある。
また、離職率等が集計できるため、学生の進路選択のための有用なデータとして利用できる。

●取り組みについての検証と評価

調査データは薬学分野で活躍するＯＢ・ＯＧを呼んでの就職ガイダンスや、大学案内の取材記事などで学生へのキャリア教育に有効利用されている。しかし、内定者情報は離職者のデータが反映されないため、年々データが陳腐化する恐れがある。また同窓会会員名簿についても全員を網羅することは難しい。個人情報保護の問題もあり、完全なデータとすることは困難であるが、協力しデータを整備していく必要がある。

TA・RA・SA・メンターの活用？

●取り組みの内容

　修士課程在籍者のうち希望し、審査に通った学生をＴＡとして採用している。
　ＴＡには修士課程の学生のほとんどがエントリーしており、講義や実習の補助者として活用している。

●取り組みについての検証と評価

　ＴＡ、ＲＡ及びＳＡは、ただ講義や実習を補助するのではなく、教える立場になり取り組むことによって、今まで学修してきた知識をより確かなものにする効果も期待できる。

インターンシップ？

●取り組みの内容

本学ではインターンシップを、学生が企業で行う実務を体験することで、就職についての基本的な考え方や業界研究、各企業の各種情報等を学ぶ機会ととらえ、今後の学習に対するモチベーションを高めるとともに、進路選択のミスマッチをなくすために重要と考えている。そのため、各企業からもたらされたインターンシップの情報を適宜学生に提供している。

●取り組みの目標

学生が自分の希望に添ったインターンシップを選択できるよう、情報を整理し、容易にアクセスできる方策を構築する。
 

キャリア教育？

●取り組みの内容

学生へのキャリア教育として、就職ガイダンス・セミナー、企業説明会等を実施している。
ガイダンス・セミナーでは業界・職種研究、自己分析や適性検査の実施、エントリーシートの書き方やビジネスマナー、面接やグループディスカッション対策など、進路選択から実際の就職活動まで役立つ知識を修得できるようにしている。
企業説明会では、製薬、化学メーカーやＣＲＯ・ＳＭＯ、公務員、病院、調剤薬局、ドラッグストアといった本学で志望者が多い業界を中心に企業の方を呼んで大学内で企業・業界・職種の説明いただいている。
 

●取り組みの目標

キャリア教育の目標は、学生一人一人が社会的・職業的自立に向け，必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア意識を醸成することにある。そのために、業界研究や社会人としてのマナーを学ぶことや、自己分析や適正を知るガイダンスをを企画、周知し、学生の参加を促す。
 

●取り組みについての検証と評価

アンケート結果から、必要な情報の提供、指導は一定の成果を挙げているといえる。
学生が必要な情報を容易にアクセスしやすいように、対面だけでなく、コンテンツの動画提供、外部のセミナーの情報提供にも取り組みたい。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『アクティブラーニング』とは？
一方的に講義を聴くスタイルの授業ではなく、学生が積極的に学修に参加することを取り入れ、能動的（アクティブ）な学びを促すことで、知識をしっかり定着させることを目的とした学習方法。
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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。

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『卒後調査の活用』とは？
卒業生を対象に、就職や進学などの状況や、学修成果の活用状況など、大学での学びの充実度などを調査し、その結果を教育方法やプログラムの改善などに活用する取り組み。
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『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
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『インターンシップ』とは？
自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験や社会貢献活動に参加する制度を授業やカリキュラムに取り込むことで、学生が学問や研究分野への理解をより深めるための取り組み。
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『キャリア教育』とは？
大学や短期大学の学修プログラムの一環として、カリキュラムに社会人・職業人として必要な能力などを身に付けるための科目等を組み入れ、学生のキャリア形成計画や目標設定を支援する教育。
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