看護学部では1〜2年次には、学生6〜7人に対し1人の修学指導担当教員を付け、学修や学生生活上の問題に関する相談や助言を行う体制を取っています。また3〜4年次には、やはり少人数による卒業研究ゼミに配属することによって、きめ細かな卒業研究の指導や、国家試験受験・就職の支援を行うこととしています。
また看護学部では問題を発見し解決する能力や、生涯学び続ける態度を育てるため、学生の能動的な学修を重視する「アクティブラーニング(AL)」型の授業を推進しています。特に、少人数のグループを基に、提示された課題や症例から問題点を抽出し、学生が主体的に討議・学習を行って、問題への対応をまとめ、発表等を行う「問題にもとづく学習 (PBL: Problem Based Learning)」手法による授業を積極的に取り入れています。
こうした授業によって、学生が講義で得た知識を問題解決のために応用する能力、他人の意見を理解し、そこから学ぶコミュニケーション能力、問題解決の過程に主体的にかかわる態度、といったこれからの看護に欠くことのできない能力を育てることを目指しています。