ディプロマポリシー

生命医科学の臨床検査技師教育プログラム、臨床工学技士教育プログラム、ダブルライセンス教育プログラムでは、本学の課程を修め、それぞれ125単位、125単位、179の単位修得と必修等の条件を満たすこととします。医療専門職たる臨床検査技師、臨床工学技士、ならびに細胞検査士、ME技術者、さらに生命医科学者として活躍できうる実践力、専門的知識と技術、高度な倫理観、自己実現意欲と能力、リーダーシップ等、下記の力を身に付けた人に対して学位を授与します。

1. 自律的行動力
2. 問題発見・解決能力
3. 対象者を支援する汎用的能力
4. 専門的知識・技能の活用力
5. コミュニケーション能力
6. チームワークとリーダーシップ
7. 人間力
8. プレゼンテーション能力
9. 自己研鑽と自己実現意欲

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カリキュラムポリシー

本学科は、建学の理念および卒業判定・学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）に掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と教育方法を取り入れた授業を実施します。また、ディプロマ・ポリシーを基盤とした教育評価（アセスメント）を行います。
本学科では、卒業時に臨床検査技師、細胞検査士、臨床工学技士、ME技術者、さらに臨床検査技師と臨床工学技士の2つの国家試験受験資格を同時に取得する教育プログラム（カリキュラム）を配置しています。本学科独自のカリキュラムでそれぞれの専門知識・技術を持ち合せた医療技術者として、さらにチーム医療の一員として質の高い医療を提供するための実践的なスキルを身につけます。4年間の教育の中で各専門職の高度な知識・技術を学ぶだけでなく、それぞれの専門性の違いや連携について、また、それらを効果的に結びつけるスキルや手法を学ぶことで、より幅広い業務に対応できる医療技術者の育成を目指します。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

専門基礎科目から専門教育科目を段階的かつ体系的に学習することで、臨床検査技師、細胞検査士、臨床工学技士として必要な専門的な知識と技術を着実に身につけ、高度先端医療に即応できる教育体制となっています。

●取り組みの目標

医療に必要な知識・技術の伝授のみならず、自ら考え行動する能力を引き出し、学生の夢が最大限にかなう教育を実践しています。

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教育方法

アクティブラーニング？

●取り組みの内容

主体的な学びの能力を高めるため、実習を含む専門教育科目において、スモールグループディスカッションをとりいれ、議論した内容をプレゼンテーションする等のアクティブラーニングを取り入れた教育方法を導入しています。

少人数教育？

●取り組みの内容

各種専門教育科目において、少人数グループによるグループワークを実践しています。

学びの支援

中途退学防止？

●取り組みの内容

学年ごとに複数のチューターを配置し、個々の学生の出席状況や成績等をこまめにチェックし、問題のありそうな学生については、学科会議やウェブメールを用いて学科教員全体で共有しています。早期に学生の状況を把握することによって、学生とコミュニケーションを図り、問題点を抽出してできるだけ解決することによって、退学防止に努めています。また、保護者懇談会を活用して保護者とも学生の状況を共有し、できる限りの善後策を提示することで、成績向上や学生生活の充実を図っています。

入学前教育？

●取り組みの内容

特に推薦入試やAO入試で入学してきた学生に、高校の理科や数学の練習問題を解いてもらい、入試後から大学入学までの空白期間を作らないようにし、学習習慣の維持・構築を図っています。また、基礎的な読解力や表現力アップのために、臨床検査技師、細胞検査士、あるいは臨床工学技士の仕事内容に関する本を読んで読書感想文を提出させ、将来の自分を想像することによってモチベーションアップを図っています。

学生アンケートの活用？

●取り組みの内容

大学で行われている学生アンケートを利用し、個々の教員が自分の担当している講義に関してフィードバックを受けることで、授業の改善に役立てています。

キャリア教育？

●取り組みの内容

大学教育の中で知識や技能を身につけ、自己の個性を理解し、将来社会に貢献できる有望な人材として成長するための基礎的な能力を養うことを目的とし、以下の6つのテーマについて、スモールグループディスカッション（SGD）及びアクティブラーニング（AL）型で授業を進めています。(1) 「はたらく」意味を考える。(2) 「キャリア」について考える。(3) 「自分の轍」を考える。(4) 「社会が求めていること」を考える。(5) 「未来のはたらきかた」を考える。(6) 「職業」を考える。

資格取得（国家資格受験資格）？

●取り組みの内容

4年次より、臨床検査技師、細胞検査士、臨床工学技士の国家試験対策を実施しています。また、3回〜7回程度の全国で行われている模擬試験を取り入れ、自分の全国的な順位が把握できるようにしています。

学修についての評価

外部テストの活用？

●取り組みの内容

模擬試験では、外部テストを活用しています。

学修ルーブリック？

●取り組みの内容

卒業研究においてルーブリック評価を取り入れ、学習到達度を見える化し、客観的に評価できるようにしています。

GPAの活用？

●取り組みの内容

GPAの意味を学生や保護者と共有し、学生個人個人が学修レベルの把握に努め、基礎科目や専門科目の理解度アップのみならず、国家試験へのモチベーションを高めさせています。

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

学科内規定により、各学年の単位未修得数を考慮し、学科会議で進級判定を行い、厳格な成績評価を実施しています。

学修成果のフィードバック？

●取り組みの内容

年2回以上、チューターと学生の面談を行い、学修成果についてフィードバックを行い、今後の改善策について一緒に考えています。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『アクティブラーニング』とは？
一方的に講義を聴くスタイルの授業ではなく、学生が積極的に学修に参加することを取り入れ、能動的（アクティブ）な学びを促すことで、知識をしっかり定着させることを目的とした学習方法。
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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。

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『中途退学防止』とは？
学びに対する意欲の減少などを理由に修業期間の途中で学校を退学しようとする学生に対して、学びのサポートを行うことで、教育の問題解決を図り、学びの環境を改善し、中途退学を防ぐ取り組み。

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『入学前教育』とは？
入学予定者（主にＡＯ入試や各種推薦入試などで、早期に入学が決定した入学予定者）に対して、入学後の学びの準備や学習意欲の維持などのために、入学前に行う教育。
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『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。

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『キャリア教育』とは？
大学や短期大学の学修プログラムの一環として、カリキュラムに社会人・職業人として必要な能力などを身に付けるための科目等を組み入れ、学生のキャリア形成計画や目標設定を支援する教育。
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『資格取得（国家資格受験資格）』とは？
カリキュラムの整備や授業内容の工夫などを行い、学生が正課の授業を受けることで国家資格試験を受験し、合格することを目的に支援する取り組み。

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『外部テストの活用』とは？
ＴＯＥＩＣやＴＯＥＦＬといった学校の外部で行われているテストを、大学や短期大学の入試や単位認定などに活用する取り組み。

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『学修ルーブリック』とは？
表の縦軸に「学習目標」や「何を学習するのか」、横軸に「学生が到達しているレベルを示す特徴を記述した文言」を置いて、学生の学習成果を評価する方法を利用した取り組み。
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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。

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『学修成果のフィードバック』とは？
授業や講義などを通して学生が学んだ知識や技術、成績などの「学修成果」を活用し、学生の学びの振り返りを促すことで、学びの定着を図ることを目的とした取り組み。