・大村智記念研究所・大学院感染制御科学府棟2階の共有機器室には、NMR、共焦点レーザー顕微鏡、DNAシーケンサーなど最先端の研究機器が備えられており、それらを使用することができます。

・大村ホール前に「オンコセルカ症の大人を子供が杖で導く像」があります。エバーメクチン発見25周年を記念して、ブルキナファソに建てられている像を現地の芸術家が再現して制作したものです。同じ像が世界保健機関（ＷＨＯ）本部の玄関前にも設置されています。

・感染制御科学府は、従来の大学における学部から大学院研究科までの縦型の教育研究組織に対して、「研究部」である大村智記念研究所と「教育部」である本学府を分離した横型の組織の一部として教育を行い、教員の多くが両部門の教員を併任している点に特徴があります。
　「研究部」としての大村智記念研究所では、感染制御と関連する重要疾病の基盤研究、抗感染症薬の探索とその開発研究において、我が国の中核的役割を果たすべく、世界的視野に立った研究を推進しています。

・抗寄生虫薬イベルメクチンの発見と開発により2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智特別栄誉教授は、現在も大村智記念研究所・大学院感染制御科学府の研究・教育に携わり、教職員と学生たちを励まして下さっています。