留学支援

海外留学、スタディ・アブロード？

●取り組みの内容

本学では開学2年目から、1〜3年次生の希望者を対象に、1週間程度の短期海外医療研修を実施してきた。現在は、ハワイ大学及びグリフィス大学（オーストラリア）との連携で6泊8日間の研修を実施している。現地プログラムは、ハワイ大学歯科衛生・看護学部と本学とで協働開発し、同大学および関連施設において研修を実施している。研修のスタイルとしては、全員を対象とした講義などの座学に加え、高度なシミュレーション機器などを使用した演習形式の授業や、病院見学、フィールドトリップ形式の学修などを取り入れて、積極的な参加型の研修となっている。医療に関する専門的研修に加え、現地学生やスタッフとの交流を通じて、異文化交流を体験できるようになっている。現地研修に先だって、出発前の4ヵ月くらいの間に学内で事前研修も行い、また、帰国後には、学生による研修報告会開催や報告書の作成を通じて、短期の現地研修での学びをより深いものとする取り組みを行っている。

●取り組みの目標

本学の建学の精神及び教育目標に基づき国際的通用性の高い教育・研究を組織的に推進するため「国際交流に関する基本方針」を定めており、次のとおり、学生に係る海外派遣を積極的に推進するとともに、海外派遣プログラムの充実を図ることとしている。
・在学中に海外の医療の実際について現場で学ぶ機会を学生に提供することによって、今後の医療で要求される国際性の高い人材を育成する。
・海外の医療の在り方、医療教育の在り方を学び知見を広げると同時に、日本における自己の現在の学びを振り返る機会を提供して、今後の学修に役立てる。
・海外を知ることによって、日本の医療についてさらに深く考える機会を提供する。
・異文化に触れることにより、自己の世界を広げ、より柔軟で間口の広い人間へと成長するきっかけをつかむ。

●取り組みについての検証と評価

この海外医療研修プログラムは、研修終盤に、研修先のハワイ大学担当者と本学引率者の間で、評価のためのミーティングを行い、次年度における改善点などを討議している。また、帰国後には引率者からの報告に基づいて、国際交流委員会で検証と評価を行っている。さらに、参加した学生に対しても内容評価のためのアンケートを実施している。帰国後、回収されたアンケート内容を集計して、全体的内容の適切性、質、学生の学びのレベルなどを評価し、同時に、領域別に学生がこの研修をどのように受け止めたかを分析評価している。その結果を次年度の研修内容充実に役立てている。

●取り組みを通した学生の成績評価

現段階では、単位取得を目的としたプログラムではないので、本スタディ・アブロードでの学修は成績評価の対象とはしていない。

外国人教員

職別

非常勤講師3名が在職中である。

連携活動

産官学連携？

●取り組みの内容

平成24年度をスタートとする本学の中期目標・計画においては「教育研究費の充実を図るため、科学研究費補助金・各種団体の研究助成金・受託研究費・奨学寄附金等外部資金の積極的な確保を図る」こととしており産官学連携には積極的に取り組むこととしている。本学の産官学連携の情報についてはhttps://www.thcu.ac.jp/about/pdf/disclosure/10/sankangaku.pdfをご覧ください。

●取り組みの目標

本学の建学の精神及び教育理念・目的に基づき「科学技術に基づく正確な医療保健の学問的教育・研究及び臨床活動を通じて学際的・国際的視点から医療保健学を伝授し臨床現場における卓越した実践能力及び研究・教育・管理能力を有する高度専門職業人の育成を図る」こととしている。また、教育研究費の充実を図るため、科学研究費補助金・各種団体の研究助成金・受託研究費・奨学寄附金等外部資金の積極的な確保を図ることとしている。

●取り組みについての検証と評価

産官学連携に関する取り組みについては毎年度、自己点検・評価報告書に明記しており、理事会・評議員会の審議・承認を経た後ホームページに公表している。

地域連携？

●取り組みの内容

1．本学の教育・研究に係る成果を基にした社会へのサービス活動及び社会貢献の一環として、地元の区等との連携・協力により医療・健康・保健をテーマとした公開講座を積極的に開催する。
2．社会貢献・社会活動に関する意識の涵養を図り地域社会との交流を深めるため、医療等に関わるボランティア活動及び地元の行事等に参加して地域との交流を深める活動等への積極的な参加を推進する。
3．教育・研究の充実・発展を図るため、産・学・官等との共同研究及び受託研究を積極的に推進するとともに、その成果を社会に公表する。
4．本学の教育・研究の活動状況等について、ウェブサイト等による情報公開を積極的に推進するとともに、社会からの意見・要望等を真摯に受け止め適切な措置を講ずることとする。
5．地域社会に開かれた大学として大学の施設の開放及び図書館利用の拡充に努める。
6．本学は、医療・健康・保健面において地域を指向した教育研究活動を推進するとともに、地域コミュニティの中核的存在としての機能強化を図る等、医療系の大学として社会の活性化に資する役割を担う。

研究活動

研究施設・設備の充実？

●取り組みの内容

教育施設・設備の整備と一体で行っている。

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『海外留学、スタディ・アブロード』とは？
日本の学生が海外の学校で学ぶときに、短期間のプログラムから１学期や１年間以上の長期プログラムの留学制度を設定するなどして、大学等として留学を支援する取り組み。

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『産官学連携』とは？
大学や短期大学が、産（産業界・民間企業等）、官（政府・地方公共団体等）、あるいはその二者と連携することで、効果的な研究や教育などを行う取り組み。

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『地域連携』とは？
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。

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『研究施設・設備の充実』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、研究活動の推進のために建物などの研究施設を建てたり、研究機器などの設備を整備したりする取り組み。