外国人留学生受入

外国人留学生受入？

●取り組みの内容

　学生としての在留資格を取得し、入学を希望する者に対して、独自の選考によって本学への入学を許可する入試制度があります。これは、日本国内にすでに居住している場合ですが、このほかに、台湾・桃園市の開南大学から、年間２名の交換留学生を受けて入れています。交換留学制度ですので、学費は免除されます。原則１年の在学で、履修した科目は、それぞれの大学で卒業単位として認定されます。
　大学の組織としては、留学生の大学生活の充実を図り支援するために留学生支援室が設置されています。同支援室は、学生組織の異文化交流サークルと連携して活動しています。同サークルに所属する日本人学生は、「スチューデント・アシスタント」と呼ばれ、留学生のキャンパス・ライフを助けています。キャンパス内だけでなく、ハイキング、お花見、博物館・美術館の訪問、初詣などのイベントを企画し、お互いの親交を深めています。また、厚木市の団体が主催する「インターナショナル・ティー・サロン」などの交流会にも、留学生を伴って積極的に参加しています。

連携活動

学校間連携？

●取り組みの内容

　本学は、「首都圏西部単位互換協定会」参加しています。この制度により首都圏西部の20程の大学で協定を結び、各大学の学生は自分の所属する大学の枠を超えて、相互に他大学のキャンパスに赴き、特色のある授業を履修することができます。そこで修得した単位は、学生の所属する大学（本学）の卒業資格にかかわる単位として認定されます。
　本学の学生は、協定会に加盟する他大学が提供する科目や協定会の共同授業を自由に履修し単位を修得することができます。自宅から近い大学のキャンパスの授業やe-ラーニングの授業を選択することもできます。
学生が、他大学の様々な特色あるユニークな授業に接することにより、自分の好きな分野の知識を広げ、教養を深め、幅広い視野を獲得することを目標としています。また、自分の所属する大学以外のキャンパスライフを体験することをとおして、人的交流、世界観の拡大、学習意欲の向上が期待されます。

高大連携プログラム？

●取り組みの内容

　高大連携プログラムは、高校生が高校や大学の教室や実験室で学び、日頃より大学との間に学びの絆を強めることを目的としています。プログラムは、高等学校生徒の能力・適性・興味・関心・進路等が多様化している実態を踏まえ、学習意欲を高め、主体的、創造的な学習態度の育成に資するとともに、学修機会の拡大を図る観点から、高校では学べない高等教育の一端に触れることによって、授業を受けるという学習方法から学問を自ら探求するという世界を体験することです。日本文化コミュニケーション学科をはじめ、本学では大学近隣の高等学校への出張授業を行っています。
　また、運動クラブでは、高等学校との夏季合同合宿を実施しています。

地域連携？

●取り組みの内容

地元厚木市と、本学はじめ市内の他の４つの大学（神奈川工科大学、湘北短期大学、東京工芸大学、東京農業大学）に、平成20年に相互の連携・協働の促進を目的とした包括協定を締結しています。この協定に基づいた事業の一つ、あつぎ協働大学は、市民の生涯学習の場であると共に、将来の厚木のまちづくりに積極的に関わる人材育成の場となっています。
また、本学は、神奈川県内で観光系の学部学科を持つその他３つの大学（東海大学、文教大学、横浜商科大学）及び神奈川県観光課と協働で平成22年に設立されたかながわ観光大学推進協議会に参画しています。協議会の事業の一つ、観光分野の人材育成、観光まちづくりに関わる「かながわ移動観光大学」研修事業を、22年度厚木市、23年度及び24年度座間市、25年度相模原市で、本学が事務局となり開催してきました。
 

生涯教育

生涯学習？

●取り組みの内容

　厚木市と市内にある5つの大学（松蔭大学、神奈川工科大学、湘北短期大学、東京工芸大学、東京農業大学） が平成20年に締結した包括協定を活用して、さまざまな内容の講座を開催し、市民の皆様に学習する機会を提供しています。いろいろな教養を身につけたい、知識の幅を広げたい、いつまでも勉強したいという市民の皆様の要望にお応えすることを目標として毎年秋にステーションキャンパスで開講しています。

社会貢献

ボランティア活動？

●取り組みの内容

　校是「知行合一」の理念のもと、学生たちは、ボランティア活動にも熱心に取り組んでいます。また、事務局学生センターでは、学校に寄せられるボランティアに関する情報を掲示し、学生の相談にものっています。
　また、「開かれた大学」の取り組みとして、教員と学生が地域のまちづくり活動に参加する一環としての活動が、本学のボランティア活動の大きな特徴です。その１つ、厚木市の隣町愛川町の中津川河川敷での、国の絶滅危惧種に指定されているカワラノギク保全活動は、教員と学生が、地元の他のボランティアの方々と交流しながら、炎天下で草むしりをこなしています。この活動が、種取りから始まって、開花イベントへと、１年間続けられる予定です。このような一見地味でしんどそうな活動ですが、学生たちは、地元の人たちがカワラノギクを大切にする思いに触れる中で、継続の力を感じています。
 

研究活動

多様な研究内容？

●取り組みの内容

　本学では、文化教育の研究を中心に行うべく、2008(平成20)年４月に大学の附属機関として文化教育研究所を発足させました。文化教育の研究は、本学３学部(「経営文化学部」「異文化コミュニケーション学部」「観光文化学部」)が「文化」を共通理念とし、大学にとって重視すべき研究課題と考えたからです。文化教育研究所は５つのセンターから構成されています。３学部に呼応した経営文化、異文化、観光文化の３センターと、情報化社会に対応した情報文化、校是の淵源である吉田松陰教育の２センターからなっています。研究には全学の教員が参加し、各専門分野から「文化」に対しアプローチを行い、その研究成果を共有にするととともに、学生の教育に生かしています。具体的には４つの形態をとって文化教育研究を進めています。第１は「月例研究会」、第２は「松蔭大学紀要」、第３は「研究年報」、第４は地域社会への貢献活動です。このように教員の知的好奇心・探究心に基づく多種多様な文化研究を推進し、独創的・先端的な研究を行っています。

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『外国人留学生受入』とは？
国際交流の活性化や教育の活性化を図ることを目的として、制度的に海外からの留学生を日本の大学・短期大学等に受け入れる取り組み。

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『学校間連携』とは？
主に高等教育機関（大学、短期大学、高等専門学校、専門学校など）同士がより良い教育や充実した研究活動をすることを目的に連携協力する取り組み。

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『高大連携プログラム』とは？
高校と大学の協力により、高校生が大学の学びを体感し、学びに対する意欲を向上させるため、大学の授業への参加や、大学教員の高校での出張講義などの教育プログラムを行う取り組み。
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『地域連携』とは？
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。

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『生涯学習』とは？
人が生涯にわたり学びや学習の活動を続けていく生涯学習について、大学や短期大学が学びの場や機会を提供するなどの取り組み。

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『ボランティア活動』とは？
学生が自発的に行うボランティア活動に対して、大学や短期大学が活動の支援や単位認定などをすることにより、学生生活が活性化することを目的とした取り組み。

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『多様な研究内容』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、大学が行っている様々な研究活動についての取り組み。