本学大学院経済学研究科博士後期課程においては、入学前に経済学に関する専門知識（修士課程修了程度）を有し、以下のいずれかに興味・関心を持つ方を受け入れます。
 

1. 経済学に関する高度な専門知識を身につけ、エコノミストとして社会に貢献し、活躍したいと考えている方。
2. 経済学の研究者を目指す方で、研究を遂行するのに十分な知識と能力を身につけるための努力を惜しまない熱意のある方。

 
なお、入学者選抜については、博士後期課程における研究が滞りなく遂行できるかどうかを確認するために筆記試験や修士論文の審査を行い、上記1または2に関する興味・関心等を確認するために面接試験を実施します。
 

本学・他大学を問わず大学院修士課程（博士前期課程）の修了者及び修了見込者であれば受験できます。

　今や過去に増して高度な学問的専門知識とグローバルな観点からの判断力を持つ職業人が求められる時代です。そのため、本研究科の博士後期課程プログラムでは、学術研究の深化を目標に研究者を目指す人や高度な専門知識を身につけエコノミストとして社会に貢献・活躍したい人のために、カリキュラムを「経済理論・経済史分野」、「地域・開発政策分野」に大別して編成しています。研究指導演習として、マクロ経済動学の手法を用いて人的・物的資本蓄積と長期的成長との関連を理論的・実証的な分析を進める「マクロ経済学研究指導演習」、限定合理性のもとでの進化動学の理論分析と経済・社会現象への応用を目指す「ミクロ経済学研究指導演習」、18世紀スコットランド啓蒙思想の中から、いかにして経済学が形成されたかを学ぶ「社会思想史研究指導演習」があります。講義として「西洋経済史研究指導」、「地方財政論研究指導」等の科目があり、多様で質の高い学術研究の場を提供しています。学問を志す勤勉な院生にとっては絶好の機会です。　　

大学院設置基準第14条の教育方法の特例を導入し、社会人・有職者が受講しやすいよう、カリキュラムの編成をはかっています。
・平日夜間
・土曜日
・特定の時間・時期（集中講義等）