●取り組みの内容
本学では、学力・人物ともに優秀かつ健康でありながら、経済的理由により学業の継続が困難な学生に対して、大学独自の学内奨学金(給付制)を設けています。このほか、独立行政法人日本学生支援機構および各種団体の奨学金制度を取り扱っています。多くの学生がこれらの制度を活用することで、より充実した学生生活を送っています。
また、家計支持者の失職・死亡、住居の罹災等の理由により家計が急変し、緊急に奨学金が必要になった場合に随時申し込むことができる日本学生支援機構の緊急・応急奨学金の取扱いや審査を経て学費の半額を減免する学費減免制度を設けているほか、国の教育ローンや大学が金融機関と独自に提携している教育ローンの紹介等、緊急時の経済的支援体制を整えています。
このほか、大学院生の研究活動を奨励する研究活動奨励金制度や、緊急に小額の出費が必要となったときに無利子・無担保で貸付を行う学生貸付金、学生を対象にしたアルバイト紹介など、学生の経済的支援を多方面から行っています。
●取り組みの内容
学業進路、人間関係、クラブ活動など日頃の学生生活や家庭での悩み相談、また精神疾患や発達障害をもつ学生への支援や心のケアなどを中心に学生相談を実施しています。臨床心理士であるカウンセラーや学生課職員をはじめ、学生担当委員である教員、学生が普段関わることの多い部署の職員など、その時々のケースによって臨機応変に対応しています。
大宮キャンパスでは、2009年に新学生相談室を開設し、同時期に学生が一人で居られるフリースペースとして「リラックスルーム」を開室し現在に至っています。開室は、月〜金の週5日、5人のカウンセラーが毎日2人体制で対応しています。
梅田キャンパスの開室は、月・水・木の週3日。3人のカウンセラーが対応しています。枚方キャンパスの開室は、月〜金の週5日。3人のカウンセラーが対応しています。
また、学生や保護者、教職員向けにそれぞれ、学生相談や心身のケアに関するリーフレットを発行しています。
●取り組みの内容
3年に1回、「学生生活実態調査」を実施しています。
学生番号による系統無作為抽出で選ばれた学生(500名程度)に無記名式の調査協力を依頼しています。調査の内容としては、学生の意識や生活実態等に関する質問項目を中心に構成しています。
●取り組みの内容
研究室や学科の枠を超え、さまざまな専門分野で学ぶ学生が数多くのプロジェクト活動(ロボット、人力飛行機、ソーラーカー、学生フォーミュラ、電気電子系ものづくり、ロボカップ@ホームリーグ、サイエンスアラカルトエコール、知財PR隊、川上村での取組、デジタル教材開発、コンピュータ設計等)に取り組んでいます。これらの多くは正課の授業科目以外でそれぞれの到達目標に向かって活動するPBL(Project Based Learning)です。
学生の文化意識の向上、体育の振興および人格形成を図り、大学の教育の一端を担い、大学の発展に寄与することを目的として、文化会クラブ42団体、体育会クラブ39団体、その他のクラブ7団体が活動しています。
文化会クラブは、研究のための現地調査、各種大会への参加、ボランティア活動や演奏会・ライブの開催などを主な活動としています。体育会クラブは、リーグ戦や競技大会などに参戦し、上位リーグへの昇格、入賞を目指し、他大学のクラブ団体との対戦によって技量を磨き、交流を深めるために日々切磋琢磨しています。大学の恒例行事である学園祭の運営のために活動するクラブや、国際交流を図るクラブ、他のクラブと学校行事のサポートをするクラブも存在し、大学全体を盛り上げるために活動しています。また、各クラブ団体は、地域の行事にも積極的に参加し、連携を密にとり、大学を代表して地域への貢献に努めています。