本学は、平成19年にアジアで初めて国際サッカー連盟(FIFA)のメディカルセンター(Medical Centre of Excellence)として認定されました。これは、サッカーに関連した傷害の病因、予防、及び疫学研究を目的としてFIFAが設立した、F-MARC(FIFA Medical Assessment and Research Centre)の活動を世界に広げる拠点作りの一環としてなされたもので、以来本学では、サッカー選手に対する医学サポートシステムの確立(外傷の治療、発育期の栄養、メディカルチェックシステムの再構築、サッカー医学のネットワークシステムの構築、次世代へのサッカー医学教育)、臨床研究(身体的、心理的傷害予防プログラムの作成、人工芝と天然芝での障害及び暑熱障害に関する研究、プロサッカー選手の傷害の解析と予防、女子サッカー選手の身体的特徴と傷害に関する研究)、及び基礎研究(筋損傷の分子レベルでの研究、疲労骨折のバイオメカニクス研究)を通じて、サッカー医学の発展向上に努めています。